今回はThe Great Virtual Race Across Tennessee 1000K(GVRAT1000K)のレビューです。
GVRAT1000Kはインターネット上で世界中のランナーと共に米国テネシー州横断コース1,000kmを走るバーチャルレースです。
- 最近SNSで見かけるGVRAT1000Kって何?
- マラソンやトレランの大会が中止になってモチベーションが下がっている
- 日々のトレーニングを怠らず月間走行距離を稼ぎたい
2020年上半期(下半期も怪しいですが…)は新型コロナウイルスの影響で数え切れないほどのレースが中止になりました。
ハダは上半期に参加予定だったそうじゃ吉備路マラソン、鳥取マラソン、UTMF、隠岐の島ウルトラマラソン、那岐ピークスタフトレイルチャレンジと計5本が中止になってしまいました。
レースをモチベーションに日々走っているので気落ちも大きいですが、今年は力を付ける1年だと我慢してトレーニングに励んでいます。
GVRAT1000Kはバーチャルレースを楽しみながら月間走行距離を稼ぐためにエントリー。
ツイッター村のトレラン仲間、ネムネムさん @nemunemu_diet の投稿で知り、すぐさまポチりました。
- 2020年5月〜8月までの4ヶ月間で1,000km走破を目指すバーチャルレース
- 63.6ドル(6,800円)で参加可能、走行距離は自己申告制(ゆるいw)
- 完走者にはオリジナルメダル&Tシャツが付与
バーチャルと言えども初めての海外レース参加。
どんな完走Tシャツが届くのか楽しみにしながら、毎日記録しています。
ハダ
(あくまで自分が継続できればの話ですが)63.6ドル=6,800円を払うことで月間走行距離250km(4ヶ月で1,000km)を稼げるなら安い!
The Great Virtual Race Across Tennessee 1000Kとは?
GVRAT1000Kの公式サイトはこちらです。
👉The Great Virtual Race Across Tennessee 1000K
名前の通りテネシー州をバーチャルで1,000km横断するレース。
2020年5月15日現在、世界中のランナー19,000人が参加しています。
テネシー州ってどこだよ?とすぐに頭に浮かびませんが、上のGoogle Mapが実際のコースです。
テネシー州を西から東へ1,000km横断して走るというもの。
ざっくり東京〜大阪間が片道500kmなので東京大阪間を往復する距離ですね。
GVRAT1000Kの概要は以下です。
- 2020年5月〜8月までの4ヶ月間で1,000km走破を目指すバーチャルレース
- 63.6ドル(6,800円)で参加可能、走行距離は自己申告制(ゆるいw)
- 完走者にはオリジナルメダル&Tシャツが付与
63.6ドル=6,800円と国内の中規模フルマラソン大会と同等程度の費用で参加することができます。
期間は2020年5月〜8月までの4ヶ月間。
走行距離は専用のアップロードページで自己申告とゆるい企画です。
完走者にはオリジナルメダルとTシャツが付与されます。
今年は新型コロナウイルスの影響で軒並みレースが中止になっているのでモチベーション維持のために申し込んでみました。
The Great Virtual Race Across Tennessee 1000Kのエントリー方法と距離記入
GVRAT1000Kのエントリー方法と記入方法は以下です。
- GVRAT1000Kのトップページ右上ボタンのSign Upからエントリー
- 個人情報を入力、振り込み、ナンバー発行
- 専用ページから走行距離を記入(随時)
5月10日以降のエントリーでは参加賞Tシャツを受け取ることができない(メダルは付与)のでご注意ください。
GVRAT1000Kの面白い点はペットの犬も参加できるようになっている点。
30ドルは寄附+2.5ドルは登録費用でペット福祉施設に全額寄附されるようになっています。
ちなみに犬の参加の場合は1,000kmノルマはありませんw
一点面倒なのは毎日の走行距離の登録です。
上の図のように専用ページにアクセスし、カレンダーで日付をクリック、走行距離を入力と手間がかかるのが難点。
GPSランニングアプリ・Strava等と紐付いているわけではない自己申告制です。
参加ランナーの現在地が分かって面白い
5月1日からイベントが始まり、この記事を書いている5月15日現在のハダの走行距離は161kmです。
計14日で161kmとまずまずのペースです。達成率15.8%。
まずは5月で250kmを越えられるように日々走っています。
始めてみれば途中で辞めるのが悔しくて月間走行距離が伸びることに期待しています。
怪我だけはしないようにせねば…!
GVRAT1000Kの面白い点は他ランナー19,000人と比べてどの位置に居るかが分かる点です。
ハダは上の図の紫円の辺りにいます。
11,000人の集団で固まっているんですね。
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開始14日にも関わらずトップランナーのデイブ・プロクターさんは927kmを走り達成率90%越え。
デイブさんは毎日50km or 100km走っています…尋常じゃない精神力と脚力です。
アルトラのシューズやウェアをよく着ているのでアンバサダーなのでしょうか。
最近はデイブさんのインスタを見ては走らねば!とモチベーションを上げてもらっています。
*追記
よくよく調べてみるとカナダ人女性のTerri Biloskiさんが11日と20時間で1021kmを走破しニュースになっていました。恐ろしい…
👉 Canadian woman first human finisher in Laz Lake’s GVRAT 1,000K
ちなみにハダが今走っているあたりの場所をGoogle Mapで調べてみました。
アメリカ横断感がありますね。
毎日の記録を楽しみにしながら続けていきたいと思います。
日々のランニングはStravaに記録しているのでランナーの方はお気軽にフォローしてください。ハダが喜びます。
追記:5月28日時点 308km/1,000km
GVRAT1000kに走行距離を記入するのが毎日のルーティンになっています。
まずは5月の1ヶ月で月間ノルマ250kmを目標に走っていましたが、5月28日現在で308kmを走ることができました。
4ヶ月で1,000km走行が必要ですが、このままいけば3ヶ月以内の1,000km達成も可能かも?
いや、焦らず粛々と積み重ねていきたいと思います。
追々記:6月27日時点 617km/1,000km
GVRAT1000k開始から2ヶ月弱が経過しましたが、5月、6月共に月間走行距離350kmを越えるペースで着々と積み重ねることができています。
6月27日現在で617km、達成率60%越えまできました。
4ヶ月間で1,000km走破を目指すGVRAT1000kなので前半2ヶ月に600km以上稼げているのは嬉しいですね。
6月28日に参加賞Tシャツが届いた
4ヶ月間のイベントが始まって2ヶ月弱が経過した6月28日にGVRAT1000kの参加賞Tシャツが届きました。
人生初めての海外レースの参加賞Tシャツなのでどんなデザインのものが届くのか楽しみにしていました。
トレイルランナーならご存じの方も多い、100マイルレース100回完走を目指すトモさんこと井原知一さんのTOMO’S PITから届きました。なぜ?
GVRAT1000kの国内参加者向けの発送代行に取り組んでいるのでしょうか?
イエローベースでテロっとした素材感が特徴的な2NDSKINというメーカーのものです。公式サイトはこちら。
171cm&66kgのハダはMサイズを注文しました。
テロっとサラサラしており着心地はなかなか良いです。
国内のマラソン大会では安っぽい素材感の参加賞Tシャツも少なくありませんが、GVRAT1000kの参加賞Tシャツの品質はかなり高め。
山を想像しながらルームランナーを走るイラストが象徴的です。
ちょいダサなデザインがツボです。
背中にはなぜかリアルな鳥が!
何という名前の鳥なんでしょうか?
ふだん買うことの無いド派手なカラーとイラストがお気に入りで着心地も良いのでヘビロテしています。
3ヶ月間で1,000km達成
6月〜8ヶ月の3ヶ月間、正確には94日でついに1,000kmを達成できました。
世界一過酷な耐久レースと言われるバークレー・マラソンの創始者であるゲイリー”ラズ”カントレイル氏から完走証(PDF)が送られてきました。
「完走記念にメダルかバックルを送るので返事をちょうだい」とメールが送られてきたので何げなしに返事したらラズから返事が返ってきて驚きました(笑)
なぜかマップ上ではまだフィニッシュしていませんが…。
エントリーした当初は月間走行距離250kmをキープすればギリギリ達成できるかなぁ?と不安に思っていましたが、コロナ禍でランニングが捗り、良いペースで積み上げることができました。
振り返ると4、5、6、7月の4ヶ月間は月間走行距離300kmを越え、350〜400kmの間を推移できているます。
バーチャルレースをきっかけに良いランニング習慣ができました。
GVRAT1,000kが初めてのバーチャルレース参戦でしたが、想像以上に日々の記録が楽しくて続々とバーチャルレースにエントリーしています。
【100miles to Auburn】1ヶ月で100マイル(160km)走破を目指すバーチャルレース2020年6月の1ヶ月間で100マイル(=160km)走破を目指す100miles to Auburnにエントリーし完走した記事です。
【Hardrock 100 Virtual Challenge】1ヶ月で距離160km&獲得標高10,000m!歴史あるウルトラトレイルレースのバーチャル版2020年7月17日〜9月7日までの2ヶ月弱で160km&D+10,000m走破を目指すハードロック100のバーチャルレース版、Hardrock 100 Virtual Challengeです。
8月末、ついにバックルが届いた
8月末についに完走証バックルが届きました。
完全にレースに出場したことすら忘れていたのですが、海外から届いた謎の小さな小包を見て思い出しました。
思ったより大きくて重量感がある…。
ベルトバックルなので革ベルトに通せばベルトとして使用できますが、こんなバックル付けてたらプロレスラーみたいですね。
作りは安っぽくなく非常にしっかりしています。
別でエントリーしていた100miles to Auburnの参加賞バックルと比較するとこんな感じです。
100miles to Auburnは木製なのでだいぶ軽いです。
GVRAT1000kの公式オンラインストアのグッズも充実
知らないうちにGVRAT1000kの公式オンラインストアが立ち上がっており、Tシャツやノースリーブ、フーディー、マグなどたくさんのグッズが販売されています。
上の狼モチーフのTシャツなんて可愛くてなかなかツボです。