農協の精米機で糠を拝借

あっという間に2月に入り、11月15日〜3月15日までの西粟倉村の猟期も残り1ヶ月と少し。雨が降ったり暖かい日が続いたおかげで山の雪も溶けてきました。

雪が降ると「見回りが大変だな」「埋もれた罠を掛け直さなきゃ」と気持ちが乗らないものですが、いざ雪が溶けてしまうと「雪があったら足跡がすぐ分かるんだけどな」とつい思ってしまうんだからワガママなものです。

昨日の朝は小さな雌シカが掛かりました。罠を掛けてから2日目でヒット。狙った罠場でシカがすぐ掛かるのは嬉しいですね。翌日には糠が食べられていなかったので毎日訪れていた場所ではなかったみたい。

今回のシカも糠とくくり罠を組み合わせた小林式捕獲法で前脚に掛かっていました。小林式捕獲法は空弾き(罠は作動したがワイヤーが脚に掛からないこと)が少ないのが良い。

最近は農協などの精米機を訪れては無料でもらえる糠を確保するのに必死です。マメに取りに行かないとすぐ無くなってしまうんですよね。