4泊5日の東京出張から帰村。ただいま西粟倉!
早く猟がしたい!ということで、翌朝には山に入り罠を5本掛け直しました。3月15日の猟期終了まであとわずか。どうしても気持ちが焦ってしまいます。そのせいか罠にもいまいち自信が持てません。
雑な仕掛け方になっちゃったけど、掛かるかな? pic.twitter.com/STNwcl1oWu
— 羽田 知弘|西粟倉・森の学校 (@hada_tomohiro) 2019年3月2日
毎晩のように道路でシカの群れを発見する場所なので、シカは確かに居るはず。すでに子シカが2匹獲れた場所でもあります。
しかし、獣道がいまいち特定できません。あーでもないこーでもないと罠を掛ける場所を選ぶのにもずいぶんと時間が掛かってしまいました。
糠を撒いて餌でおびき寄せる作戦で勝負。自信の無さを補うように糠を大量に撒くのが未熟な証拠でしょう。
翌日ヒットで元気なバンビちゃん pic.twitter.com/tSZbNXJe0T
— 羽田 知弘|西粟倉・森の学校 (@hada_tomohiro) 2019年3月2日
新しく罠をかけ直した翌日は気持ち新たにわくわくするもの。「今日は獲れてるといいなー」といつもより早起きして罠場の見回りへ。
おおお!獲れてる!!!
ずいぶんと小さな子シカが罠に掛かりました。まだ1歳にも満たないサイズ。元気に暴れ回っています。片手で持ち上げられるくらいなので25kgくらいかな。
1歳弱かな?かなり小さい pic.twitter.com/U3akZgjfBa
— 羽田 知弘|西粟倉・森の学校 (@hada_tomohiro) 2019年3月2日
日曜日の朝で時間があったので久しぶりに解体。出張から帰ってきたばかりで冷蔵庫も空っぽだし、今日は思いっきりシカ肉が食べたい…!
見た目は茶色くて微妙だけど、シカのタン(舌)、レバー(肝臓)、ハツ(心臓)のミックスホルモンまるっと1匹分。
塩コショウニンニクで下味を付けてさっと焼いただけ。
4時間前には生きていた新鮮なシカだから言わずもがな美味しい。 pic.twitter.com/sN4Hq2CNNF— 羽田 知弘|西粟倉・森の学校 (@hada_tomohiro) 2019年3月3日
一人で解体するのは久しぶりだったのですが、2時間かけて捌きました。夢中になって捌いたので写真を撮るのを忘れていた…!
まずは、お決まりのタン(舌)、レバー(肝臓)、ハツ(心臓)のミックスホルモンをさっと焼いてランチのおかずに。
4時間前には生きていた新鮮なシカを食べられる幸せを噛み締めています。歯ごたえが良くて美味しい。
今朝獲れた子シカのシンタマ(もも肉)でロースト。ねぎソースをたっぷり付けて食べる pic.twitter.com/2HcfWgmozw
— 羽田 知弘|西粟倉・森の学校 (@hada_tomohiro) 2019年3月3日
お肉はローストにして夜ごはんのおかずに。やっぱりこれが一番美味しいレシピ。子シカは肉も柔らかくて臭みもありません。粗挽きマスタードを付けて食べるのが好きです。
オーブンレンジを使って時短乾燥したシカ肉ジャーキーが完成。今回はもも肉。スパイシーで美味い。さぁ、ビール飲むぞ pic.twitter.com/08QJhuxRlC
— 羽田 知弘|西粟倉・森の学校 (@hada_tomohiro) 2019年3月3日
シカ肉ジャーキーを今回初挑戦してみました。適当につくった醤油ダレに漬け込んでオーブンレンジを使って時短乾燥。適当に作った割にはめっちゃ美味しい。スパイシーでビールが進みます。
保存もある程度できるし、冷蔵庫に入らない大量のもも肉はジャーキーにするのが良いかも。
三月になって山のミツマタも開花準備中。春が来た pic.twitter.com/wBtulK8kPA
— 羽田 知弘|西粟倉・森の学校 (@hada_tomohiro) 2019年3月2日
3月に入り、ミツマタも開花準備中。西粟倉村では桜よりも先にミツマタの黄色い花が山を鮮やかに彩ってくれます。ミツマタが咲くようになると春の訪れを感じます。長い冬もいよいよ終わりだ。