[DIY]ヒノキの板で表札(ストリングボード)をつくってみた

hada

前回のエンツォ・マーリの「sedia1」をつくった記事に引き続き、二回目のDIYレポートです。シリーズ化するべく、ドンドンつくっていきますよー!

今回は表札づくりに挑戦してみました。簡単につくることができて、しかもサマになる表札です。ラフな雰囲気がかっこよくておすすめ。

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用意するものはこれだけ。小学生レベルの工作です。

◎用意するもの
・木材
・塗料
・ウエス(布切れ)
・文字を印刷した紙
・釘
・カナヅチ
・タコ糸

木材や釘はホームセンターでも買うことができますし、ウエスやタコ糸は自宅にあるもので大丈夫です。今回は塗装をしましたが、なくてもよいかもしれません。

今回、購入したのは真鍮釘とタコ糸のみ。合計1,000円以下。それ以外はあるものでつくりました。

お次は作成手順。

◎作成手順
・下地の準備(木材のカット、塗装)
・文字枠づくり(釘打ち)
・文字づくり(タコ糸で釘をくくる)

たった3ステップです。

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今回、使用した材料はヒノキの粗材。倉庫に余っていた材料をちょうどいいサイズに切っただけ。

ざっくりとサイズは厚さ:2cm、幅:12cm、長さ:40cm程度。表面を仕上げたツルツルのものよりも、粗材の方がラフな雰囲気が出ますよ。

塗料はオイルステイン塗料のメープルカラーを使用。ヒノキが女性らしい色白で上品な雰囲気になりやすいので、今回はラフな仕上がりを目指し、濃い目の色を選んでみました。

いざ塗装。

ウエスに塗料を少し落とし、薄く広げるように塗っていきます。粗材で表面積が大きい分、色がのりやすいため、コッテリし過ぎないように注意。

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木口面も塗装します。木口面は水分を吸いやすいため、濃い色になり過ぎないように、薄く延ばすように塗りました。

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塗装はあっという間に終了。ものの5分。

こうして比べてみると、塗装だけでだいぶ雰囲気が変わりました。塗装したことで粗材のラフな仕上がりも目立つようになりました。半日程度乾かして、次のステップへ。

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パワーポイントでサクッとつくった文字データを印刷し、セロテープで板に貼り付け。あとはひたすら文字枠に沿って釘を打っていきます。

文字データは太めのシルエットのものの方が釘を打つのが楽ですし、タコ糸をくくったときにシルエットが分かりやすくなりますよ。

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実際にやってみるとこの釘打ちにいちばん時間がかかりました…計2時間。

釘と釘の間隔が狭過ぎると、釘を打つ回数が増えて大変なので注意が必要です。

今回は1cmを目安に間隔を空けています。間隔が開いていてもタコ糸でシルエットができるので、神経質になる必要はありません。(ということに釘打ちが終わってから気づくわけです)

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釘を打ち付けた紙を破りながら剥がしてみるとこんな感じ。いよいよ完成に近づいているのですが、この状態ではいまいち全体像がよく分かりません。

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あとはひたすら(適当に)タコ糸を釘にくくっていくだけ!

最初に文字のシルエットをなぞってから、内部を塗りつぶしていくと上手くできます。糸と糸が重なる箇所や、糸のくくる回数が多くなる釘に注意しながら、バランスよく糸をくくっていくことがポイントです。

糸をくくる工程は1時間程度。1文字目は探り探りでしたが、やればやるほどスピードも上がっていきます。

hada

そして!ついに完成!

合計時間は三時間ちょっと。ざくっとラフな雰囲気に仕上がったので満足の出来栄えです。

年末に引っ越して以来、表札のなかった我が家にようやく表札ができました!評判も上々。

今回の表札は海外DIYサイトで見かけて真似してみたのですが、満足できる仕上がりになりました。
ちなみに「STRING BOARD」で調べてみるといろんな作品がありますので、ぜひ調べてみてくださいね!