【パタゴニア ブラックホール・ギア・トート 61L】トレラン遠征や1泊2日の家族旅行に重宝する大容量バッグ

パタゴニアブラックホール・ギア・トート61Lのレビューです。

こんな人に読んで欲しい
  • トレイルランニングレース車遠征するランナー
  • 余分な荷物も悩むなら持っていきたい慎重派
  • 車移動がメイン週末にまとめ買いするファミリー

車移動がメインで山遊びが大好きなファミリーに超絶おすすめしたい大容量トートバッグです。

トレイルランニングレースの遠征、1泊2日の家族旅行、週末のまとめ買い…荷物が増えがちな車移動で大活躍しますよ。

パタゴニア ブラックホール・ギア・トート61Lの特徴まとめ
  • 整理を気にせずドカドカ詰め込める大容量61L
  • 持ち手が頑丈で重い荷物も肩掛けしやすい
  • 荷物に合わせたコンプレッションが可能なストラップ2本

ただの大きなトートバッグでしょ?わざわざ高いお金を出してパタゴニアで買わなくていいじゃん…と気になるものの購入を渋っていましたが、モノは試しと購入してみたらその使い勝手の良さに大満足でヘビーユースしています。

週末の買い物や1泊2日の小旅行、レース遠征に使える大容量トート

パタゴニア ブラックホール・ギア・トート61Lの概要は以下です。

パタゴニア ブラックホール・ギア・トート61Lの概要
  • 価格 14,850円(税込)
  • 容量 61リットル
  • 重さ 800g
  • サイズ 幅56cm、高37cm、奥行22cm(底面)
  • カラー ブラック、レッド、Fitz Troutロゴ 計3種
  • 生地 900デニール・リップストップ・リサイクル・ポリエステル100%
  • 付属 バッグ内部に調節可能なストラップが2本付属
  • その他 TPU(サーモプラスチック・ポリウレタン)フィルムを生地表面にラミネート

パタゴニアのブラックホールシリーズは軽量かつコンパクトに収納できるのにブラックホールのごとく何でも収納できる使い勝手の良さが特徴です。

「バンに積んだギアを一気に呑み込み、さらにガレージの半分に相当するかというほどのスペースを備えた頑丈な大型のトート」と公式オンラインストアの商品ページのテキストが商品の魅力を言い表しています。

容量は61リットルと大容量であるものの、重さ800gと軽く荷物に合わせてバッグが小さくなることがポイントです。

荷物が少ない時にバッグ内部ストラップを絞ると上部両端が折り畳まれるのですっきりした台形シルエットになりますよ。

たくさんの荷物をいい加減に詰め込めるからこその使い勝手の良さ

パタゴニア ブラックホール・ギア・トート61Lは以下のシーンで活躍します。

  • 1週間のまとめ買いにも対応 スーパーマーケットへの週末買い出し
  • トレイルランニングレースなど着替えや荷物の多い遠征
  • 長時間の移動を必要としないオートキャンプ

ハダのような電車はほとんど使わず車移動が主、荷物を持って長距離を移動しない田舎民にはぴったりです。

電車に乗ったり徒歩移動が多い場合はキャリーバッグやバックパックが便利ですが、車移動がほとんどの場合はドカドカ詰め込めるトートバッグが便利なんですよね。

車を降りて荷物を運ぶ際、荷物が細かいゆえに何往復もするのは面倒くさいもの。週末のお買い物やトレイルランニングレース遠征で疲れて自宅に辿り着いた時はそんな小さな手間が大きなストレスになるものです。

頑丈・大容量・よそ行きに対応するトートバッグってありそうで無いんですよね。

ハダは今までIKEAFRAKTA(フラクタ)を愛用していました。そう、IKEAで買い物した時に購入するブルーシートバッグです。99円と破格の安さ。

容量は55*37*35cm71リットルとブラックホール・ギア・トート61Lとかなり近いサイズ感です。容量が大きく軽いので、コインランドリーに衣服やシーツを持ち運びするのに大活躍しています。

とは言え、IKEAのブルーシートバッグで買い物や遠征、キャンプに出掛けるのはいささか恥ずかしく躊躇していました。

頑丈な持ち手で肩掛けしやすい 整理を気にせずドカドカ詰め込みOK

パタゴニア ブラックホール・ギア・トート61Lの特徴は以下です。

パタゴニア ブラックホール・ギア・トート61Lの特徴まとめ
  • 整理を気にせずドカドカ詰め込める大容量61L
  • 持ち手が頑丈で重い荷物も肩掛けしやすい
  • 荷物に合わせたコンプレッションが可能なストラップ2本

「61リットルも要らないんじゃないの?」と考える人が大半だと思いますが、大は小を兼ねます。大事だからもう一度言います。大は小を兼ねます。

この十分過ぎる容量かつ車移動だからこそ「必要か悩むモノも取り敢えず入れておく」「帰路で荷物が増えてもバッグ1つに収まる」といった使い方が可能になります。

特にトレイルランニングレースの遠征の場合、「天気が読めないからもう1足シューズを持っていこ言う」「寒かったら嫌だから着替えを余分に持っていこう」といった追加の荷物にも対応することができます。

レース会場に向かう途中にハッと気がついて「アレも持ってこれば良かった…」なんて後悔したくありませんからね。取り敢えずドカドカ詰め込んでおいて、不要であれば車に置いておくことができるのが最高です。

細い割に硬く頑丈な持ち手が絶妙、使いやすさを向上させています。10kg以上の重い荷物を入れても手や肩に食い込んで痛くなりません。

バッグ内部には調節可能なストラップが2本付属しています。

荷物が少ない時はストラップを絞って入り口を狭くすることもできますし、荷物の揺れを軽減することができます。

あまり細かい荷物を多く入れ過ぎるとストラップを絞った際に逃げてしまうので、後述するドライザックやメッシュバッグは大きめのものを使ってザックリ収納するのがおすすめですよ。

生地自体にコシがあり底面積が大きいので自立するポイントも見逃せません。

トートバッグは肩掛け時の持ち運びやすさを考慮して薄いマチ(厚み)のものが多いですが、車移動中にバッグが倒れて荷物が散乱してしまうことも少なくありません。いい加減に荷物を詰め込んでもストラップを絞っておけば車の中で荷物が転がることもありません。

トートバッグの荷物丸見え問題は小分け収納でカバー

パタゴニア ブラックホール・ギア・トート61Lの気になる点は以下です。

パタゴニア ブラックホール・ギア・トート61Lの気になる点
  • ジッパーが無いので荷物が丸見えになる
  • 内部にサブポケットが無い
  • 幅があるため肩掛け時に持ち手がズリ落ちやすい

大容量トートバッグの利点でもあり欠点でもあるのが荷物丸見え問題です。

ジッパーが付いておらず、内部にストラップ2本が付属するのみの簡素なデザインなので、入り口がガバーッと開き中身が丸見えになってしまいます。

いい加減に荷物を詰め込み取り出せる手軽さは嬉しい一方、他人から丸見え&落としてしまう可能性もあるので財布や車の鍵、スマートフォン等の貴重品の収納には向いていません。

ハダは防水性の高いドライサックや視認性の高いメッシュバッグを使い、着替えを小分けにしています。

国産アウトドアブランド・キャラバンネオシェル・SILICコーデュラ・ドライサックシリーズは底面から空気を押し出すことができ、ロールダウンがスムーズなのがお気に入りです。

財布や車の鍵、スマートフォンを収納できるサブポケットがバッグ内部にあると便利なのですが、サブポケットは外部に1つのみ。しかも入り口が狭く、ポケットに厚みも無いので大して荷物が入らないのが残念なポイントです。

トートバッグの幅(厚み)は22cmで想像以上に荷物を詰め込めるのが特徴です。

一方で10kgを越えるような大荷物を入れて肩に掛けた際は(体から遠い方の)持ち手がずり落ちてしまうこともあります。持ち手2本をつなぐ簡易なストラップがあると便利ですね。

普段使い用に一回り小さい25Lサイズもあり

荷物が少ない時は上部両端を折り込めばスッキリしたシルエットに変わる

パタゴニア ブラックホール・ギア・トート61Lはパタゴニア公式オンラインショップやパタゴニア店舗、アウトドア専門店、楽天市場などで購入することができます。

ブラックホール・ギア・トートのシリーズは今回紹介した61リットルよりも小さい25リットルも販売されています。7,700円と購入しやすい価格なのも嬉しいですね。

普段の買い物、ジム通い、1泊2日の出張などの用途には25Lサイズがおすすめです。