【山のブラン(鳥取・智頭)】ジビエディナーを食べられるフレンチレストラン

岡山県北・人口1,500人の小さな村・西粟倉村で生きています、ハダです。

西粟倉村のお隣、鳥取県・智頭町に2018年8月にオープンしたフレンチレストラン・山のブランでジビエディナーを食べてきました。

西粟倉村の近くにこんな素敵なお店があるなんて!と嬉しくてキーボードを叩いています。

ハダ

結婚1周年記念のディナーとしてお妻さまと訪問しました!

フレンチレストラン・山のブランとは?

山のブランの玄関にはハジメさんのお父さんが設えた石が鎮座

山のブランは鳥取県・智頭町にあるフレンチレストラン。

もともと智頭町出身だったオーナーの石田創(ハジメ)さんが実家のお隣に店舗を建築し、2018年8月にオープンしました。(山のブランだけあって8月10日の山の日にオープン!)

ハジメさんのお父さんは智頭町で石材加工をしているため、山のブランの入り口にはお父さんが設えた石材がドン!と鎮座しています。

ハジメさんのお母さんは鳥取市・瓦町雑貨やアンティーク家具を扱うBRUN✕WORKSというお店を経営しているため、山のブランでも雑貨や家具の販売もしています。

ゆったりした空間にテーブル席が6席。椅子や照明にはプライスタグあり

今回、山のブランを訪問した経緯は2つあります。

1つはハダがいつも髪を切ってもらっている鳥取・八頭町の美容院・Plume Artの京子さんが「ぜひ山のブランでごはん食べてみてよ」とおすすめしていただいたこと(京子さんとハジメさんは仲良し!)。

もう1つは以前、西粟倉村のB&B・下図書館でハジメさんの出張フレンチを食べさせていただき、とても美味しかったことがあります。

お妻さまと相談し「結婚1周年のディナーは山のブランに行ってみよう!」ということでディナーを予約したのでした。

MEMO

山のブランのメインはランチ営業です。ディナーは完全予約制なので事前に下記からお問い合わせください

オーナー・ハジメさんのこだわりが詰まった空間に仕上がっています

店舗情報

鳥取・智頭町はグルメがたくさん。

山菜料理のみたき園パン&クラフトビールのタルマーリーゲストハウス&食堂の楽之(たのし)もあります。

山のブランは智頭町中心地からタルマーリーに向かう途中、1本道に入るとあります。うっかり通過しないでくださいね。要グーグルマップ。

西粟倉村からは車で30分。村から近いのがこの上なく嬉しい…!

山のブランの名物、キューバサンドはランチにおすすめ👇

若桜町・吉川オンリーBooさんの豚肩ロースを使用した贅沢なローストポーク。その肉汁で作ったオリジナルのグレービーソースの組み合わせ。バゲットは八頭町のベーカリー・もりのひと製

 

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こちらは智頭産鹿肉のカツレツ👇

智頭Deer’sの鹿肉に、天然酵母ベーカリーもりのひと(八頭町)が作ったパン粉をまとわせて揚げ、智頭で育った野菜とともに自家製デミグラスソースで食べます。お供にはオリジナルの雑穀ごはんが人気。

 

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コーヒー豆は鳥取・用瀬町の燕珈琲の深入り豆👇

山のブランが開発に最も多くの時間を費やしたと語るオリジナルブレンド。

 

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山のブランでジビエディナーコースを食べてみた

桜の枝の箸置は、智頭町伝説の大塚刃物鍛冶さんの工房でハジメさん自ら作ったもの

訪問したのは日曜日の18時30分。

前の予定が長引いて時間に遅刻してしまったのに笑顔で出迎えてくださいました(感謝…!)。

ディナーコース7品・5,000円/名
  1. 前菜
  2. スープ&パン
  3. 肉料理1 
  4. 魚料理
  5. 肉料理2
  6. デザート 
  7. ドリンク

ディナーは5,000円のフレンチコース料理のみ対応しています。

電車でふらっと訪問できる立地では無いのでノンアルコールビールが豊富(5種!)なのが嬉しい

今回はお妻さまをおもてなしする時間なのでハダは運転手。

ディナー食べて家に帰ったらしこたま飲むぞ!と鼻息荒くしていたのですが、山のブランはノンアルコールビールが5種類もラインナップされていて気持ちが満たされました。

お妻さまは前半はハジメさんおすすめの日本酒、後半は肉料理に合わせて赤ワインをチョイス。

キッシュには赤ワインで煮込んだホロホロの鹿肉がたっぷり詰まっています

まずは一品目の前菜👆

キッシュはサクサク、そして具の鹿肉はホロホロで美味しかった…!

ホロホロの鹿肉って食べ慣れないけど、しっかり赤ワインの旨味が染み込んでいて美味。

2品目はスープ👆

じゃがいもと玉ねぎのスープ。冷製ではなく常温、さっぱりしていて野菜の甘さを感じられて飲みやすい。

付け合せのパンは八頭町のベーカリー・もりのひと(美味しくて何度もおかわりしてしまいました)。

3品目は鹿もも肉のカルパッチョ👆

低温キワキワの低温調理なのでお肉が柔らかい!

ハダも猟師の端くれなので鹿肉は調理しますが、ここまでしっとり柔らかくできるなんて感動します…!ドリップが出ずに味が凝縮されています。

ソースも赤らっきょうやナスなど地域の野菜が盛りだくさん。

4品目はアジのフリット👆

トマトとバジルの冷製ソースを熱々のフリットにたっぷり乗せていただきます。

アジの身が分厚くてホクホク・ジューシー。

5品目は鹿の背ロース👆

外はカリッとしているのに、赤身が残っていてしっとり柔らかい。

温度調整にとことん気を配り、固くなりすぎないように調理しているとのこと。

最後は熱したバターをくぐらせて表面をカリッと仕上げるんだそう。

ハダ自身、猟師なので鹿肉は定期的に食べていますが、まさにお店で食べる贅沢なジビエ料理でした。

一度のコース料理で鹿肉をホロホロ・やわらか・しっとりと三種類楽しめる贅沢さよ。

添えられた野菜もグリル感が最高でじゅわっと旨味を感じました。

6品目はデザート👆

キャラメルアイスと焼きプリンの組み合わせ。

キャラメルにはしっかり苦味が効いていて甘いものが苦手な自分好み。

なんと結婚1周年記念のディナーだったのでメッセージを添えてくださいました。

何気ない会話から判断してこんなサプライズができるなんてハジメさんすご過ぎる。

そして、お妻さま感動。

7品目はドリンク👆

ハダは燕珈琲のコーヒー。

お妻さまは岡山・津山の香草工房オリジナルブレンドのハーブティーをチョイス。

以上。7品のフレンチディナーコースでした。ごちそうさまでした!

贅沢絶品感動フレンチディナーでわずか5,000円/名

 

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はー!美味しかった!最高ぅぅ…

お妻さまはご機嫌。ご機嫌になったお妻さまを見てハダもご機嫌。

心もお腹も大満足……ってこれで5,000円は安過ぎませんかハジメさん?

西粟倉村から近いし、料理も文句なしに美味しいし、お店の雰囲気も素敵ってことでリピート確実です。

西粟倉村のパパン&ママンやカップルにも猛烈にプッシュしよう。

山のブラン、超絶おすすめです…!

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翌年も誕生日祝いディナーで再訪

翌年2020年も再び、お妻さまと2人で創作ジビエフレンチディナーを楽しんできました。

店主のハジメさんがどんどんパワーアップしているので毎年の訪問が楽しみです。

【鳥取・智頭町 山のブラン】季節の鹿肉や野菜を生かした創作ジビエフレンチディナー