ウルトラマラソン&トレイルランナーのハダです。
アルトラのローンピーク4.5のレビューです。
- アルトラのトレイルランニングシューズが気になっている
- 100km越えのロングトレイルで着用するシューズを探している
- クッション性を備えつつも滑りにくいシューズが好み
100kmを越えるようなロングトレイルレースはアルトラばかり履いています。
ローンピーク4.5はトゥボックスの広さと粘りのあるグリップがお気に入りです。
新しいトレランシューズが出るといろいろ試してみたくなるけど結局アルトラに落ち着きます。
- 広いトゥボックスで足指が開きやすい
- 適度なクッション性で長距離&長時間走りやすい
- 粘りのあるアウトソールのグリップで滑りにくい
2020年のローンピークは4.0→4.5のマイナーアップデートですが、基本的なデザインや性能はそのままにいっそう完成度を高めたアルトラの定番トレイルランニングシューズです。
ハダ
2019年は阿蘇ラウンドトレイル(120k)と上州武尊山スカイビュートレイル(143k)をアルトラで完走しました!2020年のUTMFはローンピーク4.5で走ります!
アルトラ ローンピーク4.5とは?
アルトラのフラッグシップモデルのトレイルランニングシューズ、ローンピーク。
愛用するトレイルランナーも非常に多く大会での被り率も高いシューズですね。
アルトラのトレイルランニングシューズは、ローンピーク以外にもオリンパス、ティンプ、スペリオールなどがありますが、アルトラ1足目のトレイルランニングシューズとして非常に履きやすいモデルだと思います。
アルトラ ローンピーク4.5の概要は以下です。
- 価格 16,500円(税込)
- 重さ 299g(27.5cmの場合)
- スタックハイト 25mm
- ミッドソール デュアルレイヤー EVA/A-BOUND
- アウトソール マックストラック・ラバー・トレイルクロウ
- インソール 5mmコンツアー・フットベッド
- アッパー クイックドライ・エア・メッシュ
トレイルでは定番となるシューズ。アッパーはより多くの柔軟性と快適さのためにトリミングされており、紐による調整がしやすくするためによりシンプルに。 ミッドソールフォームは足元をより弾力的にするために何度も調整を重ねました。
(公式サイトの紹介テキスト)
ハダは前モデル・ローンピーク4.0と同じく27cmを購入しました。
ローンピーク4.5と同じく新発売したティンプ2.0とどちらを購入するか悩みました。
ティンプは1.5→2.0のメジャーアップデートで履き心地がかなり変わってしまったため(サイズ感が小さくなり窮屈に感じる)、購入を断念しました。
今回は4.0→4.5のマイナーアップデートなので大幅なデザインや機能の変更はありません。
しかし、シューホールやインソールの変更などがあり、ただでさえ完成度の高いシューズの履き心地がいっそう良くなりました。
ハダは主に100kmを越えるロングトレイルランニングレースでローンピークを愛用しています。
ローンピークのアウトソールはラグが深く、粘りのある印象で湿ったトレイルでも滑りにくいのがお気に入り。
ガレ場や濡れた岩の上にも強いです。
適度にクッション性がありつつもフワフワクッションではなく安定感も高いので、長距離&長時間のトレイルにぴったりのシューズです。
アルトラ ローンピーク4.5の特徴
アルトラ ローンピーク4.5の特徴は以下です。
- 広いトゥボックスで足指が開きやすい
- 適度なクッション性で長距離&長時間走りやすい
- 粘りのあるアウトソールのグリップで滑りにくい
- 目の詰まった薄いアッパー素材で耐久性が高い
なんと言ってもアルトラのシューズはゼロドロップ&広めのトゥボックス。
長時間&長距離のトレランレースを走ると、下り等でシューズ内でつま先をぶつけ、血豆ができることもありましたが、アルトラのシューズに履き替えてから足内のトラブルが減りました。
下りを攻めた時に足指が詰まることが少ないですね。
ハダは足幅が広い&足指が分厚いので広めのトゥボックスデザインのアルトラがフィットします。
ほとんどのシューズは地面からの距離がヒール2:つま先1の比率を採用していますが、一般的にヒール部分とつま先部分の比率が1:1のシューズがゼロドロップ・シューズと呼ばれています
どうしてもソールの薄いシューズを履くと、林道などの小石で突き上げ感を感じることが多いですが、ローンピークは適度なクッション性があるので林道の下りでも攻めやすいシューズです。
その一方でフワフワ感は少なく安定感が高いのでロードでも走りやすいですよ。
ローンピークはアッパーの耐久性が高く破れにくく、ソールも減りにくいのでロングトレイルをガシガシ走っても壊れにくいので長く愛用できますよ。
アルトラ ローンピーク4.5の気になる点
アルトラ ローンピーク4.5の気になる点は以下です。
- 同じ製品でもバージョンによって履き心地やサイズ感が大きく変わる
- シューレースが長過ぎていつも余る
- 使う機会の無いゲイタートラップが不要
アルトラのシューズ全体に言えることなのですが、同じ製品でもバージョンが違うとサイズ感や履き心地が大きく変わるのがアルトラの欠点。
そのため、毎回の試着は必須です。
アルトラのトレランシューズはハイカーに選ばれるブランドだけあり、踵にゲイタートラップが付属することが多いです。
しかし、ゲイターを着用して走ることはないのでゲイタートラップは個人的に無くても良いです。
前モデル・ローンピーク4.0のインソールは裏に通気穴が空いていましたが、ローンピーク4.5はインソールが代わり低反発素材になりました。
個人的には前モデルの穴あきインソールの方がしっかり感があって好みです。
アルトラ ローンピーク4.0との比較・変更点
ローンピーク4.5と前モデル・ローンピーク4.0を比較しました。
今回は4.0→4.5のマイナーアップデートですが、アルトラの定番トレイルランニングシューズがいっそう履きやすくなりました。
単なるデザインやカラーの変更だけではなく、しっかり改良されていますよ。
- 軽量化(サイズ27.5cmで319g→299gと20gの軽量)
- つま先の排水システム向上
- シューホール(横通し筒型→スタンダードな穴)
- ミッドソールが柔らかくなった
- インソール(インソール裏の通気穴が無くなり低反発素材に)
- シュータンにタブが付属(シュータンのズレを直しやすくなった)
特に嬉しいのは軽量化とシューホールの改善です。
ローンピークは軽いシューズではなくレース後半で重さを感じることもあるので20gの軽量化は嬉しいですね。
また筒型横通し穴のシューホールから通常の表裏通しの穴になりました。
横通しだと靴紐を解いたりゆるめたりする際に慣れておらず手間取ることがあったので助かります。
スタックハイト(=ミッドソールとアウトソールを足した高さ)やアウトソールのパターン等に変更はありません。
また、前モデル・ローンピーク4.0に比べ、4.5はカラーリングが良いです。
派手派手しい原色系カラーのスポーツテイストを抑え、街履きもできるような印象です。
国内ではライム(イエロー)、オリーブ、そしてハダが購入したカーボンの3色展開です。
いずれもカラーリングにイエローを取り込んだデザインになっています。
アルトラ ローンピーク4.5の購入方法
アルトラ ローンピーク4.5はランニング専門店やAmazonや楽天などのECサイトで購入することができます。
大手スポーツ量販店では取り扱いが無いことがほとんどなので、ランニング専門店で実際に試着することがおすすめです。
特にアルトラは同じ製品でもバージョンが変われば履き心地も大きく変わるのでご注意くださいね。
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