先日、東京ビッグサイトで開催されていた「IFFT / interiorlifestyle living」という家具インテリア専門の見本市に参加してきました。家具をはじめ照明や寝具、カーテン、雑貨、壁装材など、インテリアにまつわる様々な展示がありましたよ。
数ある展示のなかでも一際目を引いたのは、世界的に活躍するデザインスタジオ「nendo」の新作「sudare」です。
sudareについてはCasa BRUTUSやTABROOMでも紹介されていました。
<日本の「すだれ」から着想を得た、nendoの新しいアウトドア家具が登場|Casa BRUTUS>
<「すだれ」が家具に!? nendoデザインの新コレクション「sudare」登場|TABROOM>
ほんとうによく考えてデザインされたアウトドア家具。 これ、面白いです。
以下、会場でいただいたパンフレットの紹介文。
ベランダやテラスといったコンパクトな屋外空間のために開発されたコレクション。
チェアやテーブルは使わない時に折り畳むと自立し、手すりなどの前に置くことでスダレ状のパーテーションとなる。さらに、テーブルはスダレを固定する位置を変えることで手軽に高さと天板サイズが変化する。
ショウルームの展示方法もとても素敵だったのですが撮影禁止だったためお見せできず。
スダレ部分の樹種や加工方法が気になったのですが、それは分からず……特に強度が気になったのですが、想像以上に固くしっかりとしたつくりでした。
テラスなどに置く屋外用家具は雨風に晒されっぱなしになってしまうので痛みやすいし汚れやすい。といっても、テラスには大きなスペースがあるわけでもないし、大きな家具を使う度に出したりしまったりするのも面倒くさい。sudareは軽いしサッと準備できるので便利だし、野外でのバーベキューにも使えそうですね。
nendoは木材を使ったプロダクトや建築も多数デザインしているのでとても気になっています。元サッカー日本代表の中田英寿氏がプロデュースし、「十四代」などで知られる老舗の高木酒造が製造する日本酒「N」のパッケージをデザインしたことでも有名ですね。木の板が左右に角度を変えながら互いに噛み合ってできた木製棚「fold」のデザインなんかは個人的な関心ど真ん中です。
<参照> sudare by nendo 2015年4月に杉田エース㈱から発売予定