猪骨ラーメンの出汁を取った背骨と肉を捨てずに再活用してイノシシ肉のしぐれ煮を作ってみた

家の裏山で捕獲・解体したイノシシから手に入った大量の骨から猪骨スープを作りました。

スープを作るためにグツグツと煮込んだ背骨を捨てるのがもったいなかったので、再活用してイノシシ肉のしぐれ煮を作ってみました。最高のビールのアテ、ごはんのおかずができました。

猪骨スープづくりで出汁を取った背骨

イノシシを捕獲・解体した際に手に入った背骨(脊髄)をグツグツ煮込んで猪骨スープを作り、さらにイノシシのもも肉でチャーシューを仕込み、猪骨チャーシューラーメンを作りました。最高に美味しかった…!

くくり罠で捕獲したイノシシの骨で出汁スープを取って猪骨チャーシューラーメンを作ってみた 簡単ジビエレシピ!くくり罠で捕獲したイノシシのもも肉でチャーシュー(煮豚)を作ってみた

肉がたっぷり付いた背骨(脊髄)が…

グツグツと煮込むと…

ホロホロの肉の塊に…!

すべてを出し尽くして抜け殻になった骨や肉、野菜たち。

ザルいっぱいの肉を捨てちゃうのはもったいない!

出汁を取った背骨+肉を再利用してイノシシ肉のしぐれ煮を作ってみた

骨に残った肉や溶けた野菜を丁寧に取り出し、ホロホロのイノシシ肉を集めてみると結構な量が取れました。

ホロホロ肉に加えて、イノシシのもも肉でチャーシューを作った際に余った醤油ダレがあるので、その2つを合体させてしぐれ煮を作ってみます。

フライパンに油をひいて、にんにくをじっくり焼きます。

そして、ホロホロ肉を投入。

さっと醤油ダレと絡めて、しっかりと水分を飛ばす。

あっという間にしぐれ煮の出来上がりです。

イノシシ肉のしぐれ煮の完成

今までわざわざしぐれ煮を作ったことはありませんでしたが、こういった肉の余りを活用して作ることもできるんですね。

水分が少ない分、冷蔵庫で保存すれば長持ちしそう。

ビールのアテやごはんのおかずにイノシシ肉のしぐれ煮

醤油ダレがしっかりと絡んだしぐれ煮はしょっぱ辛くて美味しい。

なにより本来捨てる予定だった背骨からもう一品作ることができたお得感がすごい。

ごはんに乗せてももちろん美味しい。

さらにマヨネーズを加えたらイノシシのコンビーフ丼の完成。旨っ!しかしこれは完全にジャンク飯ですね。

ラーメンに乗せてみても美味しい。

お肉の代わりに焼きそばに入れてみた。イノシシ肉入り焼きそば。

しぐれ煮はもはや万能調味料ですね…!保存も効くし素晴らしい。