パタゴニアのストライダー・プロ・ショーツ 5インチのレビューです。
今までさまざまなブランドのランニング用ショートパンツを履いてきましたが、これが不動のマイ・ベスト。
- スマホが収納でき揺れにくいショートパンツが欲しい
- ザックやウエストバッグを着用せず軽めにエナジージェルや水分を携行したい
- ムスコが揺れにくいインナーショーツ付が好み
ストライダー・プロ・ショーツは収納力抜群の腰回り5ポケットとノーパン着用できるインナーパンツが特徴のランニング用ショートパンツです。
これ以上の性能と履きやすさを持つショーツには出会えないんじゃないだろうかと思えるほどのお気に入り製品です。
- スマホやエナジージェル、水分が携行できる腰回り5ポケット
- インナーショーツ付でノーパン着用可能
- 適度な股下5インチ(13cm)+隠しスリット付
スマホで音楽やオーディオブックを聞きながら走ることが多いのでスマホ携行は必須です。
太ももハンドポケットや尻ポケットではスマホが揺れてしまうこともしばしばで非常にストレスフルです。
ストライダー・プロ・ショーツはサイド封筒型ポケットにiPhone11がジャストフィットで収納できるのでほとんど揺れないのが非常に嬉しいです。
ストライダー・プロ・ショーツには股下5インチ(約13cm)と7インチ(約18cm)の2種類がありますが、丈が長いと太ももに引っかかりやすいので断然短めの5インチがおすすめです。
ショートパンツはウエストのゆとりや丈の長さ等、サイズ選びに悩みますが、パタゴニア公式サイトのレビューから近しい身長&体重のユーザーの購入サイズを参考にするのがおすすめです(レビュー数20件以上)
以下がパタゴニア公式サイトのレビューから抜粋したサイズ感です。
- XS 163cm&50kg 男性
- S 172cm&65kg 男性
- M 175cm&75㎏ 男性
- L レビューなし
- XL レビューなし
5ポケットで収納力&整理力に優れたインナー付ショーツ
パタゴニア ストライダー・プロ・ショーツ 5インチの概要は以下です。
- 価格 9,350円
- カラー ブラック、グレー、オリーブ、マンゴー、ブルー 計5色
- サイズ Mサイズ(171cm&66kgのハダ)
- 重さ 105g
- 素材 1.9オンス・ストレッチ・リップストップ・リサイクル・ポリエステル100%
- ポケット 後部中央ジッパー式ポケット×1、両サイド封筒型ポケット×4 計5個
- 機能 DWR(耐久性撥水)加工済み、ハイキュ・フレッシュ耐久性抗菌防臭加工済み
- 製造 ベトナム
171cm&66kgのハダはMサイズを着用しています。
サッカー部出身の足太尻デカランナーゆえのサイズ選び。
Sサイズでもジャストサイズで履くことができるのですが、お尻が大きいのでインナーショーツがキツく感じてしまい、股擦れの原因になりそうなので余裕を持ってMサイズを選んでいます。
ちなみにパタゴニアのバギーズ・ショーツやテルボンヌ・ジョガーズはSサイズを履いています。
値段は9,350円と高めですが、ランニングに必要な機能を備え、耐久性も高いので満足感のある製品です。
重さは105gと非常に軽く、パタゴニアの定番ジャケット、フーディニ・ジャケットと同じ重さです。
ウエストゴムのドローコードが外向きに付いている点も見逃せません。
内側にドローコードが付き、ショーツの中に隠せるデザインのものも多いですが、個人的には外向きが好み。
いざコードの結び目を解こうと思った時に内側に付いていると見えにくいんですよね。
冬のレースで手袋をした状態でもコードをほどきやすいのは圧倒的に外向きです。
パタゴニア ストライダー・プロ・ショーツ 5インチの気になる点
パタゴニア ストライダー・プロ・ショーツ 5インチの気になる点は以下です。
- 引き裂きや突き刺しには弱い
- 水分や重さで股擦れが起きやすくなる
- 大量の汗をかくと生地色が変わる
購入するのはすでに5本目のストライダー・プロ・ショーツですが、手放す時のパターンはいつもお決まりで生地が破れた時です。
引き裂きや突き刺しには弱く、枝が刺さって生地が破けたり、転んで生地に穴が空いて駄目になってしまうことが多いです。
ランニングウェアの中でも使用頻度が高い製品なので消耗品として割り切るしかありませんが、1万円弱と安くはないので生地が破れると精神的なダメージが大きいです(泣)
ストライダー・プロ・ショーツはインナー付ショーツですが、ふだんの10〜30kmの練習ならノーパン着用、レースならインナーパンツを履いて着用しています。
インナーパンツを履けば股擦れすることは無いのですが、ポケットの荷物が多かったり、濡れて重くなっている際にノーパン着用すると股擦れすることがあります。
また、大量に汗をかくと濡れて生地の色が変わってしまいます。
ブラックやネイビーなら良いのですが明るめのカラーは汗濡れが目立つのでご注意ください。
パタゴニア ストライダー・プロ・ショーツ 5インチの特徴
パタゴニア ストライダー・プロ・ショーツ 5インチの特徴は以下です。
- スマホやエナジージェル、水分が携行できる腰回り5ポケット
- インナーショーツ付でノーパン着用可能
- 適度な股下5インチ(13cm)+隠しスリット付
ストライダー・プロ・ショーツの特徴はなんと言っても収納力抜群の腰回り5ポケットです。
スマホ、イヤホン、エナジージェルはもちろんですが、ウィダインゼリー型ゼリーやフーディニ・ジャケットのようなパッカブルジャケット、150mlソフトフラスクも収納できます。
サイドポケットは2種類の大きさがありますが、大きいポケットはiPhone11がジャストサイズで収まり、非常に揺れにくいです。
ソフトフラスクは250mlを少し減らすと折り畳んで収納できますし、150mlならすっぽり入ります。
腰部背面ジッパー付ポケットには鍵を収納しやすいですね。
トレイルランニングレースにおいては複数のエナジージェル、BCAA、芍薬甘草湯、固形補給食…とさまざまなものを持ち歩きます。
レース後半になると集中力もなくなってきて「あれ、BCAAはどこに入れたっけ?」とアタフタしてしまい欲しいものがすぐに取り出せないストレスを感じることも少なくありません。
ストライダー・プロ・ショーツは5つのポケットが付属しているので「BCAAは横」「いざという時の胃腸薬は後ろ」と分けて収納できる整理力がウリです。
ハダはインナー付ショーツをノーパン着用するのが好み。
ストライダー・プロ・ショーツはフィット感が高く蒸れにくいインナーでムスコも快適です。
ただし、履き始めの場合、濡れて重くなった場合、荷物を入れ過ぎて重い場合は股擦れリスクも増えるので不安な人はノーパンではなくアンダーパンツの着用がおすすめです。
【インナーパンツ】トレイルランニング&マラソンのアンダーウェアのおすすめ【ラン下着】【インナーパンツ】トレイルランニング&マラソンのアンダーウェアのおすすめ【ラン下着】
👆実際に着用した中からおすすめのインナーパンツ(アンダーウェア)についてまとめました。
ストライダー・プロ・ショーツは2018年→2019年にアップデートされ、ラウンド型の裾からボックス型の裾(隠しスリット)に変更されました(文末に比較記事を掲載しています)。
スリットは若干の恥ずかしさがあるので2019年以降のストライダー・プロ・ショーツの隠しスリットは見た目のガチ感を軽減しながら足捌きのストレスは減らし非常に良いデザインになりました。
丈が短ければ短いほど足捌きがしやすい一方で、股下3インチ(約8cm)となると太ももが丸見えになってしまい恥ずかしさも感じてしまいます。
足がきれいなわけではないので太ももの毛も丸見えになりますし、座ると太いふともも&股間モッコリになってしまうので、3インチには憧れがある一方なかなか挑戦できません。
7インチと長過ぎず、3インチと短過ぎず、5インチが個人的にちょうど良いです。
パタゴニア ストライダー・プロ・ショーツ 5インチの購入方法
2020SSで購入したSmolder Blue色
パタゴニア ストライダー・プロ・ショーツ 5インチは公式オンラインストアやAmazon、楽天市場、ランニング専門店で購入することができます。
新色カラーは売り切れることもありますが、パタゴニアの定番ランニング用ショートパンツだけあって在庫は豊富です。
ウエスト周りや丈の長さ、インナーショーツのフィット感などランニング用ショートパンツは履き心地が大切なので事前の試着がおすすめです。
パタゴニア ストライダー・プロ・ショーツ 5インチは毎日のようにランニングで着用するショートパンツで述べ購入数は5本。
レースはもちろん練習でも欠かすことができません。
一度履いたらその履き心地に満足することはハダが保証しますw
【パタゴニア ストライダー・プロ・ショーツ 5インチ】収納力抜群5ポケットが特徴のランニング用ショートパンツ【パタゴニア ストライダー・プロ・ショーツ 5インチ】収納力抜群5ポケットが特徴のランニング用ショートパンツ
前シーズンの2020SSに購入したストライダー・プロ・ショーツのレビューです。
【パタゴニア ストライダー・プロ・ショーツ】マラソン&トレラン向け収納力の高いショートパンツ【パタゴニア ストライダー・プロ・ショーツ】マラソン&トレラン向け収納力の高いショートパンツ
10kmのロードランニングから100kmを越えるウルトラトレイルレースまで大活躍しています。
【パタゴニア メンズ・ストライダー・プロ・ショーツ】2019年にアップデートしたので2018年モデルと比較【パタゴニア メンズ・ストライダー・プロ・ショーツ】2019年にアップデートしたので2018年モデルと比較
ストライダー・プロ・ショーツは2019年にアップデートがあり、ラウンド型の裾からボックス型の裾に変更され、丈が短いのにスリットが目立ちにくくなりデザイン性が向上しました。
インナー付ショーツは股擦れを起こしやすいのでハサミで切ってしまうランナーもいますが、価格に入っているインナーをわざわざ切ってしまうのがもったいなくて切れませんw