アウトドアブランドのパタゴニアは大好きなブランドの一つです。
毎シーズンのように買い足しては全身パタゴニアンになってきました。夏は毎日のようにバギーズ・ショーツを履いています。
特に最近のパタゴニアはかなりトレイルランニング分野へ注力しているのもトレイルランナーとして嬉しいところ。デザインはシンプルで機能的だし、色合いはきれい、生地や縫製もしっかりしています。
しかも格安料金で修理サービスにも取り組んでいます。アパレルブランドなので毎年買い替えて消費して欲しいはずなのに「モノを長く使い続けましょう」とメッセージを発し続けているのが素晴らしい。
つい先日、パタゴニアから一通の封筒が届きました。
内容はパタゴニア日本支社30周年記念のメッセージとイベント案内だったのですが、その封筒自体がとても面白かったのでした。
パタゴニアから届いた封筒が二回使えるようになってる。しかも当然のようにFSC認証紙。封筒一枚取ってもパタゴニアらしいブランディング。すごい…! pic.twitter.com/g7iGiPmRRt
— 羽田 知弘|西粟倉・森の学校 (@hada_tomohiro) 2019年3月9日
*この封筒は2回ご利用いただけます。前回の宛名を消して切ってを貼りご使用ください。
封筒には宛名とは別に空欄があり、切手を貼り直せば二度使えるようになっていたのでした。しかも当然のようにFSC認証紙も使っています。
FSC認証紙を導入するのはそこまで難しいことじゃないけれど、自分たちが送付する封筒をもう一度使えるようにするって良いアイデアですね。
1ヶ月、1年間、10年間で届く封筒の数って馬鹿にならない量だし、その全てがゴミ箱に投げ込まれてしまうもの。パタゴニアの封筒は捨てずに取っておきたくなります。
ゴミ箱行きにならずに取っておいてもらえるということはパタゴニアのことを思い出してもらえることにも繋がりますもんね。結果、購入にもつながりやすい。
これTwitterでつぶやいたら小バズしましたw
実際に2度使うかどうかは置いておいて、顧客に送付する封筒1枚にも一貫したブランドメッセージが込められているのが素晴らしいですね。
フィリップ・コトラー先生が「あらゆるものがブランドであり、あらゆる人がブランドである」と言うてたのを思い出しました。