【鳥取マラソン2019】スタートとゴールが異なるアップダウン多めワンウェイコース

岡山県北・西粟倉村の市民ランナー、ハダです。

今回は鳥取マラソン2019の大会レビューです。

3月と言えば鳥取マラソン!というくらい個人的に毎年恒例のマラソン大会になっています。

2016年、2018年、2019年と今回で3回目の出場です。

こんな人に読んで欲しい
  • 鳥取マラソンってどんなレースなの?
  • 鳥取マラソンのコースエイドについて知りたい!
  • 会場の近くにごはん屋さんや温泉はあるの?

2019年はあいにく小雨が降る天気でしたが、自己ベストタイムを更新できました!

ハダ

鳥取マラソンはハダが暮らす岡山県西粟倉村から最も近い(車で40分)のフルマラソン大会。参加しやすい毎年3月のお決まりレース

鳥取マラソン2019の特徴

鳥取マラソンの特徴は以下です。

鳥取マラソンの特徴
  • 10kmやハーフは無く、フルマラソン特化の中規模大会
  • 高低差の激しいワンウェイコースでスタートとゴールは別
  • ミニマムシティ鳥取市で開催のため、レース後のごはん屋さんや温泉は多い
  • 参加賞はティーシャツ(デザイン△)とバスタオル

鳥取マラソンは参加者数4,300人程度の中規模の大会

いろんな人が参加しやすいように10kmやハーフなど距離別に複数のレースを設定して参加者数を増やす大会は多いですが、鳥取マラソンはフルマラソンのみに絞った大会というのが特徴ですね。

これ、なかなか勇気が要ると思います、さすが鳥取県。

鳥取砂丘〜鳥取市街地〜とりぎんスタジアム〜堤防沿い〜陸上競技場というコース

スタートとゴールの位置が異なり、ワンウェイコースということも特徴です。

スタートは日本三大ガッカリスポット!?とも言われる(ハダは大好きですが)鳥取砂丘。そして、ゴールは鳥取市街中心部から少し離れた場所にある陸上競技場。

ハダ

レース後は市街地は渋滞しがちなので、ゴール地点の陸上競技場に車を停め、特別運行バスでスタート地点の鳥取砂丘まで移動するとゴール後の移動がスムーズですよ

河川敷沿いの超フラットコースを走る加古川マラソンなどはタイムを出しやすいですが、景色が変わらないので退屈に感じてしまいます。

河川敷沿いを走る超フラットコースで自己ベスト更新を狙いやすい加古川マラソン

そして、そのワンウェイコースを実現するために(おそらく)避けられなかったのが激しい高低差です。

スタート直後、15km地点、20km地点、37km地点に大きなアップダウンのポイントがあります。これがとにかく辛い…!

激しい高低差のあるコースが理由でタイムが伸びないからと参加を見送るランナーも多いのではないでしょうか。

コースが難しい分、ペースランナー(サブ3ペース、サブ4ペースなどペースに合わせて走るボランティアランナー)を導入するだけでもかなり満足度が高くなると思います。いかがでしょうか、鳥取マラソン実行委員会の皆さま!

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実際に鳥取マラソン2019を走ってみた

2018年12月に参加した加古川マラソンでは自己ベストタイムを更新して3時間17分05秒でした。

今回の目標は2019年中のサブ3(3時間切り)達成を見据えて3時間10分切り

そのためには4分30秒/kmのペースを維持しなければいけません。

雨が降り出しそうな中、レースがスタート

今にも雨が降り出しそうな中、朝9時にレースがスタート!

Cブロックからのスタートだったのでスムーズに走り出しました。直後に1発目のアップダウンが登場。思うようにペースが掴めません。

スタート直後の遅れを取り戻すべくペースの微調整を繰り返しているうちに1km、2km、3km、4km地点を通過。

気づけば4分10秒/kmペースで走っていました。これじゃペース早すぎ…!でも、今日はなんだか調子がいいぞ(勘違い)。

折返し21km地点までは順調、というか速すぎるペース

前半21kmはサブスリーペースの4分15秒/kmで走り切る作戦だったので少しずつペースを落としながら4分10秒→4分15秒/kmに調整。

おいおい、4分15秒ってこんなに楽でいいのか〜(勘違い)。

鳥取マラソンに合わせて新調したシューズ、NIKE ズームフライ フライニットが超絶いい感じ。

着地の度に足裏がハネて前へと進む推進力へと変わります。おお、調子いいぞ!

気持ち良く10km、15km地点を通過。

しかし、ついに雨が降り出しました

なかなか止みません。次第にウェアやシューズが濡れて重くなります。体温も下がってきて寒くなってきました。

そして、耐えしのいで折返しの21km地点。

よっしゃ、あと半分っ!

4分15秒/kmペースを維持できた安堵感の一方、ふくらはぎや太もも裏に筋疲労を感じ始めます。

でもここからが勝負だぞっ!

25km地点からの失速

前半の貯金(貯タイム)を少しずつ切り崩しながら何処まで自分を引っ張れるかが勝負。

せっかちな自分は前半を抑えて後半にペースを上げるネガティブスプリットが苦手なので前半逃げ切り型で勝負

「あんた、いい笑顔だからまだまだイケるわよ!」と沿道のおばちゃんの声援に背中を押されます。これ完全に作り笑いだよ、おばちゃん!

しかし、25km地点を過ぎると途端に体が重くなり始めます。

あれ?あれあれ?足が前に出なくなり、腰も落ちてしまいます。

エナジージェルを摂取しても気休めにしかなりません。

やっぱり前半のペースが早過ぎたのか…う〜、しんどい、うぅ。

4分15秒/kmから大幅にペースダウン。ラップタイムは4分35秒/kmと20秒も下がってしまいます。

どんどんペースが落ちながらもとにかく立ち止まらないことだけを考えて30km地点通過、35km通過…あと7km…と思っていたら37km地点のアップダウンで左太もも裏を攣ってしまいました

レース前に攣り予防として芍薬甘草湯を摂取したんですが上り坂でやられてしまいました。

ついに立ち止まってしまいます。

そして、攣った足をかばって走っていたら今度は右ふくらはぎが攣ってしまいます。

あ〜、やばいやばいやばい!

その後は一向にペースを上げることもできず、すっかり使い果たした貯タイムを垂れ流しながらしどろもどろゴール。

25km以降の17kmはダメダメのレース展開になってしまいました。

自己ベスト更新のサブ3.25(3時間15分切り)

結果は、以下でした。

  • タイム グロス:3時間14分16秒  ネット:3時間14分02秒
  • 順位 年代別:一般男子29歳以下 24位  総合:140位

あ”あ”〜〜しんどかった〜〜〜!!

目標タイムの3時間10分切りは達成できなかったものの、自己ベストタイムを3分短縮することはできました。

4300人程度の参加で140位なので上位3−4%には食い込むことができたと思います。

1年前に参加した鳥取マラソンでは3時間28分47秒でギリギリサブ3.5。1年前の自分よりも15分弱のタイムを短縮できたのは素直に嬉しいです。

昨年参加した加古川マラソンでも今回の鳥取マラソンでも同じ誤ちを繰り返してしまっているけど、前半逃げ切り型は後半にバテてしまってレース展開が滅茶苦茶になってしまいます。

なにより精神的にもしんどい。本当にサブスリーを達成しようと思ったらネガティブスプリットを身に着けねばいけないのかもしれません。

鳥取マラソン2020ではネガティブスプリットでサブ3を達成するぞ〜!

レース後の鳥取定番のごはん屋さん&温泉

最後に!

毎週のように鳥取市内に通っている岡山県民のおすすめのごはん屋さん&温泉はこちら。

鳥取と言えば、蟹!梨!らっきょう!とあえてTHE観光地的なお店は外しています

およそ鳥取駅から車で20分圏内くらいの近距離のまとめです。

カーボ大量摂取!鳥取市内おすすめごはん屋さん
  • 鳥取市内ナンバーワンのラーメン屋・鳥人
  • 鳥取民の愛するコスパ最強セルフうどん屋・ちよ志
  • クセの強い店員とバカ盛り海鮮定食・おはよう堂
  • 種類豊富な無化調薬膳カレー・かるだもん
近場ですぐに汗を流したい!鳥取市街おすすめ温泉

レースでぺこぺこのお腹と疲れた身体を満たしてあげてください!