【SALOMON AGILE WARM GLOVE】5サイズ展開豊富なラインナップ スマホ対応した防寒手袋

SALOMONAGILE WARM GLOVEのレビューです。

こんな人に読んで欲しい
  • 冬のランニング用手袋を探している
  • タッチスクリーン対応のものが欲しい
  • ショーツのポケットに収納できるように薄くて軽いものが好み

冬のランニングには欠かせない手袋ですが、メジャーブランドの手袋はそれなりの価格がします。

とは言え、転んでしまえば一度で破れてしまうこともあるので消耗品と言えるでしょう。割り切って100均手袋や軍手を使っているランナーも少なくないはずです。

とは言え、「練習ならまだしもレース出場するのに100均手袋や軍手は恥ずかしいじゃん?」とヘンに格好をつけてしまいがち。そして今回も購入してしまいました。それが今回ご紹介するSALOMONのAGILE WARM GLOVEです。

SALOMON・AGILE WARM GLOVEの特徴まとめ
  • 実測値32gの軽量性 嵩張らないのでショーツのポケットにも収納可能
  • 感度は低いがタッチスクリーン対応
  • XS〜XLまで5サイズ展開 自分の手に合ったサイズ選びができる

余分な機能は削ぎ落としたすっきりしたシルエットが特徴。最低限の防風性能を持ちながらも薄くて軽いです。

感度は低いですがタッチスクリーンにも対応するので手袋を付けたままスマホが触れるのは嬉しいですね。

SALOMON・AGILE WARM GLOVEは定価3,300円(税込)ですが、2021年8月現在はAmazonで送料込・税込2,824円14%OFFで購入することができます。

公式オンラインストアにはAGILE WARM GLOVEの名前は既に無く、後継モデルのCROSS WARM GLOVEが掲載されています。名前は変わりましたが価格・生地・機能はほぼ同じで違いが見つかりません。

タッチスクリーン対応 すっきりしたシルエットが魅力の防寒グローブ

SALOMON・AGILE WARM GLOVEの概要は以下です。

SALOMON・AGILE WARM GLOVEの概要
  • 価格 3,300円(税込)
  • 重さ 32g(実測値)
  • サイズ Mサイズ XS〜XLまで5サイズあり
  • 素材 ポリエステル91%、ポリウレタン9%
  • その他 人差し指はタッチスクリーン対応

見た目はシンプルな手袋ですが、余分な機能を削ぎ落としたきれいなシルエットが特徴です。ロゴもワンポイントでカラーも控えめ、派手な主張が無いのが好みです。

指先が細く仕上がっているのでシューズの紐を結び直すなど細かな作業がしやすいようになっています。人差し指はタッチスクリーン対応で手袋を付けたままスマホが触れます。

アウトドアブランドによってはS・M・Lの3サイズどころかフリーサイズ=1サイズの展開しかない手袋も少なくありませんが、流石のSALOMONはXS〜XLまで5サイズ展開をしています。自分の手のサイズに合ったものを選べばフィット感高く使い勝手も良くなります。

WARMと商品名にも入っているように冬のランニングを想定した手袋で保温性と通気性の両立を目指しています。ですが、保温性はそこまで高くないので氷点下を下回るような環境下では対応し切れません。せいぜい10度以下〜数度くらいの気温でしょうか。防水性能も無いので降雪時には濡れ=冷えを感じます

素手では寒い冬・雪雨なし・10度以下〜数度の環境下に適した手袋だと言えるでしょう。そのため、環境変化の激しい冬のトレイルランニングでは物足りなさを感じるのも事実。要はシティランニング向け手袋です。

素手では寒い冬・雪雨なし・10度以下〜数度の環境下に適した手袋

SALOMON・AGILE WARM GLOVEの特徴は以下です。

SALOMON・AGILE WARM GLOVEの特徴まとめ
  • 実測値32gの軽量性 嵩張らないのでショーツのポケットにも収納可能
  • 感度は低いがタッチスクリーン対応
  • XS〜XLまで5サイズ展開 自分の手に合ったサイズ選びができる

実測値はわずか32g。見た目は地味ですがこの軽さが魅力です。

生地も薄いので嵩張らずショーツポケットにコンパクトに収納できる点も見逃せません。雪雨の環境下では頼りない生地の薄さですが、ザックを背負う機会の少ないシティランニングにおいてはポケットに収まるかどうかは使い勝手の良さを高めるポイントです。

感度は低めですが、人差し指のみタッチスクリーン対応しているのが嬉しいですね。

落とし物大魔王のハダは精神的ダメージを減らすため100均手袋を愛用していますが、タッチスクリーンに対応していないことも多く、煩わしさを感じていました。

手袋を外す→手袋をポケットに入れる→スマホを触る→手袋を装着するを何度も繰り返しているとストレスは貯まってしまいますね。

さすがにメッセージを打ち込む時は手袋を外す必要がありますが、メッセージを開く、SNSを閲覧・スクロールする、ポッドキャストやSpotifyを起動するといった最低限の操作には対応します。

XS〜XLサイズまで5サイズ展開はメジャーアウトドアブランドのSALOMONらしい提案ですね。

手の小さいハダは手袋の指先が余ってしまい、シューズの紐が結び直しにくいと感じることも多いですが、ジャストフィットサイズを選ぶことができました。

後述する手袋入り口の狭さ問題もあり悩んだら1サイズアップが無難ですが、ジャストフィットサイズの手袋は使い勝手が格段に良くなるものです。

手袋入り口の伸縮性が低く手を着脱しにくい

SALOMON・AGILE WARM GLOVEの気になる点は以下です。

SALOMON・AGILE WARM GLOVEの気になる点
  • 手袋入り口の伸縮性が低く着脱しにくい
  • タッチスクリーン対応だが操作性は低い
  • 手のひらに滑り止めは無い

手袋の入り口の伸縮性が低く、着脱しにくいことが残念なポイント。

走り始めは手袋着用、体が温まってきたら手袋を外してポケットに入れる、休憩等で体が冷えてきたらまた手袋を着用…といった具合にランニング中は細かく手袋の着脱を繰り返します。

そのため、着脱のしやすさ=手袋の入り口の伸縮性の高さは重要なのですが、残念ながら伸縮性が低く着脱がしにくく感じます。これは実物を見ずにAmazonでポチってしまったことに原因があります。

人差し指のみタッチスクリーン対応していますが、感度は低め。簡単なスクロールなどは操作可能ですが、メッセージの送信などには向きません。届いたメッセージを開く、SNSを確認するくらいが限界でしょう。

タッチスクリーン素材では指の感覚に勝つことはできず、ANSWER4では人差し指のみ指抜きになった手袋も販売されています。無いよりは有ったほうが良い程度で過剰な期待はしないのが無難です。

手のひらに滑り止めゴムは付属しません

滑り止めが無いと困るようなシーンはほとんどありませんが、MTBに乗る際はハンドルのグリップ感が変わるので有った方が嬉しいですね。とはいえ、滑り止めさえ削ることで軽くコンパクト収納できる点は魅力です。

XS〜XLまで5サイズ展開

SALOMON・AGILE WARM GLOVEは公式オンラインストアやアウトドア専門店、Amazonや楽天で購入することができます。

XS〜XLまでと幅広い5サイズ展開なので、自分の手に合ったサイズを見つけることができます。ただし手袋入り口は狭く伸縮性も小さいので悩んだら1サイズアップが無難です。

手が小さめのハダはMサイズ(全長17.2cm 手首周り16.7cm)を選びましたが、少し手袋入り口がキツめでした。Lサイズだと余裕を持って使うことができたと思います。