気づけばヒノキの名刺入れを9年使ったので、その経年変化を比較するべく写真を撮ってみました。
写真の名刺入れは自身が勤める西粟倉・森の学校の蜜蝋ワックスで育てる ひのきの名刺入れ。
西粟倉村の間伐材(FSC認証材100%!)から一つ一つ手作りしたひのきの名刺入れです。
蓋はマグネットで止まるため外れる心配はありません。
木製の名刺入れには珍しく分厚すぎない細身のシルエットがお気に入りです。
蜜蝋ワックス&スポンジのお手入れセットがついているので、経年変化を楽しみながら育てていくことができるのもポイント。
自分自身が営業マンということもあり、名刺交換をする機会が非常に多いのですが、「かわいい名刺入れですね」と褒めていただくことも多い名刺入れです。
名刺交換をきっかけに商品を購入していただくことも多々あります。レーザー加工でロゴやネームを彫ることができるのでおすすめですよ。
左のものは半年〜1年に一度、小川耕太郎∞百合子社の蜜蝋ワックスを塗り込んで手入れをしていました。
まめにメンテナンスをしているわけではなく「さすがに汚れてきたな」と思ったら蜜蝋ワックスを塗ってさっと拭き取るだけ。簡単5分のお手入れです。
使用1ヶ月のものと比較すると、9年経過したものはヒノキの肌色が濃い飴色に変化しています。
カバンやポケットにいつも入れているので、表面には傷や打痕による凹凸がたくさん付いていますがあまり気になりません。
実は9年前に購入したこの名刺入れは、自分が初めて西粟倉村を訪れた時に購入したものです。
当時大学2年生(20歳!)だった自分が、小さな村で自立した林業経営を目指す西粟倉村の存在を知り、居ても立ってもいられずに車を走らせて訪問し、西粟倉・森の学校で購入したものです。
まさか4年後に自分が西粟倉・森の学校に入社するなんて夢にも思わなかったけれど、入社してからも5年間使い続けた思い出の名刺入れです。
「木の名刺入れってすぐ壊れませんか?」とご質問いただくことも多いのですが、自分自身が9年間使い続けている話をするとお客さんも安心して購入してくださいます。
自分が好きで使い続けている商品をお客さんにも買ってもらえるって素敵なことだなと思います。