西粟倉村に移住して3年目の夏。今年はご近所さんに土地をお借りして畑をはじめてみました。マイ農園がついに始動です。
きゅうり、ナス、トマト、じゃがいも、ゴーヤあたりは自分で育てなくてもご近所さんからおすそ分けしてもらえるので「ご近所さんからもらえる野菜は一切育てない」という明確な運営方針のもと、食べたい&育てたいと思った野菜を好き勝手に植えることにしました。
この夏は、オクラ、大葉、枝豆、トウガラシ、ハバネロ、モロヘイヤ、レタス、ローズマリー、ズッキーニ、パクチー、ケール、の11種類です。
妄想を膨らませて大風呂敷を広げても、ろくにお世話もしてやれず草ボーボーの荒れ地に戻ってしまっては申しわけないので、今回はマルチを敷いて極力手間をかけないことに。雑草を抜く手間が格段に減りました。こりゃ楽だ。
ご近所さんからは農薬の使用を猛プッシュされるのだけれどw、鶏糞・牛糞・バーク堆肥(木の皮)を土に混ぜ込んでのオーガニック栽培気取りです。
パクチストとしてパクチーは大量生産。パクチーって値段は高いしすぐ痛むのでコスパが悪いけれど、育ててみると意外と簡単なもんでわさわさと生えてきました。
ちなみに、去年はプランターでパクチーをこじんまりと育ててみたけど、深くまで根が張れなかったのか大きく育ちませんでした。根って大事だわ。
今年一番ヒットはズッキーニ。グングン育ってバンバン実もなるので楽しい。さっと焼いて塩と胡椒かけるだけで抜群に美味しい。どんな料理に合わせたらよいか未だにしっくりきてないけれど、なんだかんだよく食べています。意外と日持ちもする。
自分でやってみないと分からないことってたくさんあるもんです。
少なくとも俺はズッキーニとオクラがこうやって育つことを28歳になるまで知らなんだ。当たり前のように食べていた野菜なのに、その野菜の当たり前の育ち方に興味すら持ったことがなかったのだ。恥ずかしい。
自称・激辛党なのでハバネロも育ててみました。栽培が難しいのかなと思っていたけど、ほうっておいたら実がなっていた。
ただし、触っただけで熱い辛いやばい。パスタに入れてみたら、その日は一日中、お腹がギュルギュルの熱々。流石300,000スコヴィルの辛さよ。
ケールは虫に食われて壊滅してしまったし、一部レタスやパクチーは梅雨の雨でやられてしまったのだけれど、マイ農園は今日も元気に成長中。
密度管理とか剪定とか栄養とか、勉強しないと分からないことも多いけれど、まずは土をいじること、自分で育てた野菜を食べることを楽しんでいます。「畑は育てる人の性格が出るでぇ」と近所のおばちゃんから脅されているので、草抜きだけはしっかりやろうと思う。