ウルトラマラソン&トレイルランナーのハダです。
THE NORTH FACEの大人気トレランベスト・TRシリーズが2019SSで大幅にアップデートされました。
容量9LのTR10をさっそく購入したのですが、まだまだインターネット上に新作TRシリーズの情報が少な過ぎるのでレビューを書いてみます。
前作のTRシリーズも人気で品薄でしたが、今回のアップデートで人気に拍車が掛かりそうです。
悩んでいるトレイルランナーの皆さん、売り切れる前に購入した方がいいですよ〜!
- シンプルなデザインとカラーリングのトレラン用ザックを探している
- トレラン用ザックはフロント部分の収納力が命
- 旧作TRシリーズは持っているけど新作はどうなの?
ハダ
THE NORTH FACEは必ずオールブラックも展開するのが良いですね!
THE NORTH FACE TRシリーズ TR10 概要
公式サイトのTR10の商品説明は以下です。
幾度ものアップデートで進化を続けるTRシリーズのウルトラトレイル用パックです。
契約アスリートと共に時代にマッチした形を追求し、更なるフィット感と利便性、操作性を追求。
「背負う」という概念を「着用する」に変化させ、身体との一体感をさらに向上させました。
素材全体を見直すことで、肌当たりのクッション性と通気性を向上。
身体と接触する部分を増やしながら上下の揺れを軽減し、各コンパートメントへの容易なアクセスを実現しています。
10Lサイズは、基本的な装備群に加え、より長い距離を走るためのエマージェンシーウエアやギアの収納スペースを確保。
専用性の高いストレッチポケットを数多く配備しています。
- ウルトラトレイル用にアスリートと共同開発し、更なるフィット感と利便性を向上させた新たなTRシリーズ
- 上部ベルクロフラップ/センターダブルジッパーで大きく開くメインコンパートメント
- コンプレッションバンジーコード
- 本体下部に上部・左右からアクセスできる大型ストレッチポケット
- 本体内部右側にジッパーつきメッシュポケット
- 本体内部左側にスリットメッシュポケット
- リザーバー専用コンパートメント
- 背面に通気性に優れた軽量エアメッシュ
- 肌当たりを考慮した柔らかいバインディングテープ
- フィット感を向上させた3本のチェストストラップ
- ショルダーハーネス部分にストレッチボトルポケット
- フロント下部にストレッチスリットポケット
- フロント下部右側のストレッチポケット内にホイッスルジッパーつきセキュリティメッシュポケット
- 両サイドにストレッチスリットポケット
- リフレクターロゴ
素材 マットツイルリップストップナイロン、ストレッチファブリック
原産国 ベトナム
サイズ S、M、L
重さ S/310g、M/330g、L/350g
カラー (K)ブラック、(AG)アスファルトグレー、(AB)アズテックブルー
寸法 S/着丈40×身幅37×裾幅30cm、M/着丈42×身幅40.5×裾幅33.5cm、L/着丈44×身幅44×裾幅37cm
容量 S/8L、M/9L、L/10L
今回購入したのはTR10、ブラック、Mサイズの9L、重さ330gです。
身長171cm&体重67kgのハダはちょうど良いサイズ感。
長所と短所をまとめてみた
長所
- フロントポケットの収納力が深く広く大幅アップ。エナジージェルやサプリメントをガンガン突っ込める
- ソフトフラスクの安定感が抜群。全然揺れません
- 前作は2本だったチェストストラップが3本になりフィット感が向上
- ダブルジッパーでメインコンパートメントに容易にアクセス可能
- 生地が厚くてしっかりしているので耐久性◎
短所
- 9Lで330gと重め
- 値段が可愛くない…!19,440円(税込)
- カブトムシみたいな見た目(泣)
機能については申し分ないのですが、正直見た目は前作の方がシンプルで好きでした…
アルティメイトディレクションやサロモンなどTRシリーズと同じように2万円弱のトレラン用ザックには500mlソフトフラスクが付属しますが、TRシリーズには付属しません。
ハダ
500mlソフトフラスク2本=8,000円分が付属しないのに2万円弱の価格だけあってTRシリーズは高価ですが、機能製や生地の質感は素晴らしい…!
100マイルレースや温泉トリップランもOKな大容量9L
今年は2019年5月に阿蘇ラウンドトレイル(120k)、2019年11月に上州武尊山スカイビュートレイル(140k)に出場予定です。ようやく100km超のトレイルレースに出場するのでドキドキ。
100マイルレースの装備が収納できるベストを探していたタイミングでTRシリーズがアップデートされたので即購入。
容量7LのTR6とかなり悩んだのですが、大は小を兼ねるだろうとTR10をチョイス。余ったスペースはバンジーコードを絞れば小さくなりますしね。
容量9Lならば、ラン→温泉宿泊→電車帰宅の温泉トリップランも実現可能。
着替えや充電器など宿泊に必要な荷物一式を収納できそうです。
フロントポケットの収納力はもちろんですが、脇下のメッシュポケットも嬉しいですね。
フロント部分に収納すると圧迫感のあるウィダインゼリーサイズのゼリーも収納できるのはありがたい!
深さもあるので蓋が無くても落ちる心配はなさそうです(写真では見えるようにわざとジェルを浅めに入れています)
メインコンパートメントのダブルジッパーは嬉しい機能です。
予備のヘッドライトなど下部に入れた重い荷物を取り出す際に便利です。
そして、伝わりにくいのですが、全体的に生地の素材感がすごく良いです。
マットな質感、コシのある厚みが秀逸。
残念なのはカブトムシ感のあるボディ。
この三角ベルクロフラップがカブトムシ感を助長するのでしょう…!
メインコンパートメントの内部にはジッパー付ポケットが2つあるので鍵や保険証、マップを入れるのに役立ちそうです。
まだレースで試していないので、2019年5月の阿蘇ラウンドトレイル(120k)はTR10で完走を狙います!
鮮やかなカラーリングではなくオールブラックを作り続けるTNF
しかし、多くのブランドが派手なカラーリングのトレランベストを発売する中で、THE NORTH FACEはシンプルにオールブラックをつくり続けるので非常に好感を持ちます。
ウェアはロゴの主張が強くてちょっと苦手だけどギアはデザインの安定感がありますね。
山中はもちろん、タウンユースや街ランにも使えるデザインが本当に嬉しい。
アルティメイト・ディレクションもトレイルランニングバックパックとしては機能性十分ですが、派手なカラーリングとロゴの主張が強すぎて苦手です。
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今回ご紹介した容量9LのTR10(Mサイズ)👆
ザ・ノース・フェイス ティーアール6 TR 6 THE NORTH FACE
もうひと回り小さい容量7LのTR6(Mサイズ)👆カラー展開はいずれも同じ3色展開です。
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