ウルトラマラソン&トレイルランナーのハダです。
アルティメイトディレクションのウエストバッグ「ウルトラベルト」を購入しました。
トレイルランニングではベストを背負うことが多いですが、荷物が少なくベストを背負うまでもないショートレースや練習に活用する予定です。
ハダ
ベストを背負わず荷物をとことん軽量化してウエストバッグでレースに挑みたい!
50−60kmのトレランレースをザック(ベスト)を背負わず走りたい
ベスト(ザック)は安定感があり容量も多いので便利なのですが、ショルダーストラップや背中が締め付けられたり蒸れたりして窮屈に感じることも少なくありません。
容量が大きいことで結果的に必要以上の荷物を持ってしまい、重量が増えてしまうこともあります。
不安の大きさに比例して荷物が増えてしまうのはトレイルランナーなら経験したことがあるかもしれません。
「荷物を軽量化し、50-60km程度のトレランレースをベスト(ザック)を背負わずに走りたい!」と考えた時に購入を検討したのがウエストバッグでした。
海外の周回系100マイルレースでもベスト(ザック)ではなく、ウエストバッグを装備するランナーを見かけるので一度真似してみたいなと思っていました(ミーハー)。
一般的な50−60kmのトレランレースの必要装備は以下が挙げられます。
- 水分1リットル以上
- 補給食
- ヘッドライト
- レインジャケット
これに加え、スマートフォン、マイカップ、地図、クマ鈴、エイドキットなどが必要な場合もあります。
【パタゴニア メンズ・ストライダー・プロ・ショーツ】2019年にアップデートしたので2018年モデルと比較ハダはトレラン用ショートパンツはパタゴニアのストライダー・プロ・ショーツを愛用しています。
収納力抜群の5ポケット&ムスコがぴったり収まるライナー付レーシングショーツ。
- パタゴニア ストライダー・プロ・ショーツ
スマートフォン、補給食(エナジージェルやサプリメント、MCTオイルなど)、マイカップ - ウエストバッグ
500mlソフトフラスク2本(計1L)、ヘッドライト、レインジャケット、補給食
ウエストバッグとストライダー・プロ・ショーツをうまく組み合わせ、腰部に荷物を集中させれば、ベスト(ザック)を背負わずとも50−60kmのトレランレースの必要装備を納めることができると考えました。
アルティメイトディレクション(Ultimate Direction)とは?
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1985年にアメリカで誕生したULTIMATE DIRECTION(アルティメイトディレクション)はハイドレーションパックというカテゴリーを発明した元祖ハイドレーションブランドです。
アルティメイトディレクションは総じて細かいポケットが多く、整理力に優れていることが特徴。
レース中に「あれ!エナジージェルはどこに入れたっけ?あれ?BCAAはどこだ!?」なんてことになりにくいのが嬉しい点。
ハダも長年SJ ULTRA VEST 3.0というベストを愛用しています。
軽量、整理力の高い収納ポケット、安定感のあるフィット感とおすすめのベストです。
コーポレートカラーの水色のカラーリングの製品が多いことが唯一の懸念点なのですが、2019年春夏に登場したHALO VESTはモノトーンですっきりとしたデザインのレーシングベストです。
ウルトラベルト(Ultra Belt)とは
アルティメイトディレクション、ザ・ノース・フェイス、ウルトラスパイア、Naked Running Band…さまざまなウエストバッグやウエストベルトを吟味して購入したのがアルティメイトディレクションのウルトラベルトです。
今回購入したウルトラベルトは、500mlソフトフラスク2本が付属したウエストバッグです。
ウエストバッグを探すにあたって検討したのは以下のポイントです。
- 水分1Lが携行可能
中身の水分が無ければ小さく畳めるソフトフラスクタイプで携行できると◎ - ウエストベルトの細かいサイズ調整が可能
服装によってフィット感が変わることを防ぐため、体重変化が大きいため - ポケットに容量がある
ヘッドライトや雨具、補給食を収納できる
本当は実物を試してから購入したかったのですが、いくら都内のランニングショップを探してもウルトラベルトは全く見つからず、ついにインターネットでポチりました。楽天スーパーポイントを使って0円で購入。
- 500mlソフトフラスクが2本付属
- ウエスト部分はWマジックテープで微調整が可能
- バンジーコード付メイン収納ポケットあり
中央部ポケットにはウィダーインゼリーサイズのゼリーが3本収納可能
探してみるとこれらの条件を満たすウエストバッグってなかなか無いんですよね。
補給食やスマホが入る容量が小さいウエストバッグは多いですが、水分1L以上を携行できるウエストバッグとなるとかなり数が限られてきます。
- 販売価格(税込):7,600円程度(69.95ドル)
- ベルト長さは2サイズ展開 SM/MD:66 – 84 cm、MD/LG:79 – 102 cm
- ベルト部分にピルケース
- 容量2.9L、重さ130g
赤いノズルを口で引っ張って入り口を開けるタイプのソフトフラスク
ウルトラベルトの良い点は500mlソフトフラスクが2本付きという点!
アルティメイトディレクションでは500mlソフトフラスク1本が2,300円はするので、2本分=4,600円分も付いてくるのでたいへんお得です!
ソフトフラスクは消耗品ですし、単体で購入すると割高感があるので、ベストやウエストバッグの付属品で付いてくると嬉しいですね。
実際に荷物を入れて走ってみた
実際に着用してみました。
下記アイテムを収納しています。
- 水分 500mlソフトフラスク2本
- ヘッドライト レッドレンザー NEO10R
- ジャケット パタゴニア フーディニ・ジャケット
うーん、これだけ入れるとすでにウルトラベルトはパンパン…!
ここから更に「オレは摂取す」や「アップルハニー」などのゼリー補給食を何本か入れられると良かったのですが、もう収納できそうにありません。
中央部ポケットのバンジーコードにジャケットを引っ掛ける、ヘッドライトは頭に装着して走るなど対応方法を考える必要がありそうです。
ストライダー・プロ・ショーツに何本かエナジージェルやBCAAなどのサプリメントは入れられるのでショーツに補給系の荷物をまとめると良いですね。
50−60kmのレースなら収納ポケット付ショーツを組み合わせれば十分戦えるウエストバッグです。
さっそく10km程度トレイルを走ってきました。
いつもベスト(ザック)を背負っているけどウエストバッグ着用だと上半身が軽い!涼しい!
揺れが心配だったのですが、腰部よりも高い位置のウエスト部でしっかり締め上げた方がバッグが揺れません。
アンダーウェアに着ているミレーのドライナミックメッシュの上からベルトを締めて、シャツを上から被せる方法も試してみましたが、荷物の取り出しを考慮するとシャツの上から着用した方が便利。
しかし、MD/LG:79 – 102 cmサイズを購入したため、ウエスト部で締め上げるとベルトが少し余ってしまうのが難点。
ウエストバッグで長時間走り続けた際に体にどういった負担が出るのかは引き続き、調査の必要がありそう。
水分の携行量も大きいのでロードのLSD練習にも良いなと思いました。