玄米の栄養と白米の甘さの美味しいとこ取り。五分精米のお米生活を始めました

我が家のお米は西粟倉村・副村長が育てた「ヤマシタ米」(勝手にそう呼んでいます)。

つくり手の顔もつくり方も丸見えなお米を食べてます

西粟倉村に移り住んで4年経ちますが、ずーっと食べさせてもらっている西粟倉の源流育ちの美味しいお米です。

 

会社(工場)の隣の田んぼで育てているので、つくり手の顔もつくり方も全てが見える圧倒的な透明度。

おまけに田んぼから我が家まで徒歩5分の超産地直送&超地産地消。これぞ田舎の醍醐味ですね。

 

毎シーズン、仕事の行き帰りにふさふさと育っていく稲の様子を見るのが小さな楽しみでもあります。今年も春になり、田植えの準備が始まりました。

白米→七分精米→五分精米と精米率を下げてみました

玄米を無人コイン精米機で精米するのですが、最近は五分精米のお米を食べています。半づきとも言いますね。

白米→七分精米→五分精米と精米率を少しずつ下げながらお米生活の実験中。長らく七分精米を食べていたのですが、白米も七分精米も大差なかったので今回もう一段階下げてみました。

外食すれば必然的に10分精米の白米になってしまうので、自宅でお米を食べる時くらいは玄米に近いものを食べてみようという試みです。

 

ビタミンやらミネラルやら食物繊維やら脂質やら、白米よりも玄米の方が栄養価が高いという話は耳タコで聞くけれど、盲目的に「白米よりも玄米の方が健康に良い」と信じ込むのも気持ち悪いものです。理解よりも実感を大事にしたいのが信条

 

五分精米は玄米のヌカ層を半分取り除いたお米。胚芽もヌカも50%以上残っており、胚芽の栄養は、ほぼそのまま。

白米と玄米のちょうど中間なので、玄米ごはんの香りと白米の甘みが楽しめるようです。

 

さらに、五分精米の栄養素を白米と比較すると、ビタミンEは2倍以上、ビタミンB1は4倍以上、繊維質も約2倍含まれており、玄米より消化吸収が良く、食べやすくなるとのこと。

玄米の香りと白米の甘み。適度な歯ごたえも◎

食べてみると「五分精米なら全然余裕!ふつうに美味しい!」

五分精米だけあって、まさに玄米と白米の中間といった印象。

炊きたてはふわっと玄米のような香り。でも、白米よりも粒の歯ごたえはしっかりめ。歯ごたえのある食べ物が好きなので自分に合っているのかもしれません。冷えても粒が潰れてネチネチしないのも地味に気に入っています。

 

貰いモノの炊飯器で炊いているだけなので、水の量を変えてみたり、浸水時間を長くしてみたりと工夫しながら試行錯誤しています。塩を一摘み入れるなんて方法もあるらしい。

せっかく美味しいお米を食べられる環境にいるのだから、土鍋炊飯にも挑戦してみたいなと思ったのでした。

 

確かに身体には良さそうな気はするのだけど、今のところ実感がないのが寂しいところ。思い込みによるプラシーボ効果でも良い効果を感じられればいいのだけれど。お米生活実験は続く。