【宮古島100kmワイドーマラソン2020】標高差少なく絶景を楽しめる宮古島1周ウルトラマラソン

ウルトラマラソン&トレイルランナーのハダです。

2020年1月19日(日)沖縄・宮古島で開催された宮古島100kmワイドーマラソン2020に出場しました。

今回は宮古島100kmワイドーマラソンの大会レビューです。

こんな人に読んで欲しい
  • 宮古島100kmワイドーマラソンってどんなレース?
  • 新年1発目のウルトラマラソンレースを探している
  • レースに加え、観光も楽しめるウルトラマラソンを探している

2020年1月に沖縄・宮古島で開催されることもあり、新年1発目のウルトラマラソンに相応しい大会です。

ハダはお妻さま+お妻さま両親の計4名で家族旅行も兼ねて参戦しました。

レースと合わせて宮古島観光を楽しめるので家族連れウルトラランナーにおすすめの大会ですよ。

ハダ

圧倒的な宮古島の大自然を満喫できるコースなので走りながら観光も楽しめます

開催30回目を迎える歴史ある宮古島100kmワイドーマラソン

宮古島100kmワイドーマラソンの概要は以下です。

開催30回目を迎える沖縄の歴史あるウルトラマラソン大会です。

  • 開催日 2020年1月19日(日)午前5時スタート
  • 開催地 下地公園を発着とする宮古島1周
  • 受 付 前日受付のみ(下地公園にて14〜18時に受付)
  • 人 数 621名(男子:479名、女子:142名)
  • 制 限 14時間(開会式4:30〜、競技時間は5〜19時)
  • 参加費 15,000円
  • 距 離 100km
  • コース 下地公園 → 伊良部大橋 → 宮古島1周 → 下地公園
  • 申 込 申込期間は8月初旬〜11月末
  • 資 格 18歳以上で完走できる体力を有する者(高校生不可)
  • 備 考 100km以外に22km55kmの部あり

宮古島100kmワイドーマラソンの特徴は以下です。

宮古島100kmワイドーマラソンの特徴
  • 時計回りに宮古島1周コース
  • 沿岸部沿いコースで宮古島の絶景を楽しめ、伊良部大橋など観光地も通過
  • 1月でも気温18度前後と暖かい気候

なんといっても宮古島100kmワイドーマラソンの特徴は沖縄・宮古島で開催という立地!

宮古島の大自然を満喫するぐるり1周コースです。

1月は全国的にトレイルランニングやフルマラソンのレースが少なく、宮古島は1月とは思えない南国的暖かさなので冬はランニングが捗らない…と言うランナーにおすすめです。

宮古島100kmワイドーマラソンは伊良部大橋を含めた宮古島1周コース

宮古島を時計回りに1周する100km

宮古島100kmワイドーマラソンのコースの特徴は以下です。

宮古島100kmワイドーマラソンのコースの特徴
  • 伊良部大橋も含めた宮古島を時計回りに1周するコース
  • 細かいアップダウンは多いが累積標高は700m程度と低い
  • 30箇所のエイド設置、47km地点の着替袋受け取りなどサポート万全

宮古島は人口5万人程度面積160km2(=香川・小豆島と同程度)なので島内の移動は車移動がメイン

そのため、車移動すると非観光地以外はもっぱらスルーしてしまいがちです。

しかし、宮古島100kmワイドーマラソンを通して、宮古島を走りながら1周すると車移動では気づかなかった自然や風景に気づくことができ楽しい時間を過ごすことができました。

標高図では高低差が激しく見えるが最高標高は100m以下

獲得標高図では高低差が激しく見えますが、最高標高は100m以下と小さめです。

累積標高はハダのGPSウォッチ換算で700m程度でした。

また難関と言えば、60〜65km5km区間70mの登り坂がある程度でしょうか。

さすが沖縄・宮古島だけあり、1月にも関わらず気温は18度前後と暖かいことも特徴です。

コース難易度よりも昼前後の温度上昇でバテないかが心配ですね。

宮古島100kmワイドーマラソンでの目標と作戦

ハダの自己ベストタイムは9時間32分11秒

ハダの自己ベストタイムは、2019年4月に出場した人生2度目のウルトラマラソン・奥出雲ウルトラおろち100キロ遠足2019

タイムは9時間32分11秒。サブ9.5にわずか届かず。

【奥出雲ウルトラおろち100キロ遠足】総合順位11位!年代別1位!人生2度目のウルトラマラソンでサブ10達成

人生初ウルトラマラソンだったえびす・だいこく100キロマラソン2018では11時間24分39秒だったので、2時間弱のタイム改善に成功しました。

前半はじっくりと我慢し一定のペースで走りエイドでの休憩時間を極力短くする作戦がうまくいきました。

結果は総合11位20代年代別1位と大満足の結果を残すことができました。

奥出雲ウルトラおろち100キロ遠足2019の結果
  • タイム 9時間32分11秒
  • 総 合 総合11位/576人中(完走率85.5%)
  • 部 門 11位/460人中(男性)
  • 年代別 1位(29歳以下)/12人中

宮古島100kmワイドーマラソンの目標はサブ9(=9時間切り)

奥出雲ウルトラおろち100キロ遠足は累積標高1,500mを越える難易度の高いコースでしたが、今回の宮古島100kmワイドーマラソンは獲得標高が少ないことが特徴。

目標は強気にサブ9(=9時間切り)

奥出雲ウルトラおろち100キロ遠足での自己ベストタイムを30分以上更新したいところ。

少なくとも上位20位には食い込みたい!と鼻息を荒くしています。

エイド休憩を短縮し、ペース維持の徹底する作戦

ウルトラマラソンの1kmあたりの走行ペースとタイムの指標は以下です。

1kmあたりの走行ペースとタイムの指標
  • 6分00秒/km → 10時間
  • 5分50秒/km → 9時間43分20秒
  • 5分40秒/km → 9時間26分40秒
  • 5分30秒/km → 9時間10分
  • 5分20秒/km → 8時間53分20秒
  • 5分10秒/km → 8時間36分40秒

ウルトラマラソン100kmでサブ9(=9時間切り)を達成するには、5分20秒/kmあたりのペースを維持する必要があります。

前半に突っ込み過ぎず、一定ペースを維持しながら、エイド休憩は極力立ち止まらず短くすることで安定したレース展開を狙います。

宮古島100kmワイドーマラソンの装備

装備や補給は以下のものを使いました。

【オレは摂取す】アミノ酸8,350mg超の高成分オールインワン補給食【無料クーポンあり】

ウルトラマラソン・マラソン・トレランの補給食用ゼリーはオレは摂取す

エネルギー129kcal+アミノ酸8,350mg超のオールインワンゼリーで、エナジージェルとは違い水分の多いゼリータイプなのでチュウチュウと飲むことができます。

ウィダインゼリーサイズなのでエナジージェルに比べ持ち運びにくい面はありますが、ドロップバッグをうまく使いながらレース前半に3本、レース後半に3本を摂取しました。

【Naked Running Band(ネイキッドランニングバンド)】マラソン&トレランに最適、フィット感抜群ウエストバッグ

250mlソフトフラスクやスマホ、オレは摂取すを携行したいのでウエストバッグ・Naked Running Bandを着用しました。

2L以上の収納量があるだけではなく、ゼッケンも取り付けられるのでマラソンで重宝します。

【アルトラ・エスカランテ2】日本未発売オールブラックカラーをRunner innで初海外サイト購入

肝心のシューズはアルトラ・エスカランテ2を選びました。

今まではアルトラやホカの厚底シューズを選んでいましたが、もっとソールが薄い方が着地感覚を意識しながら走れるかな?ということで選択。

これが大当たりで足元はノートラブルで走り切れました。

実際に宮古島100kmワイドーマラソンを走ってみた

レースの様子をまとめました。

スタート直前

スタート直前の開会式の様子

朝3時15分に起床。

熱いシャワーを浴びて目を覚まし、3時45分にはホテルを出発。

宿泊したホテル・HOTEL LOCASでは宮古島100kmワイドーマラソン用にお弁当朝食プラン500円があったので事前に頼んでおきました。

おにぎり2つ+バナナ1本+ゆでたまごと朝ごはんをしっかり食べたいハダには嬉しいメニュー。

レンタカーを運転しながらお弁当を頬張り、4時15分には会場に到着しました。

会場で荷物を預け、スタートに備えます。

スタート〜25km:40〜50位でレーススタート

真っ暗闇の中でのロードが続く

朝5時にレーススタート。

最前列脇からスタートしましたが、最初は40〜50番あたりの順位をウロウロしながら走ることになりました。

ペースは5分20秒/kmあたりに落ち着かせたいものの、5分10秒/kmペースと気持ち早め。

ウルトラマラソン序盤は想定ペースより早くなってしまうことも多いので焦らずじっくり行く予定。

気温は朝5時でも暖かく16度程度。最高気温は20度の予想。

ノースリーブ+短パンでも寒くありません。

しばらくは郊外を走り、後に市街地を走る区間へと続きます。

伊良部大橋の復路では少し空が白んできました

15kmほど進むと、前日にターコイズブルーの海の美しさに感動した伊良部大橋に到着。

残念ながら真っ暗闇で伊良部大橋の絶景は眺めることができません。

しかし、折返しコースを利用して現在の順位を把握することはできました。

先頭ランナーから順位を数えると、伊良部島に到着した22km地点で現在30位

平均ペースは5分5秒/kmとハイペースですが、じわじわと順位を上げておきたいところ。

7-8kmおきに補給食を摂取し、エイドではバナナコーラを口に入れます。

お腹が減っていなくてもエネルギーは確実に減っているので、後半に備えてしっかり食べるようにしました。

しかし、とにかくエイドでは完全に立ち止まらず5秒以内に出ることを徹底しました。

25km〜46.5km:ウルトラマラソン初のコースロスト体験

宮古島の朝日は美しい

伊良部大橋を渡り切ると、日も高くなり、景色も明るくなりました。

しばらく同じペースで走り続け、お話をした奈良在住ランナー・赤道さんは宮古島100kmワイドーマラソン出場20回の超常連ランナーでした。

コース展開や宮古島について情報交換をしながら走りました。

のんびりした宮古島の雰囲気と景色が最高なんですよ!こんなウルトラマラソンは他にないですから!と毎年の宮古島を楽しみにしているとのこと。

それだけ愛されているウルトラマラソンだからこそ開催30回目を迎えることができるんですね。

宮古島には、まもる君19体、女性のまる子ちゃん1体が配置されている

宮古島名物の人形、宮古島まもる君に遭遇。

宮古島ではお土産用お菓子が販売されるくらいポピュラーな人形です。

前日の宮古島観光でも何体か発見しましたが、微妙に顔付きが違っているんですね。

そういえば、レース開始直後に先を走っていたリアルまもる君 @realmamorukun を抜いた覚えがないけど、いったい何処に行ったんだろうか…?

本来のコースは真っ直ぐだが、標識は右折を示し、スタッフも配置されていない三叉路

しばらくして大問題が発生。

池間島へと向かうことを考えると真っ直ぐ進むべき道ですが、標識は右折を示している三叉路に当たりました。スタッフも配置されていません。

あれ?どっちに進むの?!?!

先を走るランナーは見当たらず、後続のランナーも少し離れています。

池間島へと向かうなら真っ直ぐだと思うけど、後続ランナーを待つのも嫌だし、コースロストは怖いから標識通りに進もう!と判断したのが大間違いでした。

本当にこっちなのかな?と不安ながら500mほど進むと、後ろから猛スピードで車が走ってきました。

コースはあっちですよー!!とのこと。おいおい、コース違うじゃん!!!

ハダ、まさかのコースロスト往復1kmは辛い

後続ランナー1名も付いてきてしまい、申し訳ない気持ちになりながら、慌てて三叉路に戻ります。

すると、さっき抜いたランナー数名に抜き返されてる!!!うわー、やばいやばい!と焦って速攻ペースアップ。

順位が悪かったらコースロストを言い訳にしようか…という甘い囁きが聞こえます。

その一方で、100kmレースの1kmロストなんて大した言い訳にならないんだから走れ!と励ましの心の声も聞こえます。

後半潰れてもいいからとにかく今は順位を上げることを考えよう!と1人、2人、3人…とドンドンと抜き返しますが、その分心拍数も上がってしまいます。

池間島へと続く池間大橋手前のロード

32〜50kmまで続く池間島の折返しコースは長く、先頭ランナーから順位を数えることができました。

数えてみると現在20位。いい順位です。

コースロストはありましたが、少しずつ順位を上げることができています。

そして、後半の巻き返しを考え、先を走るランナーの顔や服装もしっかりと覚えておきます。

後続ランナーには、伊豆トレイルジャーニーで一緒に走った田中さんや、阿蘇ラウンドトレイルで一緒に走った安藤さんを発見。

ファイトー!と声を掛け合って元気も出ました。

裸足ランナー、ワラーチランナー、上半身裸で走るランナー、コスプレランナー、おじいちゃんランナー…ウルトラマラソンでは、それぞれのランナーが各々の目標に向かって一生懸命に100kmと向かい合っています。

ファイト!ファイト!と声を掛け合うだけで元気が出るし、懸命な姿に思わず涙が出そうになります。

みんな頑張ってるんだから俺ももっと頑張れ!コースロストなんて関係ないぞ、走れ!

46.5km〜80km:一定ペースを刻み14位に上昇

46.5km地点の猪俣中学校エイド

着替袋(=ドロップバッグ)の受け取りができるエイド・狩俣中学校に到着。

ウルトラマラソンの折返しエイドではようやく半分まで来た〜!とついついエイドで長く休憩してしまいがち。

今回の折返しエイドでの休憩時間は2分までと決めていました。

ドロップバッグから補給食を取り出し、ソフトフラスクの水を補給し、バナナを1本口に放り込んですぐ出発。

先に到着していたランナー2名はまだ休憩していたのでこれで順位が2つ上がりました

コースの至るところで宮古島の海を眺めることができる

エイドを出発してすぐ、先を走るランナーを発見しました。その距離500m

このままのペースで走ればジワジワと抜けるだろうと思っていましたが、なかなか距離は縮まりません。

毎回エイドは水分&バナナ1本補給と5秒以内で済ませているのに、彼もまたそそくさとエイドを出発するので追いつこうにも追いつけません。

でも、一定距離で彼を追いかけることができていれば良いペースで走れている証拠なので焦らずじっくりと走り続けました。

折返しエイド46.5km地点から14kmほど進んだ60km地点でようやく追いつくことができました。

どうやら彼は足を攣ってしまったらしく、かなりしんどそう。

余分に持っていた芍薬甘草湯MAGMAアスリートバーリィを渡して先を急ぎました。

その後、男性ランナー1名を抜き、さらに女子1位ランナーも65km地点で抜きました。

ハダのペースは一定ですが、前を走るランナーのペースが落ちてきているため、どんどん抜くことができています。

コース脇には牛が飼育されている様子を何度か見かける

70km地点を目前にエイドスタッフに順位を聞くと、現在の順位は15位とのこと。

よっしゃー、まだまだ行くぞ!

5分ほど先に2名のランナーが居ますよ!と教えていただき、モチベーションアップ。

しかし、70kmを過ぎたあたりから腰がズキズキと痛くなり始め、お守り代わりに持っていたロキソニンを投入。

腰だけではなく、ハムストリングス、ふくらはぎに疲労感を感じます。そろそろ攣りそう。

ドラクエ感のある東平安名崎灯台

観光地である東平安名崎灯台ではコースが折り返しになっているため、先を走るランナーとの距離を再び把握することができました。

フォームがきれいなランナー、すでに腰が落ちてしまい辛そうなランナー、淡々とした表情で走るランナー…いろんなランナーが居ます。

頑張れば10位以内もいけるか?と淡い期待を抱いていましたが、10位以内のランナーとは随分と距離が離れていることが分かりました。

残り25kmでどこまで差を縮められるかが勝負。

東平安名崎灯台を折り返したところでランナー1名を抜き、現在14位

しかし、折返しコースで発覚したのが後続のランナーも遠からずたくさん居るということ。

気を抜いたら一気に順位が下がってしまいそうです。

80km〜ゴール:大失速のラスト20km

残り20km地点のエイド

さあ、いよいよ残り20km

現在の順位は14位!上出来過ぎるレース展開!

ここまで来たらあとはガッツで押し切るだけ!と言いたいところですが、残り20km以降で大失速をすることになってしまいました。

上りでは勝負できないぶん下りでペースアップを狙うぞ!と焦ってしまい、下り坂で足を引っ掛けて盛大にすっ転んでしまいました

そして、転んだ勢いでハムストリングスを攣ってしまいます。

集中の糸はプツンと切れ脚はビクビクと痙攣

仰向けになったまま、しばらく立ち上がることができませんでした。

左肘から大流血。肘がジンジンと熱くなってきます。

100万坪の敷地を所有する宮古島ナンバーワンリゾート・シギラセブンマイルズリゾート

そして、転んでハムストリングスを攣ってしまってからはペースは落ちる一方。

80km地点まで5分10秒/kmとハイペースをキープしていたものの、上り坂で歩いてしまったり、下り坂でペースアップができず、6分/kmオーバーと一気にペースダウンしてしまいます。

このままじゃ駄目だ!と少しでもペースを上げなければと思うものの、足は前に出ず、心拍数も高くなる一方です。

どんどん前半〜中盤の貯タイムを切り崩す一方。

そして、残り10kmエイドを過ぎたところで2名に抜かれ、16位

ひたすらランナーを抜き続けていた前半〜中盤ですが、残り10kmでの順位ダウンにショックを隠せません。

なんとか彼らに付いていこうと背中を追いかけても一向にペースアップできず、背中は遠くなる一方です。

ゴール目前のハダ

ようやく残り5kmまで来たものの、1kmごとの標識が随分と長く感じます。

すでに両足のハムストリングスとふくらはぎが攣ってしまい、何度も立ち止まり、休憩しては走り出すことを繰り返します。

すでに目標としていたサブ9(=9時間切り)は制限時間オーバー

少しでも早いタイムでゴールしようと走っていると、ようやくスタート/ゴール地点の下地公園が見えました。

最後の力を振り絞って猛ダッシュ!と言いたいところですが、その気力も無く、ジョギングペースでじわじわと近づいてついにゴールテープを切りました。

ゴールでは妻や妻両親、友人がハダの帰りを待っていてくれました。

うおーーーん、長かったああぁぁぁーーー!!!!

宮古島100kmワイドーマラソンの結果

宮古島在住の友人・ハヤトがゴールでお出迎えしてくれました

宮古島100kmワイドーマラソンの結果は以下でした。

  • タイム 9時間10分48秒
  • 順 位 総合16位/621人中(上位2.6%)

レース後半で転んで流血した左肘が痛々しい

自己ベストタイムを20分ほど更新し、結果は9時間10分48秒でした。

順位は16位

目標としていたサブ9(=9時間切り)には10分届きませんでした。

うーん、悔しい…!

前半〜中盤までは順調過ぎるくらい攻めのペースだったのでラスト20kmの大失速が悔やまれます。

残り20kmはガッツで乗り切る!なんて思っていた自分を叱ってやりたい。

そんなに甘くねえぞ。

とはいうものの、自己ベストタイムを更新することができたのでホッとしています。

宮古島の観光情報まとめ(宿泊・グルメ・絶景)

宿泊したHOTEL LOCASの朝食ビュッフェの様子

最後に宮古島滞在中の観光体験をまとめました。

宮古島100kmワイドーマラソンに出場する際のお役に立てば嬉しいです。

宮古島は160km2と小豆島ほどの大きさがあり移動が不便なのでレンタカーを借りて行動するのがおすすめです。

HOTEL LOCAS|全室オーシャンビューのアクティビティリゾートホテル

宿泊先はMUJI HOTEL GINZA等のホテル運営に定評があるUDSHOTEL LOCAS

宮古島の友人曰く、インスタグラマーが集うお洒落ホテルとのこと。

夫婦旅行ならゲストハウスやビジネスホテルでも良かったのですが、今回は60代の妻両親と一緒に宮古島観光をしたので、しっかり休めてホテルでも楽しめるようにと選択しました。

週末はスタンダードダブルでお一人さま朝食ビュッフェ付き1泊10,000円前後

シャワーの排水が悪かったり、ドアの締まりが甘かったり、気になるところはいくつかありましたが、雰囲気は抜群で20-40代向けといった感じ。

朝食ビュッフェは美味しいし、ヨガなどのアクティビティもあるし、なによりオシャンティなリゾート気分を楽しめました。

ダグズ・バーガー 宮古島本店|宮古島を代表するハンバーガーショップ

店内にはテーブル席・カウンター席あり

宮古島の友人・ハヤト(写真左)が働いているダグズ・コーヒーの系列店、ダグズ・バーガーは宮古島ナンバーワンのハンバーガー屋さんです。

宮古列島で育てられている多良間牛を使ったジューシーで肉々しいハンバーガーは前日のカーボローディングに最適です(笑)

近所にハンバーガー屋なぞ存在しない田舎民ランナーにとって大口開けて食べるハンバーガーは久々、大満足の食べごたえでした。

リッコジェラート|島食材を生かした手作りジェラート専門店

ピスタチオ味はナッツの風味とぬたっとした食感を楽しめて美味

リッコジェラートは街中にあるジェラート屋さん。

沖縄と言えばブルーシールアイスクリームが有名ですが、宮古島はリッコジェラートです。

常時60種類以上のフレイバーがあり、島の食材を使って手作りされています。

街の中心地にあるので夕食前に居酒屋に向かう途中で食べるのがおすすめ。

ゆったりくつろげるイートインスペースもあるので、カフェ利用もできますよ。

郷家(ごーや)|三線ライブ毎日開催する沖縄料理居酒屋

ライブ後の集合写真

宮古島の居酒屋の中でも席数が多く、大人数でも楽しみやすい郷家(ごーや)

郷家の特徴はなんと言っても毎晩開催される三線ライブです。

オリオンビール片手に宮古島料理を楽しみながら、ライブも堪能することができます。

ライブ最後にはお客さんもスタッフも席を立って踊るという一大イベントが待ち構えています。

一緒に踊っていたら隣席の岐阜・恵那のアクティブシニア軍団と仲良くなりました(笑)

突き出しが食べ放題のサラダなので食物繊維を大量摂取できます。

伊良部島のイグアナ岩

インスタ映えの裏で爆風と絶壁で死にかけています

宮古島から伊良部大橋を渡り伊良部島にあるインスタスポット・イグアナ岩

道路脇に車を停め、「え、こんな道を歩くの?」と不安になる草や木をかき分けるとそこにあるのは大絶壁と宮古島ブルーな海。

おっさん2名でインスタ映えを狙いましたが、突き上げる爆風と絶壁で膝が震えます。

なんと海にはウミガメも居ました。

宮古島100kmワイドーマラソンの評価

1月でも最高気温20度だったのでノースリーブ+短パンで走り切れる暖かさでした

宮古島100kmワイドーの評価は以下です。

宮古島100kmワイドーマラソンの評価
コース難易度
(3.0)
コース景観
(5.0)
エイド充実度
(5.0)
観光
(5.0)
アクセス
(2.0)
総合評価
(4.0)

人生初訪問だった宮古島でしたが、想像以上に楽しく、大満足の旅行&大会でした。

レース中に会話をしたランナーの中には、宮古島100kmワイドーマラソンに20回以上出場しているツワモノ常連ランナーも居ましたが、その気持ちがよく分かりました。

日本とは思えない自然や気候、植生が生み出す絶景の中、100kmを走れる大会はめったにありません。

今回は妻+妻両親の4人で旅行がてら大会参戦したこともあり、大会前後にしっかりと観光も楽しむことができました。

宮古島100kmワイドーマラソンは家族連れのウルトラランナーにおすすめの大会ですよ。