出張先での朝ランがマイブームです。
出張が続いて走る時間がないんだよねなんて言い訳はダサいぜ、ジブン。
さすがに新幹線移動の東京出張では、ランニングする用意(ウェアやらシューズやら)をキャリーケースに詰め込む余裕はないけれど(木材のサンプルでいっぱいだ)、車移動かつ宿泊アリの出張の際には必ず持っていくようにしています。
出張中でもせっかく用意を持ってきたんだから早起きして走ろうかという気持ちになるんだから不思議なもんで、家に居てもこんな気持ちは湧いてこないんだから練習が一向にはかどりません。
西粟倉村にはない夜のネオン街をフラついて飲むのも楽しいけれど、ホテルに着いたらさっさと寝て、そそくさと起きる。
翌朝、iPhoneと小銭をポケットに突っ込んでホテルを出る。なんとなくの方向に走り出してみる。制限時間だけ決めて、コースは決めません。冷えた身体があたたまってきて、空が白んでくると街の様子がよく見えるようになる。街が動き出すのが分かる。
山の夜明けは自然の移ろいがよく見えるけれど、街の夜明けは人の営みがよく見えます。うつむきながら駅に向かうサラリーマン、明け方まで飲んだであろう夜のオネエチャン、同じように朝練に励むランナー。ジイチャンバアチャンは田舎だって街だって早起きだ。
ホテルに戻って熱いシャワーを浴びて、しっかり朝食を食べて(ホテルのバイキングでいつも朝の消費カロリーが相殺される)、出すモンは出して、もりもりと溜まったメールをえいやえいや!と返信し終えると、よっしゃ行くぞー!と気持ち良くホテルを出てスタートダッシュができる、気がします。
出張ってやっぱり、しっかり疲れます。
長時間の移動、はじめてのお客さんとの商談。食べるものは偏ってしまうし(うどん&ラーメンの麺サイクル)、慣れないベッドで眠りも浅くなってしまいます。
移動やアポの間に電話とメールがモリモリと溜まっていき、その対応に追われ次のアポの時間に追われ、キリキリとHPが減っていきます。
夜は夜で、飲んで飲んで飲み疲れて記憶も曖昧、シャワーも浴びずに布団に入って翌朝二日酔い、なんて日もあります。こんなんじゃダメだ!
「どうせ疲れるなら、良い疲れ方をしよう」というのが最近のテーマ。
それは精神的にも肉体的にも。そして、良い疲れ方かどうかは布団に入る時に分かるんだと思っています。
「嗚呼、明日の午前中までにあの案件の見積もりしなきゃ。あ、資料も作ってないわ」なんて頭によぎったが最後、布団に入っても気持ち良く眠りにつけません。「今日やるべき仕事はしっかり納めた」と心から思えた方が布団が気持ちいいもの。
今日はぜったいに18時までに仕事を終わらせるぞ!とフルアクセルで仕事を終わらせてプールに直行。スイミングキッズ達にまぎれて泳いだあと、スーパーに駆け込んで一週間分のお買い物が出来たなんて日は発泡酒もいつもより美味いし、布団に沈み込むように眠ることができるもの。
金曜日の夜、溜まった仕事を納めて、気の置けない仲間と酒を飲むのも楽しい。けれど、金曜の夜こそさっさと寝てそそくさと起きる。夜明けに起きて、走って、シャワーを浴びて、朝ごはんを食べて、洗濯物を回して干して、掃除する。一息つく。うわ、まだ8時前じゃん幸せ〜!って最高の休日スタートダッシュです。
精神的にも肉体的にも良い疲れ方ができるように過ごすってことは、仕事も運動もとことん効率的にやらないといけないし、休むべきときに密度濃く休まないといけないのかもしれません。そのためにもっと働けもっと動けジブン。
運動する人は鬱病になりにくい|「心を強くする」には運動が欠かせないワケ うつ病の治療と予防には定期的な運動が効く | The New York Times – 東洋経済オンライン https://t.co/dp4mOgQBzQ @Toyokeizaiさんから
— ハダトモヒロ (@hada_tomohiro) 2016年12月9日
「運動は肉体的かつ精神的な健康を向上させる手段であることを確実に論証している」と記事にも書いてあるけれど、肉体的な活動が心の健康に影響するって本当ですね。良い疲れ方って大事だ。
一日の終わりに良い疲れ方ができたかどうか、なんて考えているとあっという間に年末で、同じように今年一年は良い疲れ方ができたのか?と自問する師走です。あ、今日の昼にラーメン屋で大盛りにしたのは失敗だったな。