アメリカ・コロラドの歴史あるウルトラトレイルレース・ハードロック100のバーチャルレース版、Hardrock 100 Virtual Challengeのレビューです。
1ヶ月で走行距離160km&獲得標高10,000m以上となかなかハードなバーチャルレースです。
走行距離は達成できると思いますが、1ヶ月で獲得標高10,000m越えがかなり厳しい…。
ようやく梅雨が開けたので、8月は猛暑の山を走って獲得標高を稼ぐしかありません。
コロナ禍で大会中止→バーチャルレース開催
人生初の海外レース?となったGVRAT1000kの参加賞Tシャツはダサかわいい
ご存知の通り、2020年はコロナ禍でレースが軒並み中止になっています。
2020年のメインレースとして照準を合わせていたUTMFやONTAKE100も中止になってしまいました。
レースを完走し結果を残すのがモチベーションの源泉の1つですが、気が抜けてしまいそうなのでバーチャルレースにエントリーしランニングを続けています。
【100miles to Auburn】1ヶ月で100マイル(160km)走破を目指すバーチャルレース2020年6月の1ヶ月間で100マイル(=160km)走破を目指す100miles to Auburnにエントリーし完走した記事です。
【The Great Virtual Race Across Tennessee 1000K】テネシー州横断1,000kmバーチャルレースに参加2020年2020年5月〜8月までの4ヶ月間で1,000km走破を目指すThe Great Virtual Race Across Tennessee 1000K(GVRAT1000k)にエントリーした記事です。
2020年春から2つのバーチャルレースに参加しました。
バーチャルレースに参加する前は月間走行距離150kmを越えるか越えないかの練習量で、100マイルレースを完走したい!フルマラソンでサブ3を達成したい!と言いながらも目標に対して体が全く追いついていませんでした。
しかし、バーチャルレースに参加し始めた4月から7月までの4ヶ月間はいずれも月間走行距離300kmを越えるようになり、現在は月間走行距離350〜400kmの間を維持できています。
月間走行距離が伸びれば結果が出るわけではありませんが、バーチャルレースのおかげで毎日のように走る習慣が身に付いて大満足しています。
【ランニングBGMにおすすめ】オーディオブックAudibleとaudiobook.jpを徹底比較【無料キャンペーンあり】ランニングのお供はもっぱらオーディオブックです👆今日は走る気分になれないなぁ…と思う日もたくさんありますが、今日は本を聴くために走るんだ!とランニングが捗っています。
アメリカ・コロラドの歴史ある100マイルレース・ハードロック100
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ハードロック100はアメリカ・コロラドで1992年から続く歴史あるウルトラトレイルレースです。
正式名称は、Hardrock Hundred Mile Endurance Run(略称HR100)。
総距離160km&獲得標高10,000mを越える100マイルレースです。
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2019年は悪天候、2020年はコロナと2年連続で大会が中止になっています。
2018年はパタゴニアのアンバサダーでもあるジェフ・ブラウニングが男性部門で優勝、2014年〜2017年は4大会連続でキリアン・ジョルネが優勝(2016年はジェイソン・シュラブとの同着)しています。
ハードロック100については、藤岡正純さん @masazooomi のブログが素敵なのでぜひ参考にしてください。<Hardrock 100 未出走記>
元祖ハイドレーションブランド・アルティメイトディレクションからはハードロック100仕様のバッグも限定販売されています。
Hardrock 100 Virtual Challengeとは?
Hardrock 100 Virtual Challengeは名前の通り、ハードロック100のバーチャルレースです。
Hardrock 100 Virtual Challengeの概要
概要は以下です。
- 期間 2020年7月17日〜8月23日 → Garminシステムダウンにより9月7日まで延長
- 種類 The Hardrock 100(160km&D+10,000m)、The Flat as a Pancake Hardrock 100(160km&獲得標高なし)、Half a Hardock(91km&獲得標高なし)の3種類
- 費用 30ドル(3,200円弱) *ハードロック100に100%寄付
およそ3,200円前後と安い価格でエントリーできるのがHardrock 100 Virtual Challengeの良い点です。
Hardrock 100 Virtual Challengeには3種類のチャレンジがありますが、ハダはThe Hardrock 100(160km&D+10,000m)にエントリー。
Hardrock 100 Virtual Challengeの参加賞グッズ
海外レースで気になるのは参加賞グッズです。
参加賞グッズに関してはRunSignupのに以下の文言があります。
GIVEAWAYS, DIRECT TO YOUR INBOX
Sent from our partners to all registered participants (unless opted-out of)
- Altra – fandanas and buffs
- GU – GU Rocktane samples
ということはアルトラのバフとGUのエナジージェルがもらえるということでしょうか。
合わせて、以下のブランドのクーポンも発行されるとのこと。
PERKS FOR ALL REGISTRANTS
Promotions from our partners & sponsors that all Hardrock Virtual Challenge participants have access to
- Smartwool – one-time use discount code for all products
- GU – Free three month supply of Probiotic Plus Capsules
- Ultimate Direction – one-time use discount code for 30% off all products
- Suunto – one-time use discount code for all products
- Tailwind – one-time use discount code for 20% off all products
- Black Diamond – one-time use discount code for 20% off all products
- TrailRunner Mag – discounted subscription
- Squirrels Nut Butter – one-time use discount code for 20% off all products
アルティメイトディレクションのすべての製品が30%OFFになるクーポンコードが発行されるのは嬉しいですね。
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Hardrock 100 Virtual Challengeは〆切が8月23日→9月7日まで延長
2020年7月17日〜8月23日の1ヶ月ちょっとで走行距離160km&獲得標高10,000mを目指すThe Hardrock 100ですが、獲得標高10,000mを達成できるのかが不安で仕方ありません。
しかし、朗報があります。
期間が9月7日まで延長されました!
期間は2020年7月17日〜8月23日までの1ヶ月ちょっとだったのでしたが、2020年9月7日までと期間が延長されました。
7月下旬にGPSウォッチ・Garminがランサムウェア攻撃を受けシステムがダウンしたことを受けての延長とのこと。
ハダは7月22日〜とエントリー時期が遅れた上に獲得標高10,000m越えが懸念点だったので期間延長されて少し安堵しています。
平日の早朝 or 夕方のロードや峠走ではせいぜい獲得標高500mに届くかどうかなのでお盆休みや週末のトレイルで稼いでいきたいと思っています。
Hardrock 100 Virtual Challengeの参加方法
Hardrock 100 Virtual ChallengeはUltraSignupからエントリーします。
中学生レベルの英語しか理解できないハダでも5分程度でサクッとエントリーできました。
9月7日の12時までエントリー可能(この時点で申し込んでも達成できませんが…)。
2020年8月3日時点でThe Hardrock 100には150人のランナーがエントリーしています。
エントリー者を閲覧することができますが、キリアン・ジョルネやゲイリー・ロビンス、丹羽薫選手が名を連ねています。
そんなトップランナー達の中に自分の名前も並んでいるだけでなぜか頑張ろうと思えますね(笑)
Hardrock 100 Virtual Challengeの更新方法
Hardrock 100 Virtual Challengeでは、日々のランニングログをPWR Labで管理します。
詳しい方法はこちらのページをご覧ください。<ハードロック100公式サイト>
PWR Labの無料アカウントを開設すればPCウェブブラウザやスマホアプリで更新できます。
GarminなどGPSウォッチを一度接続してしまえば自動的にアップロードされるので、過去に参加したGVRAT1000kや100miles to Auburnのように手入力の手間がないので楽ですよ。
しかし、RunSignupの登録メールアドレスと同じものではないと連携できない点、PWR登録以前のGarminなどGPSウォッチのランニングログはマニュアルアップロードできない点にご注意ください。
PWR Labのアカウントを開設してからのランニングログしか反映されないので、遅くエントリーするとその分ハードルも高くなってしまいます。
日々のランニングログの積み重ねはLIVE LEADERBOARDで閲覧することができます。
現在位置の景色を見ることができるのが楽しくてランニング後の閲覧を楽しみにしています。
ハダは2020年8月3日時点でわずか50km&D+300m。
果たして9月7日までに160km&D+10,000mを達成できるのでしょうか…不安で仕方ありませんが、梅雨ですっかり山を走れていなかったので獲得標高を稼いで山の足をつくるために頑張ります。
キリアン・ジョルネやゲイリー・ロビンス、丹羽薫選手はエントリーしているものの更新がありません。
追記:距離100マイルは達成できるが獲得標高10000mが難問
GarminのシステムダウンやPWR Labの連携がうまくいかないなど問題はありながらも、8月12日までの結果は以下になりました。
- 走行距離 99.8/100MILES
- 獲得標高 7929/33,000FT
10回のランニングアクティビティで走行距離100マイル(=160km)はあるものの、獲得標高が33,000フィート(=10,000m)必要なのに対し、現状はわずか7929フィート(=2,400m)しかありません。
Garminのシステムメンテナンスで8月23日→9月7日まで期限が延長されたので残り1ヶ月弱ありますが、その期間で獲得標高7,600mを稼がねばなりません。
うーん、これはなかなか大変。
ロードばかりを走っていたおかげか月間走行距離350km以上をキープしていますが、やはり山に登らないと標高は稼げそうにありません。
8月は平日の峠走と週末のトレイル練習で獲得標高を稼ぎにいきます。
悲報:100マイル以内に獲得標高10,000m達成の必要あり
もうそろそろ100マイル(=160km)は達成しているかな?とPWR Labを確認してみると、距離(DISTANCE)が100マイルから更新されなくなっていました。
まずは走行距離100マイルを達成してからジワジワと獲得標高を獲得するために峠走やトレイル練習に勤しむ予定だったのですが、一向にログが更新されません。
それ、トラッキングサイトにこそっと書いてあったんですよね。普通に走りながら累積稼ぐの難しいので、僕は今下りでGPS止めてますw pic.twitter.com/Kxh1QRS0ZI
— じろー in California🇺🇸 (@jilow0318) August 15, 2020
じろーさん @jilow0318 に教えていただいて判明したのですが、トラッキングサイトにはフィニッシュラインに到達したらログは更新されなくなるよ。100マイル以内に獲得標高10,000mを獲得してねという記述があったのでした。
おーい!それは完全に見落としていたぞー!
ということで、ハダのバーチャル版ハードロック100は獲得標高10,000mに届かず、2,400mほどで終了してしまったのでした。
PWR Labのログを見るとフィニッシュラインに到達したことが書かれているのですが、これでは完走扱いにならないんでしょうねえ。残念。