【パタゴニア ウェーブフェアラー・バケツ・ハット】パッカブル仕様のランニングでも被れるハット

今回はパタゴニアウェーブフェアラー・バケツ・ハットのレビューです。

こんな人に読んで欲しい
  • (キャップではなく)ランニング用ハットを探している
  • ガチスポーツ感はなく、タウンユースでも被れるデザインが好み
  • 激しい運動でもズレにくいハットが欲しい

トレイルランニング用キャップはパタゴニアダックビル・キャップエルドレッソツバ短キャップなど、短いツバのものばかりを買い揃えてしまいがちです。

真夏の滝汗ロードランニングで直射日光から頭を守ったり、梅雨のシャワーランでも視界が遮られないようなランニング用ハットが欲しいとインターネットをさまよっていました。

できればガチスポーツ感は無く、タウンユースでも被れるものが良いと探した結果、パタゴニアのウェーブフェアラー・バケツ・ハットにたどり着いたのでした。

パタゴニア ウェーブフェアラー・バケツ・ハットの特徴まとめ
  • 蒸れにくく熱がこもりにくいので夏のランニングでも着用できる
  • 軽い雨なら弾くので小雨のランニングシーンで重宝し視界良好
  • パッカブル仕様で小さく折り畳めるのでザックにも収納可能

キャンプや音楽フェスで被っている人も多いパタゴニアのバケツハットですが、サイズさえ間違えなければ蒸れにくくズレにくいランニング用ハットとして機能することが分かりました。

さらにパッカブル仕様で小さく折り畳めるのでザックにも収納しやすいのが嬉しいポイントです。

ハダ

ランニングはもちろん、屋外バーベキューなどアウトドアシーンや草刈りなど屋外作業でも重宝しています

税込5,500円とお手頃な価格なのでパタゴニア製品の中でも買いやすいのも嬉しいですね。

パタゴニア ウェーブフェアラー・バケツ・ハットの概要

パタゴニア ウェーブフェアラー・バケツ・ハットの概要は以下です。

パタゴニア ウェーブフェアラー・バケツ・ハットの概要
  • 価格 5,500円(税込)
  • 重さ 71g
  • フィット S/M or L/XLの2サイズ(ハダはS/Mサイズ購入)
  • カラー Whale Tail Tubes Stone Blue(WTSE) 計5色
  • 素材 4.5オンス・リサイクル・ナイロン100%(プリントは4.3オンス)
  • 加工 DWR(耐久性撥水)加工済み
  • 製造 中国

ハダの頭の周囲(おでこ上部〜耳上〜首筋上部の最も周囲が長くなる部分)は58〜59cmほどですが、S/Mサイズを着用してジャストサイズでした。

パタゴニア ウェーブフェアラー・バケツ・ハットのサイズ
  • S/Mサイズ 55〜58cm
  • L/XLサイズ 58〜61cm

多少生地が伸びるので若干キツめくらいの方がランニング用ハットしては風で飛ばされにくく良いと思います。

帽子は深さがあるので目深に被ることもできますし、浅めに被ることもできます。

首元上部がしっかり隠せる点も見逃せません。

タオルを首に巻けば夏に首が真っ黒に日焼けするのを防げそうです。

Spoonbills=ヘラサギ(ピンク色の鳥)モチーフのカラフルなパターンやAsh Tanというカーキ色のアウトドアテイストの強いカラーもありましたが、普段の自分の服装が白・グレー・黒・紺色あたりの色味が多いので青色ベースのWhale Tail Tubes Stone Blueをチョイスしました。

少し色が抜けくすんだような青色でバギーズ・ショーツの色味や素材感に近い印象です。

中央部にあるクジラのタグが可愛くてお気に入りです。

パタゴニア ウェーブフェアラー・バケツ・ハットの気になる点

パタゴニア ウェーブフェアラー・バケツ・ハットの気になる点は以下です。

パタゴニア ウェーブフェアラー・バケツ・ハットの気になる点
  • 2種類のサイズ展開のみでジェンダーフリーなので小顔女性は被れない
  • サイズ調整ができない
  • 洗濯を重ねるうちに耐久性撥水加工が弱くなる

ウェーブフェアラー・バケツ・ハットの欠点はなんと言ってもメンズ・レディースサイズの無いジェンダーフリーでサイズ展開がS/MまたはL/XLの2種類しか無い点です。

頭デカ族のハダでもS/Mサイズでジャストサイズなので小顔の女性はジャストサイズで被ることができないよいうに感じます。

またダックビル・ハットやダックビル・トラッカー・ハットのようにベルトストラップでサイズ調整できるわけではないので、気分によって浅く被る・深く被るなど被り方も変えにくいように感じます。

またパタゴニア定番のDWR(耐久性撥水)加工が施されているのが嬉しいポイント。

ですが、DWR加工は洗濯を重ねるうちに水弾きが悪くなるので、ランニング用ハットとして使う度に洗濯していると撥水性能が落ちていくだろうと予想できます。

パタゴニア ウェーブフェアラー・バケツ・ハットの良い点

パタゴニア ウェーブフェアラー・バケツ・ハットの特徴は以下です。

パタゴニア ウェーブフェアラー・バケツ・ハットの特徴
  • 蒸れにくく熱がこもりにくいので夏のランニングでも着用できる
  • 軽い雨なら弾くので小雨のランニングシーンで重宝し視界良好
  • パッカブル仕様で小さく折り畳めるのでザックにも収納可能

ランニング用ハットとして販売されているわけではないので「本当にランニングで使えるのか?」と判断するのに悩みましたが、パタゴニア公式サイトの好意的なレビューを見て、まずは購入してみようと思えました。

参考にいくつか引用します。

真夏に被っていても、蒸れにくく熱がこもりにくい

軽く、締め付け感が無く、蒸れない。 日差しはしっかりと日除けしてくれます

軽いし、柔らかくて被り心地が良く、タウンにも、風さえ強くなければ登山にも、どんなシーンにも被れるのが嬉しいです

生地がメッシュではないので真夏のランニングで頭が蒸れないかが心配だったのですが、レビュー通り蒸れにくい・熱がこもりにくいハットで炎天下のランニングで重宝しています。

ハダは20〜30kmのロードランニングやトレイルランニングで愛用していますが、風に飛ばされるといったことは一切ありません。

汗や雨でビシャビシャに色濃く濡れてしまうかと思いきや濡れ色になることはほとんどありません。

ハット内部にはぐるりと布製テープが付いており、汗が垂れたり滑りにくいような工夫がされています。

また、嬉しいのはDWR(耐久性撥水)加工済みなので小雨なら弾いてくれる点です。

さらに梅雨時期のシャワーランにツバの短いキャップを被ると、どうしても雨が垂れて目に入り視界が悪くなってしまいがちですが、ウェーブフェアラー・バケツ・ハットならツバがぐるりと配置されているので雨が目に入ることがありません

パッカブル仕様でハット内の隠しポケットに本体を入れ込むことでコンパクトに収納できるのも見逃せないポイントです。

手のひらサイズに収まるのでザックやウエストバッグに収納することも可能です。

パタゴニアのダックビル・キャップの43gと比較すると多少重い71gですが、被っていて重いなと感じることはありません。

収納した際にパタゴニアのP-6ロゴが見えるように刺繍されているのが憎い演出ですね。

ハダは炎天下やシャワーランなどのランニングシーンはもちろん、屋外バーベキューなどアウトドアシーンや草刈りなど屋外作業でも重宝しています。

どうしてもランニング用キャップはメッシュ生地などガチスポーツ感が出てしまいがちですが、ウェーブフェアラー・バケツ・ハットならタウンユースにも使えるのが良いですね。

頭デカ族なのでハットを被るのに抵抗がありキャップばかり被っていたのですが、この機能性と汎用性を知ってしまうとハットも買い足したくなりますね。

ウェーブフェアラー・バケツ・ハットと悩んだランニング用ハット

今回はウェーブフェアラー・バケツ・ハットのレビューでしたが、ランニング用ハットで最も欲しいものはこちらでした。

本当はパタゴニアの名品として名高いダックビル・バケツ・ハットです。

2015年〜2016年あたりを最後に生産されておらず、残念ながら現在は販売されていません

税込4,950円ですがメルカリやヤフオクでは1万円越えで販売されプレミアが付いています。

再販を熱望するトレイルランナーやハイカーは多いので近々販売されることを願っています。

他にもいくつか購入を悩んだものを紹介します。

こちらは厚底クッション系シューズで有名なホカオネオネアドベンチャーハット。税込5,830円

見た目がパタゴニアのダックビル・バケツ・ハットとそっくり(パクリ過ぎだろうというデザイン)で機能性は申し分なし。

購入しようか悩んだのですが、ダックビル・バケツ・ハットが再販されたら被らなくなりそうだったので断念しました。

ちなみにホカオネオネの公式サイト限定商品です。

こちらはサロモンのS/LABシリーズのスピードボブ。税込5,390円

重さはわずか38gで、取り外し可能な熱線反射パッドが頭頂部に仕込まれています。

サロモンランナーでもありフランスのトップランナーである、フランソワ・デンヌとの共同開発モデルとのこと。

パタゴニア ウェーブフェアラー・バケツ・ハットの購入方法

パタゴニアの帽子などアクセサリー系は取り扱い店舗が多いので、パタゴニア公式サイトパタゴニア店舗はもちろん、ランニングショップ楽天市場でも販売されています。

頭デカ族のハダは自分の頭に合わなかったらお妻さまに被ってもらおうと購入しましたが、心配とは裏腹にジャストサイズでした。ラッキー!

頭の大きいハダでS/Mサイズがジャストなので、小顔の人はS/Mサイズでも大きいかもしれないのでご注意ください。特に女性は注意が必要だと思います。

トレイルランナー御用達のパタゴニアのキャップであるダックビル・キャップとは違い、サイズ調整ができない帽子なので事前の試着がおすすめです。

他にもパタゴニアの帽子のレビュー記事も書いていますのでぜひ比較してみてください。

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