ハダ
ウルトラマラソン&トレイルランナーのハダです
岡山県北の人口1500人の村・西粟倉村に住んでいるということもあり、出場するトレラン&マラソン大会は西日本開催のものがほとんどです。
今回は、実際に自分が出場したレースの中から満足度の高いおすすめレースをまとめてみました。
過去3年で参加したレースから10本を選びました!
トレイルランニング編
阿蘇ラウンドトレイル(熊本・阿蘇市)
阿蘇ラウンドトレイルは熊本発・西日本最長のウルトラトレイルランニングレース。
100km越えのウルトラトレイルランニングレースは全国に数える程度しかありませんが、東日本に集中しています。西日本では阿蘇ラウンドトレイルだけ!
ハダが過去に参加したトレランレースで一番満足度の高いレースが阿蘇ラウンドトレイル。ぶっちぎりで優勝。
まるで日本と思えないような絶景の中を走ることができ、感動して涙が溢れてきました。
- 開催 2019年5月11日(土)
- 場所 熊本県阿蘇市
- 概要 総距離121km&獲得標高6,834m
近くには黒川温泉などがあり、観光や宿泊にも困らないのも嬉しいポイント。
ハダはお妻さまとお妻さま両親と家族旅行がてら出場しました。
- 熊本発・西日本最長のウルトラトレイルランニングレース
総距離121km&獲得標高6,834m - 日本とは思えない阿蘇山の圧倒的景観
過去に参加したトレランレースでダントツNo.1の絶景 - WEBで詳細情報が事前に分かりやすい
コース対策やドロップバッグの準備などしやすい
この日しか走ることのできないコースで放牧牛の間をすり抜けて走ったりもします。まさかトレランレースで牛の真横を通ることになるとは🐮
まだ開催3回目ながらもすでに全国屈指の大人気レース。第3回大会はネットエントリー開始から4分で定員600名に到達する大クリック合戦が行われたのでエントリー開始日は要チェック!
レースの様子はこちらに書きました👆
FORESTRAIL SHINJO HIRUZEN(岡山・新庄村)
この投稿をInstagramで見る
FORESTRAIL SHINJO-HIRUZENは岡山県もとい中国地方で開催される最長のトレランレースです。
こちらも阿蘇ラウンドトレイルのように絶景コースが魅力。
トレイル比率が高いのであまり道路は走りません。また、杉や桧などの針葉樹林ではなく、ふかふかのブナ林をひたすら走ることができて気持ちの良いレースです。
- 開催 2019年9月22日(日)
- 場所 岡山県新庄村
- 概要 総距離72km&獲得標高3,252m
開催地の新庄村は岡山県に残る村2つのうちの1つ。もう1つの村はハダが暮らす西粟倉村。同じ村ということもあり親近感があります。
大会運営スタッフのホスピタリティも素晴らしく、声援があたたかいレース。
- 中国地方最長のトレイルランニングレース
総距離72km&獲得標高3,252m - トレイル比率高く、ふかふかブナ林を駆け抜ける気持ちの良いレース
見慣れた杉や桧の針葉樹林にはない天然林の多様さが美しい - 充実したエイドで岡山名物のぶどうやマスカットも登場
レース後半で食べた蒜山焼きそばが旨くて涙が出ました
エイドが充実していることも嬉しいポイント。ぶどうやマスカットが美味しくてついつい長居してしまいます🍇
OSJ氷ノ山山系トレイルレース(岡山・新庄村)
この投稿をInstagramで見る
OSJ氷ノ山山系トレイルレースは関西エリアで最長のトレランレース。
兵庫県最高峰の氷ノ山(1,510m)を走ることができます。
50−60km級のレースならまだしも、西日本で開催される70-80km級レースは少なく、100km越えのウルトラトレイルの前に挑みたい大会ですね。
- 開催 2019年10月21日(日)※2019年6月時点で2019年開催日未定
- 場所 兵庫県香美町
- 概要 総距離78km&獲得標高3,500m
全国でトレランレースを開催しているOSJの企画なので、良くも悪くもさっぱりして鍛錬感のある大会。
- 関西エリア最長のトレイルランニングレース
総距離78km&獲得標高3,500m - 兵庫県最高峰の氷ノ山(1,510m)を駆け抜ける
スキー場ゆえの激しい登り下りがキツくて悶絶するが景色は◎ - 100km越えウルトラトレイル挑戦前に弾みをつける関西トレランレース
関西・四国・中国エリアで70km超レースはFORESTRAILか氷ノ山の2つ
「2018年はFORESTRAILと氷ノ山の70kmレースを完走して2019年はウルトラトレイル挑戦だ!」と100km越えウルトラトレイル参戦への弾みをつけることができたレースでした。
千羽海崖トレイルランニングレース(徳島・美波町)
千羽海崖トレイルランニングレースは、トレランレースには珍しく1月に開催される大会。
1年の始まりの肩慣らし(足慣らし?)に参加したい37kmのショートレース。
ハダは2017年・2018年と2年連続出場。
特徴はトレランレースにもかかわらず海岸沿いをひたすら走るコース設計。
川に足が浸かるのではなく、海に足が浸かります(笑)こんなトレランレースは初めて。
- 開催 2019年10月21日(日)※2019年6月時点で2019年開催日未定
- 場所 徳島県海部郡美波町
- 概要 総距離37km&獲得標高2,310m
12月〜2月あたりまでは寒さや雪のため、トレランレースの開催が全国的にほとんどないのでこの時期に走れるのは嬉しいですね。
なにより海沿いを走れるので景色も楽しめるレースです。
- 37kmのスピードレース
総距離37km&獲得標高2,310m - 1月開催で1年のはじまりの足慣らしに最適
12〜2月はマラソンシーズンですがトレランレースを走りたい需要は高いはず - トレランレースには珍しい海沿いを走るコース設計
山と海を同時に楽しめる一風変わったレース
37kmだけではなく20km、13kmとショートコースもあるので友達と一緒に参加できるレースですね。
トレランはじめにおすすめのレースです。
熊野古道トレイルランニングレース(三重・熊野)
この投稿をInstagramで見る
学生時時代に熊野のお隣・尾鷲市に住んでいたこともあり、思い入れの強いレースが熊野古道トレイルランニングレース。
ハダは2016年、2017年と2年連続出場しました。
世界遺産・熊野古道を走ることができるトレランレースなので外国人ランナーも多め。
熊野は林業地なので天然林よりも杉や桧の人口針葉樹林がコースの中心です。
- 開催 2019年12月1日(日)
- 場所 三重県熊野市
- 概要 総距離50km&獲得標高3,000m
熊野は紀州半島なので12月開催にもかかわらず気温は温めなので雪の心配はほとんどありません。
- 12月なので1年の締めくくりレースに最適
総距離50km&獲得標高3,000m - 運が良ければ絶景の雲海を眺められる
プロトレイルランナー・鏑木毅さんと一緒に雲海を見ることができたのは思い出 - 熊野はメシ(エイド)が美味い
エイドで登場する名物サンマ寿司やめはり寿司が美味しいですよ
熊野地域は観光にも困らないので、レースと合わせて周辺観光も楽しみたいところです。
総距離51km&獲得標高3,000m、熊野古道の山々を駆ける熊野古道トレイルランニングレースを完走したのでレビューする(三重県熊野市・12月)ウルトラマラソン編
えびす・だいこく100kmウルトラマラソン(鳥取〜島根)
人生初のウルトラマラソンはえびす・だいこく100kmマラソンでした。いやぁ、フルマラソン2発&ハーフマラソン1発分の距離は長いすね。
ウルトラマラソンは人生で1回でいいやと思いながら何度もウルトラマラソンに出場しているのは、初めてのウルトラマラソンが「えびだい」で満足度が高かったからです。
5kmおきに設置されるエイドがたいへん豪華で美味しい補給食がたくさん。
しっかりエイドで食べれば、大荷物を背負って走る必要もありません。
- 開催 2019年5月12日(日)
- 場所 島根半島一円(松江市美保関町~出雲市大社町)
- 概要 総距離100kmのワンウェイコース
ワンウェイコースで島根半島を東西に横断するのでスタートとゴールの位置がかなり離れていますがゴールが出雲大社というのが良いですね。観光して帰れます。
- 島根半島を横断するワンウェイコース
日本海や宍道湖を眺めながら気持ちよく走れます - 5kmおきのエイドが充実
トレランレースに比べて、ウルトラマラソンはエイドが細かく設置されて充実度も◎ - ゴールが出雲大社なので観光も楽しめる
出雲大社周りは観光地なのでその場でリカバリー飯を大量摂取できます。スタバもあるよ
島根半島横断のワンウェイコースなので景観は楽しめるのですが、スタート(鳥取・境港)〜ゴール(島根・出雲大社)が100km離れているので1人で車で行くと痛い目を見ます。家族や友人と行くのがおすすめ。
境港→出雲大社の島根横断ワンウェイ式ウルトラマラソン「えびす・だいこく100kmマラソン2018」を完走しました奥出雲ウルトラおろち100km遠足(島根・奥出雲町)
人生2度目のウルトラマラソンもえびす・だいこく100kmマラソンに続き、島根で出場。奥出雲ウルトラおろち100km遠足は獲得標高が大きい難易度の高いウルトラマラソンです。
獲得標高1,500mってトレランかよ!と突っ込みたくなる標高差。
特に後半70km地点から15km以上も上りが続きます。コース一番の難所は高低差162mのおろちループ。これは心が折れる!
- 開催 2019年4月12日(土)
- 場所 島根県奥出雲町
- 概要 総距離100kmの周回コース
4月開催ですが、奥出雲町は島根の中山間地なので温度は低め。
折返し地点でドロップバッグを受け取れるのでお着替えや補給食の補充ができるのがありがたいです。
- フラットコースはほとんど無く、獲得標高が推定1,500m越えと激しい大会
後半70km地点から15km以上も上りが続く難易度の高いレース - 5kmおきに設置される充実エイド19ヶ所
島根名物の出雲蕎麦はもちろん、お寿司やたまごかけごはん、スイーツやチキンラーメンあり - 土日休みのサラリーマンに嬉しい土曜日開催
土曜日に終日レースなので日曜日はしっかり休めるし、当日受付OKなのがありがたい
人生2度目のウルトラマラソンでしたが、目標としていたサブ10(ウルトラマラソン10時間切り)を達成し、9時間32分11秒でゴール。自己ベストタイムを大幅更新できました。
なんと順位は総合11位!全体の上位2%に潜り込みました!29歳年代別順位で1位!12人しかいないけど(笑)
【奥出雲ウルトラおろち100キロ遠足】総合順位11位!年代別1位!人生2度目のウルトラマラソンでサブ10達成フルマラソン編
加古川マラソン(兵庫・加古川)
この投稿をInstagramで見る
加古川マラソンは河川敷沿いの超フラットコースを走り続ける自己ベストタイムが出る大会として有名です。
5,000人が参加する中規模レースだけあって、出店が豊富!トイレが多い!のも嬉しい。
さすが30回以上開催しているだけあって運営に慣れている印象です。
- 開催 2019年12月22日(日)
- 場所 兵庫県加古川市
- 概要 フルマラソン
河川敷沿いなので駐車場も多いし、駅からのアクセスも良いので車でも公共交通機関での移動でも参加しやすいのがポイント。
駐車場からバスに乗って会場まで移動する大会は時間も読みにくいし疲れてしまいますからね。
- 加古川沿いの河川敷を走る超フラットなコース
自己ベストを狙いやすいが、折返しも多く景色も変わらないので少し退屈なコース - ペースランナーが各ペースごとに10人弱いるのでペースが分かる
サブ3やサブ4を狙うランナーにはペース配分が非常にしやすい(し、心強い) - 参加賞ティーシャツが地元・加古川の繊維メーカー・ニッケのアクティブウール製!
生地&縫製しっかり、デザインもシンプルで◎
12月末開催のこのレースを1年の締めくくりレースに設定しています。
超フラットコースで自己ベストタイムを更新して気持ちよく1年を納めたい。今年も出るぞ!
河川敷沿いを走る超フラットコースで自己ベスト更新を狙いやすい加古川マラソン鳥取マラソン(鳥取・鳥取)
鳥取マラソン完走しました!
自己ベスト更新の3時間14分02秒。雨模様&アップダウンの激しいコースで自己ベストを更新できて一安心。
しかし、まだまだサブスリーが遠い… pic.twitter.com/i2DAuqCgC5— ハダ|材木屋トレラン猟師 (@hada_tomohiro) 2019年3月10日
鳥取マラソンは西粟倉村・最寄りの大都会・鳥取市で開催されるマラソン大会。
自宅から車で40分程度で参加できる毎年お決まりのレース。
鳥取砂丘をスタートして、市内をぐるりと回り、陸上競技場にゴールするフルマラソン。
地味に標高差があるのでタイムを出しやすいレースではありません。
- 開催 2019年3月10日(日)
- 場所 鳥取県鳥取市
- 概要 市内周回コース(スタート・ゴールの場所別)
ファンランは一切なし。フルマラソンのみに絞っているのも特徴ですね。
ハダはこの大会で自己ベストタイムを更新できました。サブスリーまでまだまだ遠い…
- フルマラソンのみに特化した大会
事前受付もないのでスムーズにレースに挑めます - アップダウンの激しいワンウェイコース
3月の山陰・鳥取は日本海沿いということもあり雪が降ることもあります - 市内開催なので観光もばっちり
街中で開催されるのでレース前後の観光も楽しみやすい大会です。
唯一難点と言えば、ペースランナーが居ないこと。フルマラソン特化の大会なので自己ベストタイムを更新しやすいようにペースごとにペースランナーを設置すれば満足度は高くなると思います。
【鳥取マラソン2019】スタートとゴールが異なるアップダウン多めワンウェイコースおかやまマラソン(鳥取・鳥取)
2019年で開催5回目のおかやまマラソン。中国地方で開催される15,000人参加の大規模なフルマラソンです。
スタートとゴールが同じワンウェイコース。アップダウンも少なめ。市内のど真ん中が会場なので声援も多く賑やかです。
- 開催 2019年11月10日(日)
- 場所 岡山県岡山市
- 概要 フルマラソン
唯一の難点は前日の受付が必須であること。そのため、岡山市内に宿泊する必要があります。フルマラソンで前泊しなきゃいけないのはちょっと面倒くさいですね。
- 岡山市内を掛けるフラットなワンウェイコース
参加人数は多いですが、コースはフラットなのでタイムは出しやすい大会 - きびだんごにマスカット、ラーメンまで登場するエイドの充実度
しかし、タイムを目指すなら止まっている暇は無いので食べられないというジレンマ - 15,000人参加の大規模レースなのでお祭り感が楽しい
市内中心地開催なので観光も楽しめる
参加人数が多い大会は受付やスタート直後で並ぶことも多くストレスフルなのですが、2019年は久しぶりに参加しようと思っています。
最後に
いかがでしたか?まとめは以上です。
「このレースはおすすめ!」「この大会が抜けてるよ!」というものがあればぜひ教えてください!
ハダが実際に走ります!