ウルトラマラソン＆トレイルランナーのハダです。
今回はパタゴニアのベースレイヤーであるキャプリーン・サーマルウェイト・クルーのレビューです。
2−3年前のサーマルウェイトシリーズはもっと生地が分厚かったのですが、だいぶ印象が変わりました。
- パタゴニアのベースレイヤーの機能性ってどうなの？
- 真冬のランニングウェアに悩んでいる
- 薄くて温かいロングスリーブTシャツを探している
機能性が求められるものの、人から見えないことが多いウェアなのであまりお金を掛けたくないのがベースレイヤーですね。
ベースレイヤーは登山界隈をはじめ、様々な意見があります。
「ベースレイヤーなんて他人に見えないんだから何でも良くない？」「mont-bellが最強！」「patagoniaのベースレイヤーは性能が低くて値段に見合わない」といった声を聞きます。
「うんうん、そうか、なるほど」と他人の意見に納得するのもよいのですが、「実際のところベースレイヤーって何が違うの？」という実感値が無かったため、まずはお気に入りのパタゴニアで購入した次第です。
ハダ
派手なデザインやカラーのランニングウェアは好きではないので、無地で質感が良く機能性の高いものが好みのハダは大満足です
パタゴニアのベースレイヤー「キャプリーンシリーズ」は3種類
パタゴニアのベースレイヤーシリーズ・キャプリーンは以下の3種類があります。
- キャプリーン・ミッドウェイト
ほとんどの状況やアクティビティに対応する速乾性を備えた定番スタイル - キャプリーン・サーマルウェイト
温かさと快適さを高めるためにロフトが向上 - キャプリーン・エア
メリノウール混紡で保温性と通気性を最大限に発揮
ミッドウェイト→サーマルウェイト→エアと保温性が高くなっていきますが、合わせてお値段も高くなります。
今回は3種類の中間に位置するサーマルウェイトをご紹介します。
キャプリーン・サーマルウェイト・クルーの3つの特徴
171cm＆66kgのハダはSサイズ着用
キャプリーン・サーマルウェイト・クルーの概要は以下です。
- 価格 12,100円（税込）
- 素材 ポーラテック・パワー・グリッド
- シルエット スリム・フィット
- カラー ブラック・グレー・ブルー 3色展開
- サイズ Sサイズ（171cm＆66kg）
ブランドのロゴがデカデカとプリントされたウェアやド派手なカラーリングが苦手。ランニングのウェアやギアはタウンユースでも使えるようなシンプルなデザインが好みです。
キャプリーン・サーマルウェイト・クルーは裾にパタゴニアP-6ラベルが縫い付けられただけのシンプルなデザインなのがお気に入りです。
シルエットは細いが伸縮性が高い。保温性を考慮して裾丈は長め
キャプリーン・サーマルウェイト・クルーの特徴は以下です。
- レイヤリングしやすい滑らかな表面を備えたポーラテック・パワー・グリッド素材
- 素肌に触れる面はオープングリッド構造で保温性と通気性、吸湿発散性を実現
- ハイキュ・フレッシュ耐久性抗菌防臭加工済み
147gと軽い。着てみると不思議と温かいのがキャプリーン・サーマルウェイト・クルーの良い点です。
そして、汗抜けも抜群。裏地が凸凹とした立体構造で身体との接地面積が小さく、空気層をつくるようになっています。
ベースレイヤーなので1枚で着るだけではなく、フリースやジャケットをレイヤリングすることでその保温性や吸湿速乾性の効果をより実感できます。
【パタゴニア キャプリーン・ミッドウェイト・クルー】冬ランニングに最適な定番ベースレイヤー
サーマルウェイトと混同しやすいパタゴニアのベースレイヤー・ミッドウェイトシリーズのレビューはこちらです。
性能は変わるものの、お値段は8030円（税込）と30％以上お値打ちなのでコスパ重視ならミッドウェイトですね👆
キャプリーン・サーマルウェイト・クルーの良い点
透けるような生地の薄さだが保温性は抜群
キャプリーン・サーマルウェイト・クルーの良い点は以下です。
- 147gと軽くて柔らかいのに保温性＆吸湿速乾性が高い
- シンプルなカラー＆デザインのベースレイヤーなので着回しやすい
- 生地が薄くなめらかなのでレイヤリングしてももたつかない
凸凹した立体感のあるポーラテック・パワー・グリッド素材
同じくパタゴニアのベースレイヤー・ミッドウェイトシリーズと比較すると、ミッドウェイトよりも生地が薄く伸縮性が高いのに温かいのがサーマルウェイトシリーズです。
キャプリーン・サーマルウェイト・クルーの気になる点
伸縮性のある親指用ループにより袖のまくれ上がりを防止
キャプリーン・サーマルウェイト・クルーの気になる点は以下です。
- 乳首が透けて丸見え…！！
- ベースレイヤーとしてはお値段お高めの12,100円（税込）
- 柔らかく伸縮性の高い生地なので引っ掛けたら破れそう
レイヤリングを前提に薄くて温かい機能性を持つベースレイヤーにありがちなのが乳首透け問題。キャプリーン・サーマルウェイト・クルーも薄い生地なので見事に乳首がポツッと見えます。
ベースレイヤーなので1枚で着ることはほとんどありませんが、キャプリーン・サーマルウェイト・クルー1枚で街中をランニングするのは自重せねばいけませんね。
そして、機能性の高さは認めるものの、気になるのはやっぱりお値段。ベースレイヤー1枚に12,100円（税込）は高いなぁ〜。すぐ破れてしまったらショックです。
キャプリーン・サーマルウェイト・クルーのレイヤリングパターン
ランニング時はキャプリーン・サーマルウェイト・クルー＋フーディニ・エア・ジャケットが定番
ハダのランニング時のレイヤリングは以下3パターンです。
- サーマルウェイト＋フーディニ・エア・ジャケット（耐候性防風ジャケット）
- サーマルウェイト＋R1（ミッドレイヤー）
- サーマルウェイト＋R1＋フーディニ・エア・ジャケット
①で寒かった場合は②、②でも寒い場合は③と言ったように段階的にレイヤリングをして走っています。
走り始めたら身体も温まってくるのでほとんどが①②のパターンです。
ただ、出張先で夜にランニングした後にそのままごはんを食べに行く場合があるので、ランニング後の汗冷え対策に③のパターンでレイヤリングすることもあります。小雨や小雪が降る日も③が有効。
特にハダが生活する岡山・西粟倉村はスキー場があるような積雪地帯なので、雪が降ることは日常茶飯事。
真冬は気温がマイナスを下回ることも多いので、③のようなベースレイヤー＋ミッドレイヤー＋ジャケットの組み合わせが必要です。氷点下をくぐったら③の出番ですね。
【パタゴニア R1プルオーバー・フーディ】冬ランニングに最適な定番ミッドレイヤー・フリース
パタゴニアのR1シリーズは1着は持っておきたいミッドレイヤーの大定番です👆
キャプリーン・サーマルウェイト・クルーの購入方法
着回しやすい黒色を愛用
パタゴニア店舗、パタゴニア公式ECサイト、アウトドアショップなどパタゴニアのベースレイヤーは比較的いろんなお店で手に入りますし在庫も豊富です。
ハダ
ランニング以外にもフリースの下に着ると軽く温かく汗も匂いにくいのでタウンユースにも大活躍しています。値段が高い分、とことん着倒すつもりです
【おすすめ】トレイルランナーが愛用するパタゴニアのベースレイヤー4選+α（Tシャツ、ロンT）
6種と種類の多いパタゴニアのベースレイヤーですが、ランニングでもタウンユースでも使えるベースレイヤーをトレイルランナー目線で4つまとめてみました👆
