高級スーパーに並ぶオーガニックな野菜よりも、向かいのおばちゃんが農薬を使いながら育てた野菜が食べたい

ブランドの新作の財布よりも、クタクタになりながらも10年使い続けたボロ財布の方がいい(今の財布はまだ時間がかかる) 家賃数十万の都会のタワーマンションよりも、ボロでも自分で手をかけ直しながら住み続ける家の方がいい(タワマンには一生住めそうにない) グラム単価の安さだけで選んだブラジル産ブロイラーよりも、下手くそながらも自分で捌いたシカの方がいい(そのためにもっとシカ獲れ自分)   これらを「丁寧な暮らし」という曖昧な言葉でくくってしまうと、途端に気味が悪くて嫌気が差してしまいます。別に丁寧でも何でもない。   自分にとって大切なのは、過程がちゃんと見えることな

日本全国総「昔は林業で栄えた」論。半世紀前の栄光と半世紀後の決まった未来とは

「かつては林業で栄えた地域でね」 「林業で儲けて家や車を買った人がたくさんいるよ」 もう全国各地で何度聞いたか分からないこれらの言葉。もうね、皆そう言ってます。   ところが、そういった地域のほとんどが現在はうまくいっていないようです。「今の方が林業の調子はいいよ」と昔より現在の方が良いと答える人に出会ったことがありません。つまり、日本全国「昔は林業が栄えた」けれど、現状はそうではないということ。   「かつては林業で栄えた」「林業で家が建った」以外にも、山や木の質について「年輪が緻密で色味が良くて真っ直ぐ」「ウチの地域は良質な丸太が多い」という話をよく聞きま

送料無料で翌日届くAmazon、最短納期で50年かかる木材

「ハダさん、今日は村にいらっしゃいますか?」 クロネコヤマトのドライバーのおにいちゃんからの電話。 今は会社にいますよ、と伝えたわずか3分後には会社に荷物を届けてくれる。家と会社が車で3分の距離なので、自宅にいなければ会社まで荷物を運んでくれる神対応、ありがたや。 とは言うものの、会社も自宅も完全にバレているのでインターネットで変なモノは絶対に買えないなといつも思う、これが田舎のサガ。 送料無料の送料は無料じゃない 一昨日Amazonでポチった本がもう届いたのでした。注文してから1.5日。驚く早さにもはや慣れてしまっているのが怖い。 なんでも買えちゃうAmazonだからワタシはも

人生は健康で決まる、健康は食事で決まる。健康な食事は常備菜のストックで決まる。

We are what we eat. 訳すと「あなたの身体は、あなた自身が食べたものから出来ている」「健康は食べ物で決まる」といった感じでしょうか。 大学入試センター試験・英語の文法問題で出てきそうなこの英文、いつどこでだれに聞いたのかもまったく覚えていないのだけれど、妙に頭の中に残っています。   最近、もっと速くもっと長く走れるようになりたい、と強く思うようになりました。歳をいくつ重ねても「今の俺が人生至上最高に走れるゼ」と胸を張って言えるような未来の方がかっこいいでしょ。そのためには、走る練習はもちろん、まずはお腹の周りについたお肉を落とさにゃならんと食べるものに気

西粟倉村産ウサギ肉入りのおにぎり「ウサギメシ」食べたよ

「おにぎりもあるからたくさん食べとくれよ、今日はウサギメシじゃ」 所属する西粟倉村・猟友会の打ち上げということで、会長のご自宅にお招きいただきました。酒を片手に夜な夜なジビエ祭りです。 イノシシやシカの炭火焼肉(シシの歯ごたえと脂が最高!)、イノシシ肉と骨で出汁をとった猟師鍋(うどんも汁もうめえ!)、そして、冒頭のウサギメシ(え、なにソレ?)。 ウサギ肉がたっぷり入ったウサギメシ。やさしいお味がしました #ウサギ肉 #ジビエ #西粟倉 ハダトモヒロさん(@hada_tomohiro)がシェアした投稿 – 2017 3月 11 7:28午前 PST ご覧の通り

赤ちゃんがハイハイしても安全、女性がストッキングを履いても安心の床づくり

お客さんを工場に案内し、木製品ができるまでの製造工程を見学していただくことが多々あります。 工場見学を楽しみにわざわざ東京から足を運んでくださるお客さんもいらっしゃるので、自然と案内にも力が入ります。   お客さんのリアクションはさまざま。 まるでトランスフォーマーのような製材機が丸太を食べ、あっという間に板になる様子に驚くこともあれば、高く積み上げられた木材の匂いに感動してくださることもあります。 宝物がはいった箱をのぞくように目をキラキラさせながら端材を選ぶ様子を見ていると、こちらまで嬉しくなってしまいます。 一本一本同じ木が生えていないのと同じように、木材

湯を注ぐためだけの道具

恥ずかしながらつい先日まで我が家にはポットがありませんでした。 いやポットくらい買えよって話なんだけど、電気ケトルはあるからスイッチひとつでお湯は沸かせるし、まぁ、鍋でもお湯は沸かせる。要はポットがなくてもあんまり困っていなかったのでした。   ただ、唯一困るのは週末の朝。平日は時間がなくてなかなかコーヒーを淹れることができないのだけれど、週末の朝に時間があるときは、豆をミルで挽き、ペーパードリップでコーヒーを淹れ、マグカップ片手に朝の読書、なんて優雅なサンデーモーニングを過ごしたいと思うのだ。そして、その際にポットがないことが致命的なのでした。   電気ケトル

別の大会の参加賞ティーシャツを着て走るランナーの心理とは?

トレイルランニングやマラソンの大会に参加すると、チームで出場しているランナーをよく見かけます。おそろいのティーシャツでレース前に記念写真を撮ったり、レース中にも「ラストがんばろう」と声を掛け合ったり。 正直とても羨ましくていつも指を加えているのが俺。いつかトレランチームとかラン部をつくってみたいなと思いながらも毎回お一人さまでレースに出場しています。寂しい! コミュニケーションを促す架空ランニングチームシャツ トレイルランニング用のウェアやギアを販売するマウンテン・マーシャル・アーツ(MMA)の新商品のニュースリリースをSNSのタイムラインで見かけました。 「TOKYO MOUN

蟹や波に見えるのは気のせい?石州瓦に隠された秘密のデザイン

西粟倉村のお隣、美作市の大原には古町という地区があります。 かつては鳥取(因幡)から姫路(播磨)までを結ぶ因幡街道の宿場町として栄え、江戸時代には参勤交代の道でもありました。   西粟倉村に遊びに来てくれたお客さんに美しい町並みを案内することもあれば、車があまり通らないためランニングコースとしてもよく通るこの地区。 実は足を運ぶたびに気になっているものがあります。そう、それは瓦です、カワラ。 瓦は全国各地で生産されていますが、良質の粘土が豊富に取れ、さらに交通の便が良い「三州(愛知県西部)」「淡路(兵庫県淡路島)」「石州(島根県西部)」が三大産地として栄え、日本三大瓦

500年の歴史をもつ裸男たちの争奪戦。西粟倉の裸祭りに参加してきました

俺は裸の男たちに囲まれていた。 いや、俺も裸の男たちの一部だった。   その数80人。皆ふんどし一枚の姿で声を荒げている。男たちの身体からは湯気が立つ。皆、あるものを手に入れるため血眼になって己の身体をぶつけ合っていた。雪が降り止まぬ西粟倉村、午後9時、氷点下3度。寒い。 わっしょいわっしょい。おら。どこだ。おいそっち行ったぞ。押せ押せ。抜け。身体起こせ。行け!行け!   2月第2週の土曜日、西粟倉村の岩倉寺で開催された裸祭りに参加させていただきました。そう、天下の奇祭、裸祭りです。 岩倉寺御本尊の観音様の御利益を集めた陰陽2本の宝木(しんぎ)を、精進した裸

包丁の入れ方ひとつだって地域のカルチャーだ。おばちゃん、いつも家で食べてるやつをちょうだい

「ここらの地域ではね、刺し身はぶ厚く切るもんなのよ」 ここは漁師町、赤提灯が軒に下がる場末の居酒屋。おばちゃんは続けます。 「魚はよく揚がるからね、ケチくさい食べ方はしないの。ぶ厚い方がモチモチして美味しいでしょ」   卓上にどんと置かれたカツオの刺し身。おばちゃんの言うとおり、とにかくぶ厚い。2cm近くの厚みがあります。決して鮮やかに盛り付けられているわけではないけれど、とかく刺し身の存在感がすごい。おばちゃんも刺し身も自信満々。これで一人前ですか。 新鮮で身のつまった刺し身一枚の重量感を箸で感じながら、ワサビをちょいと付け、醤油にさっとくぐらせ、一口で食べる。モニュ、

メリデメ論よりもお節介な勇気づけがお客さんの納得感を生む

家具屋さんで家具を買ったことありますか? 「家具を買ったことがあるひとって意外と少ないんですよ」 そうおっしゃるのはお仕事をご一緒させていただいている家具屋さん。いや、もはやライフスタイル屋さんとでも言うべきでしょうか。東京の一等地に店舗を構え、家具や雑貨などの製造・販売だけにとどまらず、店舗やオフィスなど空間の設計にも取り組んでいます。   テーブル、イス、棚やソファなどの家具だけではなく住環境に関するありとあらゆるものが揃う「ニトリ・無印・IKEA」の三大インテリアショップで買い物はしたことはあるけれど、いわゆる家具屋さんで家具を買うという経験をしたことがあるひとは少

筋肉は嘘をつかない!これからの就職先選びの視点に「マッチョな社長」が必要な理由とは?

本日Facebookのタイムラインを眺めていると、クリックせずにはいられない投稿がございました。岐阜県多治見市でシステム開発やWEB制作に取り組んでいるg-up・柴田社長のブログです。 論理だった文章は言わずもがな、刮目すべきはページ右下にある柴田さんの筋骨隆々の美ボディ。思わず拡大して二度見したのでした。今年47歳には到底見えない起業家アスリートの肉体美ったら凄すぎィ! マッチョな社長の会社に就職するとよい理由 「マッチョは、お腹が空いたから食事をするということはありません。筋肉を育てるために必要なものを必要な時に補給しています。」ジーアップ柴田社長のブログが秀逸すぎる(笑)|マッチ

住まい方や働き方を強く意識した空間づくりが当たり前になれば無垢が選ばれるようになるよ

久しぶりの東京出張。北上して向かったのは茨城県。パン製造会社さんの新工場でユカハリ・タイルをたーっぷりと使っていただきました。 パン製造会社の新工場に400平米、1,600枚のユカハリ 去年の秋に納品させていただいて以来、ようやく現場を見に来ることができました。西粟倉村から電車で7時間・700km先には圧巻の光景がありました。400平米、計1,600枚ものユカハリ・タイルが敷き詰められています。 茨城の食品加工会社リバティフーズさんの新工場でユカハリ。圧巻の400平米、その数1600枚っ! 仕上げの塗装はスタッフみんなでDIYで塗ってくれたとのこと。そして、土足やスリッパでは

【至急FAX確認】いまだにFAXとメールで消耗してるの?【お世話になります】

某ブロガーのごとく、煽るようなタイトルで記事を書き始めてみましたが、消耗してるのは何を隠そう俺自身なのでございます。木材業界も建築業界も、FAXとメール使い過ぎぃっ! 今日も「2週間前にFAX送ったんですけど届いてますか?」とお客さんから電話があり(届いてません!)、急な納品にバタバタと対応したのでした。嗚呼。こんなんじゃだめだ。 FAX送信したので確認してください、という電話の二度手間 「FAX送ったので至急内容確認してください」とお客さんからの電話。 「スイマセン…いま出張中なんで戻り次第確認します」と応える俺。とは言うものの内容が気になる俺。 「スンマセン、俺宛にFAX来てる