ウルトラマラソン&トレイルランナーのハダです。
今回はパタゴニアのレインジャケット、クラウド・リッジ・ジャケットのレビューです。
- パタゴニアでレインジャケットを買うなら何がおすすめか知りたい
- クラウド・リッジ・ジャケットのサイズ感や生地感が知りたい
- トレイルランニングやタウンユースで着用できるレインジャケットを探している
長年レインジャケットはパタゴニアのレインジャケットのエントリーモデルであるトレント・シェル・ジャケットを愛用していました。
しかし、トレント・シェル・ジャケットの機能面やデザイン面で物足りなさを感じるようになり、また、トレイルランニングでのハードユースを考慮してクラウド・リッジ・ジャケットに乗り換えました。
ハダ
トレイルランニング時のレインジャケットとしてはもちろん、季節を問わず雨の日に着用しています。タウンユースでも着用できるデザインやシルエットでお気に入り!
クラウド・リッジ・ジャケットの3つの特徴
171cm&66kgのハダはSサイズを購入
クラウド・リッジ・ジャケットの概要は以下です。
- 価格 33,000円(税込)
- 素材 H2Noパフォーマンス・スタンダード採用の3層構造
- 重さ 391g
- シルエット レギュラー・フィット
- カラー ブラック・ネイビー・レッド・ゴールド 4色展開
- サイズ Sサイズ(171cm&66kg)
お値段33,000円(税込)と高価なレインジャケット。
毎日のように着用するものではないし、防水性ありきの消耗品なので買うには勇気が要りました。
対して、パタゴニアのレインジャケットのエントリーモデルであるトレント・シェル・ジャケットは19,800円(税込)なので1.3万円以上の価格差があります。
【パタゴニア クラウド・リッジ・ジャケット】トレントシェル・ジャケットよりおすすめなレインジャケット今回ご紹介するクラウド・リッジ・ジャケットとエントリーモデルであるトレント・シェル・ジャケットの比較記事を書いたのでぜひご覧ください👆
トレント・シェル・ジャケットは、トレイルランニング時など雨の中で長時間激しい運動をした際に汗抜けが悪く、蒸れてベタついてしまう欠点がありました。
クラウド・リッジ・ジャケットはハードユースにも対応する防水・透湿性が特徴。
上記の性能差から、トレント・シェル・ジャケットからクラウド・リッジ・ジャケットへ乗り換えました。
171cm&66kgのハダはSサイズを購入しました。
ただ、クラウド・リッジ・ジャケットはレギュラー・フィットのレインジャケットなので、通常のパタゴニアのスリム・フィット製品と比べると比較的大きめのサイズ設定です。
特に袖と裾が多少長い印象ですね。
雨が入らぬよう絞って着用するので問題はありません。
XSサイズでもジャストサイズで着用できたのですが、トレイルランニング時にザックの上からも着用できる余裕が欲しかったのでSサイズを購入。
レインジャケットなのでお尻まで隠れる長めの裾丈
クラウド・リッジ・ジャケットの特徴は以下です。
- 防水・透湿性を備えたH2Noパフォーマンス・スタンダード採用の3層構造
- ベンチレーション代わりになるメッシュ裏地付きポケット
- 水分の浸入を防ぐコーティング加工済みのジッパー
- 首の後ろ側とチンガードに肌触りがソフトなマイクロフリースを使用
トレント・シェル・ジャケットには脇下にベンチレーション用ジッパーがあるのですが、クラウド・リッジ・ジャケットの場合、サイドポケットがメッシュ裏地付になっており、ジッパーを下ろすことでベンチレーションができるようになっています。
クラウド・リッジ・ジャケットの良い点
ヘルメットやキャップの上からでも被りやすいフードはサイズ調整可能
クラウド・リッジ・ジャケットの良い点は以下です。
- トレイルランニング時のハードユースにも対応する防水・透湿性
- シンプルデザイン&きれいなシルエットでタウンユースでも着用可能
- 軽量でコンパクトにスタッフサック収納できるので持ち運びやすい
多雨高温多湿な日本の山を想定して開発されたレインジャケットだけあって機能性は問題なし。
【完走編】総距離143km&獲得標高9,200m越ウルトラトレイル・2019年上州武尊山スカイビュートレイル140レビュー2019年9月に出場した上州武尊山スカイビュートレイル(143k&D+9,200m)では、夜から大雨が降りましたが、クラウド・リッジ・ジャケットを着用して走りました。
391gと驚く軽さはありませんが、長時間の激しい運動を続けても雨を弾きながら蒸れやベタつきは無く、快適に走ることができました。
ベンチレーションにもなるメッシュ付ポケット
また、生地にハリとコシがあり、シンプルなデザインときれいなシルエットなのでタウンユースでも大活躍しています。マットな質感も◎。
首元が高く、雨カッパ感が無いのでティーシャツやシャツ、フリース等どんな服の上から羽織っても良し。季節を問わず、雨や雪が降る日には着用しています。
スタッフサックに入れて丸めて持ち歩けるので、出張時にも重宝しています。
クラウド・リッジ・ジャケットの気になる点
水分の浸入を防ぐコーティング加工済みジッパー
クラウド・リッジ・ジャケットの気になる点は以下です。
- 脇下にベンチレーションが無いので熱がこもりやすい
- 袖口が長く広いため、絞るとテープが余る
- レインジャケットなので洗濯などのメンテナンスに気を使う
特に気になる点は、トレント・シェル・ジャケットのように脇下にベンチレーションが無い点。
透湿性は高いのですが、トレイルランニングなど長時間激しい運動を続けた際に熱がこもるように感じます。
雨なのでフロントジッパーを下ろすわけにもいかず、メッシュ裏地付のポケットに両手を突っ込んでパフパフするくらいしか対応策がないのが残念ですね。
首の後ろ側とチンガードに肌触りがソフトなマイクロフリースを使用
ポケットが両脇に1つずつしかないのが惜しい点。胸ポケットがあればスマホを入れられるので重宝します。
タウンユースであれば気にならないのですが、トレイルランニング時の使用がメインと考えると、もう少し軽量&コンパクトに収納できると嬉しいですね。
クラウド・リッジ・ジャケットの着用シーン
共布のテープ留め付き袖口
クラウド・リッジ・ジャケットは下記のように着用しています。
- トレイルランニング時のレインウェアとしてザックに入れて携行
- 季節を問わず、雨や雪の日に上から羽織って着用
トレイルランニングに特化してとにかく軽量&コンパクトなレインジャケットを探している方には大きさや重量が物足りないかもしれません。
しかし、マットでコシのある生地は高級感があり、シンプルなデザインなのでタウンユースでも着用しやすい点は見逃せません。
正直、トレイルランニングのレースに年間10本出場してもレインジャケットを着用する機会はその半分もありません。
ザックに入れて携行しても結果的に使わなかったということがほとんどなので、タウンユースでも着用できるクラウド・リッジ・ジャケットは汎用性が高い点が良いと思います。
軽量なスタッフサック付きでコンパクトに収納できる
トレイルランニング時のザックはパーゴワークスのRUSH UT2やサロモンのADV SKIN 5 SETを愛用しているのですが、それなりの大きさがあるのでメインコンパートメントのスペースを大きく潰してしまうのが気になる点。
【サロモン ADV SKIN 5 SET】2019年アップデート!収納力&整理力が魅力のトレランザック100km未満のトレイルレースならサロモンのADV SKIN 5 SETが定番。シンプルなデザインとフロントの収納力&収納力が魅力です。
クラウド・リッジ・ジャケットの購入方法
生地にコシとハリがある良質な生地なのでタウンユースでも着やすい
パタゴニア店舗、パタゴニア公式サイト、アウトドアショップ、楽天市場など、購入できる方法はたくさんあります。
レインジャケットゆえ、サイズ感が通常のパタゴニア製品とは異なるので店頭で試着してから購入するのがおすすめです。
タウンユースでもトレイルランニングでも季節を問わず、雪や雨の日にガシガシ着用するレインジャケットとしておすすめです👆