ウルトラマラソン&トレイルランナーのハダです。
今回はNaked Running Band(ネイキッドランニングバンド)のレビューです。
前々から気になってはいたのですが、体にフィットするサイズ選びが重要な製品なので、実物を試着してから購入しました。
- フルマラソンやウルトラマラソン用のウエストバッグを探している
- スピードレースにも対応するフィット感の高く揺れにくいものが欲しい
- Naked Running Bandのサイズ感や容量が知りたい
Naked Running Bandの特徴を一言で表すならば、手ぶらでは心もとないけどザックを背負うほどではない荷物量に最適なウエストバッグです。
500mlソフトフラスクやスマホ、補給食、ウインドシェル等をガシガシ詰め込める容量(なんと2リットル!)がありながら、フィット感が高く揺れにくいことが特徴です。
主にフルマラソンや出張ランで重宝しています。もちろんトレランでも。
ハダ
Naked Running Bandはゼッケンホルダーが付属しているので、マラソン用ゼッケンでTシャツに穴を空けたくない!というランナーにもおすすめです
Naked Running Band(ネイキッドランニングバンド)
Naked Running Band(ネイキッドランニングバンド)とは?
171cm&66kgのハダはサイズ6(83.5cm)
Naked Running Bandの概要は以下です。
- 価 格 7,260円(税込)*Amazon参照
- 素 材 軽量性・耐久性・伸縮性に優れた2.3ozパワーメッシュ
- 重 さ 65g
- 容 量 2L以上
- 製 造 エルサルバドル製
- サイズ 12サイズ展開
自分に合ったサイズを選んで腹巻きのように履くだけ
ウエストバッグで7,260円は高いな〜と購入を躊躇していましたが、実際に試着してみてそのフィット感や使用感に満足して購入しました。
Naked Running Bandの特徴はサイズ展開の12種類と豊富な点です。
自分の体型や装着位置に合ったサイズを選ぶことでフィット感が高くなります。
それゆえ、サイズ選びが難しいということもまた事実。
ハダ自身も東京出張に合わせ、東京・神田のランニングショップ・Run boys!Run girls!で実物を装着し、フィット感を確認した上で購入しました。
171cm&66kgのハダはサイズ:6(83.5cm)を購入しました。
下半身デブでお尻も大きい&荷物を詰め込みたかったので身長に比べ大きめのサイズ設定。
1サイズ落としてサイズ5にするか悩んだのですが、体重の増減も激しいので気持ち大きめをチョイスしました。
Naked Running Band(ネイキッドランニングバンド)の良い点
フルマラソンやショートレンジのトレイルランニングレースに必要な装備が一式入る
Naked Running Bandの良い点は以下です。
- フィット感が高いので荷物を入れても揺れにくい
- わずか65gで容量2リットル、3つのポケットがあるウエストバッグ
- ゼッケンホルダー付でマラソン大会でTシャツに穴を空ける必要なし
上のアイテムを一式詰め込んだ様子
ウエストバッグで最も気になるのは揺れ。
過去にもさまざまな製品を試してきましたが、携行する荷物の揺れが気になって手放したものも少なくありません。
Naked Running Bandは12サイズ展開で自分の身体に合ったサイズを選ぶことができるので非常に揺れにくい点が特徴です。
ゼッケンホルダー付属なのでTシャツに穴を空けてゼッケンを取り付ける必要なし
地味に嬉しいのはゼッケンホルダー付という点!
Tシャツに穴を空けてゼッケンを付けて穴が拡大してしまいTシャツが駄目になってしまったことは数知れず。
大会ではお気に入りのTシャツを着てテンションを上げたいので穴を空けなくて済むのは嬉しいですね。
ストライダー・プロ・ショーツに荷物が収まらない場合に最適
【パタゴニア ストライダー・プロ・ショーツ】マラソン&トレラン向け収納力の高いショートパンツフルマラソンやトレイルランニングではパタゴニアのストライダー・プロ・ショーツを愛用しています。
腰回りの5ポケットにスマホやエナジージェル、イヤホンやサプリなどを詰め込んでもフィット感抜群で揺れにくいのがポイント。
ランニング用ショートパンツはストライダー・プロ・ショーツしか履かないくらいお気に入りです。
しかし、ストライダー・プロ・ショーツの欠点は、ポケットにゼリータイプの補給食が入らない点。
ウィダインゼリーでお馴染みのあのサイズです。
【オレは摂取す】アミノ酸8,350mg超の高成分オールインワン補給食【無料クーポンあり】オレは摂取すというリカバリーゼリー(アミノ酸含有8,350mg超!)を愛飲しており、フルマラソンでも2本は携行しています。
残念ながらオレは摂取すがウィダインゼリーと同サイズと大きいのでストライダー・プロ・ショーツには入りません。
フルマラソンはもちろん、ショートレンジのトレイルランニングレースやウルトラマラソンでザックを背負わずに荷物を携行したいと考える中で行き着いたのがNaked Running Bandでした。
- オレは摂取す 1-2本
- エナジージェル 数個
- 500mlソフトフラスク 1本
- スマホ
- イヤホン
- ウインドシェル
上記リストのような、ザックを背負うほどではないが、ストライダー・プロ・ショーツでは入り切らない荷物を携行する際にNaked Running Bandが最適です。
Naked Running Band(ネイキッドランニングバンド)の気になる点
トレッキングポールを収納できるが非常に入れにくい取り出しにくい
Naked Running Bandの気になる点は以下です。
満足している製品ですが、あえて気になる点を挙げるならこの3つでしょうか。
- 服装や携行する荷物の量でフィット感が変わる
- ポケットが3つあるので携行荷物の重さバランスの良い配置に悩む
- トレッキングポールが入れにくく取り出しにくい
特に気になるのはトレッキングポールが入れにくく取り出しにくい点。
100km超のウルトラトレイルに出場する際、ザックだけでは容量が足りない場合にNaked Running Bandを補助的に使おうと思っていました。
特にポールはコースに合わせて使ったり使わなかったり選ぶシーンが多いので、毎回ザックから取り出し収納するのはたいへんです。
Naked Running Bandで腰回りにポールを装着できれば取り出しがしやすいかなと思っていたのですが、ポールの取り出しがスムーズにいきません。
【シナノ トレランポール14.0】長野発・創業100年越えスキーポールブランド特に、愛用しているシナノのトレランポールは持ち手部分が太いのでNaked Running Bandに収納するのに苦労します。
ポール時代はほとんど揺れずに腰に装備できるのですが、フィット感が高いゆえに長時間走ると腰や背中に違和感が出てきそうです。腰が矯正されるような感じ。
このループはポールを入れるのではなく、レインジャケット等を丸めて収納しようと思います。今のところ頻繁な使いみちは無さそう…
トレッキングポールを固定できるシリコングリップ付ループ
また、Naked Running Bandで重要なのはフィット感はもちろんですが、荷物の重さバランスです。
Naked Running Bandは現行モデルはポケットが3つありますが、旧モデルはポケットが4つありました。
ポケットが3つになったことで1つ1つのポケットサイズは大きくなったのですが、携行荷物を重さのバランス良く配置するのをどうしても意識してしまいます。
特にソフトフラスクは重量と体積があるので、背面に入れるようにしています。
腰の左右に入れると走る際に違和感があってちょっと気持ち悪いんですよね。
Naked Running Band(ネイキッドランニングバンド)の着用シーン
ジッパーやボタンは無く、タグを引っ張って荷物を出し入れする
Naked Running Bandは下記シーンで着用しています。
- 出張先でのランニング(スマホ・財布・イヤホン・シェルを携行)
- 500mlソフトフラスクや補給食を携行する20-40kmのランニング練習
- フルマラソンやショートレンジのトレイルランニングレース
キークリップ付属なのでカギや熊鈴をぶら下げることが可能
元々、フルマラソンやショートレンジのトレイルランニングレース用に購入したNaked Running Bandですが、出張先でのランニングにも愛用しています。
折りたたむと小さくなるので荷物量を減らしたい出張にピッタリです。
ランニングが終わった後にそのまま食事や飲みに行くことも多いので(これが出張ランの醍醐味!)、ランニング後はソフトフラスク等の荷物と一緒に丸めて持ち歩いています。
おへそを隠すように着用
お気に入りのポジションは膀胱を覆うようなイメージ
Naked Running Bandはレイヤリングや携行荷物量、サイズ選択で着用位置が変わるアイテムです。
ハダの場合は、膀胱を覆うようにNaked Runing Bandを着用するのがベストバランス。
おへそがベルト上端で隠れる位置で着用するようなイメージです。
着用位置を下げて腰骨に引っ掛けても、走っているうちにずり上がってきてしまいがちでなので膀胱を覆う位置に落ち着きました。
Naked Running Bandは生地にコシがあって伸び縮みは少なめ。
伸縮性は高くはないので、キツすぎず緩すぎないサイズ選びが重要です。
締め付け感もあるのでお腹が痛くならないか不安だったのですが今のところ無問題。
Naked Running Band(ネイキッドランニングバンド)の購入方法
Naked Running Bandはスポーツ用品店やインターネットで購入可能です。
東京・神田のRun boys!Run girls!や東京・神保町のさかいやスポーツで販売を確認しました。
装着位置やレイヤリング、携行する荷物でフィット感が大きく変わるので店頭で試着してから購入することをおすすめします。
Naked Running Band(ネイキッドランニングバンド)
インターネットで購入する場合、楽天市場だと送料が掛かってしまうお店が多いので、送料も含まれているAmazon Primeがおすすめです。送料込・税込で7,260円でした(2019年12月時点)。
類似製品の紹介
最後にNaked Running Band以外に購入に迷った製品をまとめました。
【アルティメイトディレクション ウルトラベルト】ミドルトレイルレースにも対応するウエストバッグ元祖ハイドレーションブランド・アルティメイトディレクションのウルトラベルト。
500mlサイズのソフトフラスクが2本付属して7,600円程度とコスパ抜群です。
水分1リットルを携行出来るのは嬉しいのですが、補給食やウインドシェルを入れるスペースが小さいのが懸念点。
トレイルランニングレースの必携装備になることの多い1リットルの水分携行が可能なのでショート〜ミドルレンジのトレイルランニングレースで着用したいウエストバッグですね。
購入したものの背面部に重さが集中して揺れが気になるので手放してしまいました。
スイス発のアウトドアスポーツブランドであるコンプレスポーツのフリーベルト プロは、Naked Running Bandに機能性や価格帯、デザイン等が近い製品です。
Naked Running Bandに比べ伸縮性が高く生地が薄めなので荷物が少ないランナーにおすすめです。
Naked Running Bandと悩みましたが、フラスクを入れたらぶるんぶるん揺れたので断念。
もう少し生地に厚みとハリがあるといいかな。
そして、コンプレスポーツのブランドカラーである黒✕赤のデザインがちょっと苦手です。
2011年にアメリカで生まれたウルトラスパイアのフィテッド レースベルトもNaked Running Bandに近い製品です。
こちらはNaked Running Bandやフリーベルト プロには無い縦型ジッパーポケット付で鍵やイヤホンなど絶対に落としたくない荷物を収納できるようになっています。
またトレッキングポールホルダーがバンジーコード型になっているので、ウインドシェル等を丸めて外付けしやすい構造になっています。
インターネットで購入しましたが、サイズを間違えてしまい(大き過ぎてブカブカだった…)、トレイルやロードで試すことなく返品してしまいました。
以上です。
今回ご紹介したベルトタイプのウエストバッグはやはりフィット感が命なので、店舗での試着が必須ですね。
手ぶら以上ザック未満の携行量にNaked Running Bandがおすすめです。