ダイエットにもランニング補給食にも使える!MCTオイルのおすすめブランド6品を比較してランキングしてみた

MCTオイル(中鎖脂肪酸油)の飲み始めて4ヶ月が経ち、日々MCTオイルの効果を実感しています。

ジワジワとマイナス6kgの減量に成功したり、ウルトラマラソンやトレイルランニングの補給食としても活躍し、生活に欠かせない存在となりました。

そして、さまざまなブランドのMCTオイルを試す中でそれぞれの特徴も分かってきました。

今回は実際に自分が試したことのあるMCTオイル6ブランドを比較し、ランキング付けしてみました。

「MCTオイルに興味があるけど、どれを買ったら良いか分からない!」という方の参考になれば嬉しいです。

MCTオイルとは?

MCT(中鎖脂肪酸)オイルの特徴は、大きく分けて次の4つです。

  • 一般的な植物油に多く含まれる長鎖脂肪酸と比較すると、分子の長さが約半分とコンパクト
  • 一般的な植物油(長鎖脂肪酸)は、小腸から消化・吸収された後、リンパ管や血管を通って脂肪組織や筋肉、肝臓に運ばれ、必要に応じて分解、貯蔵される。
    一方、中鎖脂肪酸は小腸から門脈を経由して直接肝臓に入り分解されるので、消化吸収の経路がコンパクトで効率よく分解されます。
  • 一般的な植物油と比較し、約4倍の速さで分解され、素早くエネルギーになる。摂取後3時間で分解が最大、摂取後10時間以内にほとんど分解される。体脂肪としても蓄積されにくい。
  • 酸化や熱による劣化に強く、常温保存OK、低温でも固まらない

最近ではダイエッターや糖質制限をされている方のエネルギー補給や、アスリートの体作りのサポート、食が細い高齢者のエネルギー補給などにも活用されています。

インターネット上でよく見かけるのはダイエット目的の完全無欠コーヒー(コーヒー+MCTオイル+バター)ですが、これは試したことが無いのでよく分かりません。

MCTオイルの使い方:プロテインと混ぜて朝食、ラン時の補給食

ハダは2通りの使い方をしています。朝食とランニング時の補給食です。

  • 毎朝、朝食代わりにプロテインに大さじ1杯のMCTオイル混ぜて飲む
    朝食は毎朝しっかり食べたい派でしたが、MCTオイルを朝食代わりに摂取すると不思議と昼間でお腹がすきません。
    出張が多く外食が増えがちな食生活ですが、朝食で一日の摂取カロリーを調整しやすくなりました。
  • ウルトラマラソンやトレイルランニングの補給食としてMCTオイルを飲む
    100均で購入できる蓋付きプラ製ボトルに20ml程度入れ、ランニング時の補給食としてチューっと飲んでいます。
    MCTオイルは摂取後3時間で最大吸収率になるので、レース後半のエネルギー切れに効く、ゆっくり燃える補給食です。カロリーあたりの重さが軽いのもポイント。

ウルトラマラソンやトレイルランニングは長時間かつ大量のカロリーを消費するスポーツなので、いかに食べながら走るかが重要なポイント。

レース後半は胃がダメージを受けて、糖質系エナジージェルが摂取できず吐いてしまうことがあるのですが、MCTオイルは無味無色透明で飲みやすいのでレース中にも飲みやすいです。

注意

一度に大量に飲むとお腹がゆるくなる場合があるので小さじ1杯など少量ずつ摂取して徐々に身体を慣らしてください

MCTオイルのおすすめ商品6ブランドを比較してみた

自分が実際に試したことのあるMCTオイル6ブランドを比較してみました。

オイルタイプだけではなく、美味しく飲みやすいゼリータイププロテインなどに混ぜやすいパウダータイプも比較しています。

コストパフォーマンスが比較できるように100g(100ml)あたりの価格を記しています。価格はAmazonを参照。

この比較を踏まえ、6商品のランキングを付けてみました。

おすすめ6ブランドのランキング付と商品別レビュー

美味しさはもちろん、使いやすさ内容量あたりの価格などから6ブランドをランキングしてみました。

第1位:仙台勝山館

  • インドネシア産ココナッツオイルで癖がなくすっきり飲みやすい
  • 海外製品が多いMCTオイルの中、安心の国産ブランド
  • WEBなど商品説明がとても丁寧で好感度◎

ハダがMCTオイルに興味を持って最初に購入したものが仙台勝山館のMCTオイルでした。

海外製ブランドのMCTオイルが多い中で安心の国産ブランドです。WEBの作り込みがたいへん丁寧で好感度が高いブランドです。

油づくりにこだわって100年以上の老舗メーカー、愛知・岡崎の太田油脂が製造していることに非常に安心感を覚えます(ハダは愛知県出身)。

クセがない味なのでそのままでも飲むことができます。

「まずはMCTオイルがどんなものか試してみたい」という方にぜひおすすめしたい商品です。

TwitterアカウントではマメにMCTオイルの情報をつぶやいています。

第2位:日清オイリオ MCTサプリメントゼリー

  • ヨーグルト味のゼリータイプでツルッと食べやすい
  • 個包装になっているのでランニング補給食に携行しやすい
  • ゼリータイプで個包装の分、価格は高め

オイルタイプではなく、ゼリータイプなので非常に食べやすいことが特徴。1本で60kcalと控えめで中鎖脂肪酸油が6g入っています。

ヨーグルト味でツルッとした口触りなので、おやつを食べているような感覚でMCTオイルを摂取できます。

ハダはランニング時の携行食としてポケットに突っ込んで補給食代わりに食べています。

中鎖脂肪酸を摂取することで脂質代謝のスイッチを入れ、脂肪をエネルギーとして出力することを狙っています。

第3位:ファンクティア

  • マレーシア産ココナッツオイル100%でクセがなく飲みやすい
  • 100%ココナッツオイルだが、100mlあたり356円とコスパ◎
  • ボトル口が注ぎやすい形状なのでこぼしにくい

ファンクティアはココナッツオイル100%にもかかわらず、100mlあたりの価格が356円とお値打ちなのが良い点。

仙台勝山館のMCTオイルと同じようにクセがなくスッキリしているので、そのままグビッと飲むこともできます。

ボトルのデザインがまるでオリーブオイルのようなので、キッチンに置いておいても違和感が無いのも嬉しいポイント。

第4位:NOW Foods

  • 大容量で圧倒的なコスパ。100mlあたり283円と最安
  • ココナッツ以外にもパームやカーネルなど混ぜてコストダウン
  • 後味にクセがあり若干飲みにくい

アメリカンでナチュラル感ゼロのパッケージで買う気が失せますが(笑)、大容量でコストパフォーマンスが高いのが特徴。

100mlあたり283円と最安値ですが、その理由はココナッツ以外にもパームやカーネルを混ぜています。

パームやカーネルの味が強いのか、後味が悪くそのままグビッと飲むのはシンドイです。

第5位:日清オイリオ MCTパウダー100%

  • パウダータイプなのでプロテインに混ぜて飲みやすい
  • 油を飲んでいる感覚はゼロなので初心者でも始めやすい
  • 210gと内容量が少ないのであっという間に無くなる

こちらはパウダータイプの商品。さらさらの白い粉でマルトデキストリンのような見た目。プロテインなどに混ぜて飲むのにおすすめです。

油を飲んでいる感覚は皆無。オイルタイプが苦手な方はこのパウダータイプから始めるのが良いと思います。水にもよく溶けますよ。

ただコストパフォーマンスは高くないので、毎日摂取する方にはおすすめできません。

今話題のバターコーヒーにオススメの日清MCTオイルHC
日清MCTオイルHC

プロテインやコーヒーに混ぜて飲むのであればパウダータイプが飲みやすいですよ👆

第6位:勝山ネクステージ MCTオイルスポーツ

  • ココナッツではなくパームを使うことでコストダウン
  • 容量あたりの価格は仙台勝山館に比べ、4割お値打ち
  • 蓋が本体から外れないので使いやすい

こちらは第1位の仙台勝山館の派生ブランドでスポーツ向けに開発されています。

仙台勝山館がココナッツオイル100%に対し、こちらはパーム100%を使っています。

仙台勝山館が100mlあたりの価格が600円なのに対し、こちらは362円4割近く安くなっています。

コストパフォーマンスが高く安心の国産ブランドを選ぶならこちらの商品がおすすめです。

最後に

いかがだったでしょうか?

ハダは脂質代謝の高い身体を目指しMCTオイルの摂取を始めましたが、4ヶ月でマイナス6kgの減量トレイルランニングレースで後半にエネルギー切れになりにくいなど、確かな効果を実感しています。

無味無色透明で日々の食事に導入しやすいMCTオイルをぜひ一度お試ししてみてくださいね。